極めるというのは、どんな世界でもスゴイことです。
先日、ちょっと用事があって大須へ行きました。
休日ということもあって、けっこうな賑わい。
用事を済ませた私は「ちょっとお茶でも・・・」と思ったのですが、どこも満席。
あちこちブラブラ歩いていると、大人な雰囲気の店構えのCafeを発見。
外には簡単なメニューも出ている。
どうやらコーヒー専門店のようです。
お値段は、普通のCafeに比べると少しお高め。
「でも、それだけ自信があるってことだよね・・・」と心の中でつぶやきながら入ってみることに。
扉を開けて一瞬怯みました
「バ、バ、バー???」
店内の明かりは、かなり仄暗くカウンター席には1席づつピンスポットが照らされている。
私が入った不思議な別世界は、Cafe Cerezaというお店。
小心者の私は、お店の隅の方のテーブル席に腰掛けることに・・・
コーヒーは普通に楽しみますが、全くの素人で詳しくありません。
とりあえず・・・・・スタンダードな感じのコーヒーを注文しました。
このお店の素晴らしいところは、注文すると豆を挽いてカップに入れて持ってきてくれるのです。
「まずは挽き立ての豆の香りをどうぞ・・・」と。
感動です!
「いかがですか?」と聞かれて「いい香りです」としか応えられない自分のボキャブラリーの乏しさに悲しくなりましたが(苦笑)。
私のテーブルに運ばれてきたコーヒーです。
美しいでしょう
マイセンのカップに入ったこだわりのコーヒー・・・なんとも神々しいです。
豊かな香りと深いコクが、普段飲んでいるコーヒーとは全く違います。
「入ってよかった・・・」と思うのと同時に「コーヒーにハマっちゃイカン!」と思いましたね。
お茶の世界も奥が深いですが、ここでコーヒーの樹海にまで迷い込んだら、外出先で何も飲めなくなってしまいます。
今だって外では紅茶をほとんど飲みませんから・・・
知らない方がいい!コーヒーは追求しない!!
そして今日も普段飲みのコーヒーを淹れるのでした・・・
追求はしないけれど、月に1度は通いたいな・・・ココ。
ゆっくり寛げるし。ちょっとだけ日常から逃避できるような(逃避したいのか?!)。
でも、大須ではよく迷子になるので、次はたどり着けるかなぁ。
私は元々珈琲専門店で働いていたので、レッスンでも珈琲をテーマにすることがあるのですが…。
両方好きな立場からすると
「珈琲なんて苦くて胃が痛くなるし、飲めないわ!」
って紅茶党の方や
「紅茶は味が無くて不味い」
という珈琲党の方にお会いすると淋しくなるんです。体質などもあって、合う合わないはあるかと思うものの、本当にちゃんと入れた物を飲まれたことがないのかな?と思ってしまいます。
しかし、「茶道楽は身代を潰す」と言われたこともあるので、そうならないように気を付けなければ。
是非、その時は香りを「ん~みだらなブーケの
香り」と答えて下さい
「茶道楽は身代を潰す」まさにその通りで、紅茶だけで充分でございます。
これ以上知らない方が身のためかと思った次第です
すみ右衛門>
「口の中でほどける淫らなブーケ」さっ(笑)。
二人で大須の商店街をグルグル回って、探しながら辿り着きましょう~。
高くても納得できるお店です。
僕はいつも堂々とカウンターに一人で座りますよー(笑)
店内はケータイすら使用禁止になっているので
まだブログに載せられてないけど、そのうち
ちゃんとお店の人に許可を得て紹介したいです。
えへっ写真撮っちゃいました・・・