りあるえすてぇいと・にゅうす

徒然なるままに更新しておりました・・・

家づくり、いろはの『い』

2013-04-19 17:29:00 | お仕事関係
今週でようやく、賃貸のほうもひと段落しそうです。。。が、今週から、わが子が入院するハメに。
週明けには退院できそうなんですが、入院と聞いたときは頭の中が真っ白になりました。


入院後色々調べると、このくらいの時期(1歳~2歳)に高熱が何日も続くのって、そんなに珍しくはないみたいですね。子育てはまだまだ若葉マークです。。。


さて、今回は仕事の話、、、ですが、子育てと一緒で、若葉マークの『建築』に関する話題です。


題して家作りいろはの『い』(何回この話題で更新できるかは未知数ですが・・・)


今回は、家の中でまさに縁の下の力持ち『基礎』についてです。



皆さん、基礎には二つの種類があるのをご存知ですか?

『布基礎』と『べた基礎』です。

この二つの何が違うのかというと。

布基礎・・・
建物の壁面に沿って連続して設けられた帯状の基礎のこと。断面が逆T字形になる。「布」は、建築用語で水平に連続していることを意味する。フーチング(基 礎底盤)がつながっていることから「連続フーチング基礎」ともいう。直接基礎の一種。一戸建て住宅でもっとも普及している。構造的には無筋コンクリートも あるが、鉄筋コンクリート造のほうが一般的。ひび割れしにくく地震にも強い。軟弱地盤ではフーチングの幅を広げる。

ベタ基礎・・・
建物の底面全体にわたってコンクリートスラブ(床板)を敷きつめる基礎のこと。地盤の上に舟形を浮かせるような形になる。「べた」は、建築用語で全面にコ ンクリートを打設することを意味する。「マット基礎」「ラフト(いかだ)基礎」ともいう。直接基礎の一種。やや地盤の弱いところでも不同沈下を起こしにく い。阪神・淡路大震災以降は通常の在来工法の木造住宅でも増加している。2×4工法やプレハブ工法では、べた基礎が一般的。

yahoo不動産より引用


にしてもこれだけじゃ分かりづらい。。。。

図で説明するとこんな感じです。



最近はベタ基礎のところが多いようですが、ここで落とし穴が。


必ずしもベタ基礎>布基礎ではないということです。


私が多く語るよりも、実際に家を建てた方のブログをいくつかご紹介します。

25坪の平屋日和

20年後も素敵な家
※ どちらのブログも、コメント欄が非常に参考になりますので、是非ご一読を

読めば読むほどに『ケースバーケースなんだなぁ』と納得させられました。
地盤の善し悪しが、土地全体均一であるなんて、だれも保証してませんからね。


よく考えたら、ベタ基礎が絶対に良いのであれば、全ての建築物がベタ基礎になるはずですし、法律もベタ基礎を強制するように改正させれてしかるべきですものね。




折角家を建てるという一世一代の大英断を下したのだから、家の中でも最も重要で後から換えの効かない『基礎』についても、なぜその基礎を使うのか、納得のいく説明を受けたいものですね。(逆に言うと納得のいく説明が出来ない住宅やさんは・・・)


賃貸の案内でもそうですが、物件の強みと弱み、どちらも把握していて説明できる方が、お客様の安心度がまるで違いますから。