もう冬・・・暖房について

冷たい風と、徐々に低くなっていく太陽、晩秋は物悲しい季節ですが、なぜか大好きな季節です。


なぜなら雪が降らないから。


けれど、来週の天気予報・・・ついに・・・雪のマークが

もう一ヶ月～二ヶ月もすると、一面真っ白になるのか。そして雪との戦いの日々。。。


正直、もう勘弁して欲しいと毎年思っています。暖冬はいつになったらやってくるのか。自分が学生の頃は、こんなに降らなかったのに・・・

あの頃は、地球温暖化の影響で雪が少ないといわれておりましたが、ここ数年の豪雪も地球温暖化の影響なんだとか・・・あほらしい、誰がだまされるか！！




さて、これからの季節、暖房が欠かせなくなってきます。特に灯油を使ったファンヒーター。不動産業者さんによっては使用を禁止しているところもありますが、我が事務所では全面禁止している物件はありません

ではなぜ、禁止するところがあるのでしょうか？


答えは、燃焼時に水蒸気がでる→結露するからです



冬場は気候の関係もあり、換気をする回数がグッと少なくなります。


　となると、ヒーターからでた水蒸気の逃げ場がなくなり、室内に結露として現れる
→カビの原因になるんです。


特に鉄筋コンクリート(RC造)の場合、木造の建物よりも機密性が高いため、より逃げ場がなくなります。

RCなのになんで結露するの！？という方もいらっしゃるのですが、むしろＲＣだから結露するといっても過言ではありません。




解決するには、もちろん換気が一番なんですが、他には、エアコンを併用するのも効果的です。


エアコンから出る暖気は、水分を含んでいません（ホテルなどでつけっぱなしにするとのどが乾燥でがらがらに鳴るのはそのためです）ファンヒーターを使いながら補助でエアコンを使うことで、空気の湿度調整することができます。



結露によるカビは、入居者の方が退去時に補修しなければなりませんので、賃貸にお住まいの方は是非、冬場もエアコンをご活用下さい。


最近の住宅は高性能で、ちょっとの暖房で家中暖かいらしいですね。うらやましい・・・