内覧会で思ったこと

さて
6月です。

5月は寒暖の差が激しく、体力が奪われまくりんぐでした。今年は冷夏＆暖冬だそうですが、ほんとなんでしょうかねぇ・・・




さて、先月末、ある完成内覧会にお邪魔しました。

大手のハウスメーカー内覧会とは違って、宣伝はせず、知人の方にだけ声をかけてお披露目したというものだったのですが(そこに呼んでもらえてとても光栄です。ありがとうございました。)


計画から完成まで3年をかけたというそのお宅は、施主のAさんの”こういう家を建てたい！！”という熱意と努力にあふれていました。


　内側外側の壁のほとんどが漆喰塗なんですが、壁塗り、施主さんが休日を利用して行ったそうです。（間に合わなくて有給もとったそうです）
　予算の関係もあったでしょうが、それ以上に、家を建てたという達成感は、断然大きかったでしょう。

そのほか、床も柱も作り付け建具もすべて無垢材を使用！！というこだわりよう。
ついつい長居してしまいそうな素敵な空間でした。

これから年月を重ねるほど味が出るんだろうなぁと思うと、うっかり『俺も家欲しいなぁ・・・』と口走りそうになるほどです。



あらためて、家を買うというのはこういうことだなと思いました。


予算が合うから。

大手だから。

お金さえ払えば理想の家が手に入るんでしょう？


それも大事なのかもしれませんが、もっと大事なのは、（自分にとって）大きな借金をして手に入れるだけの価値がその家にあるのか？だと思うのです。

建てた後だって、何十年も付き合っていく、大事な大事なパートナーなんですから。



金利情報にも踊らされず、消費税upにせかされることなく、とにかく自分の理想に近いマイホームを作ることに情熱を注いだＡさんと大工さんチーム。本当に素晴らしいです。



でも、、、住宅の広告を見ると、「金利が低い今がチャンス」「家賃払うのがもったいない」いまだにそんな広告を目にすることが少なくありません。
そんなことが動機になるようなら家なんか買うな！！　そういう広告を打つようなプライドのない営業はするな！！　※敵を作りそうなので小声でお送りしています。

と叫びたいくらいですが、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・


マイホーム計画を進めているあなた、是非、どうして家が欲しいのか、どんな家が欲しいのかよーく見つめなおして、家づくりを楽しんでください。