なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

研修の壺 ~其の弐~

2009-10-14 17:36:53 | Weblog

~其の弐~
 『研修は、猿マネだ』


研修医は、学生時代には出来ない、さまざまな手技を行い、習得する必要があります。採血・ライン確保に始まり、動脈ライン挿入、CV挿入、縫合などなど。

どうすれば、上手に出来るのでしょう?


そう、『猿マネ』です。

採血が上手なNsの、針をさす時の注射器の持ち方をマネしてみましょう。
ラインをあっという間にとってしまう救急Nsの左手は、どこを持っていますか?
 留置針、右手のどの指で持っていますか?
 外筒を入れるのは右手ですか?左手ですか?

上手な人の手の形・指の形・立ち位置など、『猿マネ』できれば、
あなたも上手にできるはずです。よね?


あ、この人、上手だなぁ。と思う先輩は、鏡教師です。
(其の壱に出てきた、反面Drとは真逆ですね。)
鏡のように映しとって、『猿マネ』してみてください。

あなたの周りの鏡教師は誰ですか?


 Dr.Σ


研修医マッチング結果

2009-10-14 08:57:45 | Weblog
マッチングの中間結果が公表されました。
大学病院は医科歯科大の114人を最高に、最低は5名まで。
平均すると30名~40名程度の1位指名を集めているようです。

当院は9名の募集枠に対して、1位指名は3名。
聞いていたより少ないな?と思っていたら、入力していない学生さんが3名いたとのことで、実際は6名の1位指名とのことで、あらかじめ聞いていた情報通りでした。

研修委員会のメンバーとして、また、自分が当院で初期研修を受けた経験から言って、中徳が6名というのはもったいないと思いますね。9名でも少ないと思っています。

今年も多くの学生さんが見学に来てくれましたが、忙しくてこのblogで紹介できなかったのが残念です。新たに木村さんが研修担当専任者として医局内に配置されましたので、これまで以上に多くの情報を発信できると思います。ご期待ください。

「初期研修でのハードトレーニングは買ってでもしろ」というのが初期研修で一番大切なことだと私は思っています。
                 副研修委員長 今西康次