なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

県医学会 研修医による発表

2009-01-19 15:15:26 | Weblog
1月17日から18日の2日間、沖縄県医師会主催の医学会総会がありました。
当院からもたくさんの演題が出されました。
当院の初期研修医は年に1回以上の学会発表が課せられており、多くはこの県医学会で発表することになります。昨日は1年次研修医が以下の発表をしています。

関口 秀文(3年次) 救急総合診療部
BLS、AED、脳低温療法が奏功し、社会復帰した院外心肺停止の一症例

仲田 昌吾 外科
間欠的抗生剤動注療法が奏功した多発性肝膿瘍の一症例

上間 貴子 内科
近年稀にみるリウマチ熱の一例

松本 大資 外科
術前に診断しえたメッケル憩室による絞扼性イレウスの一例

新開 敬  外科
子宮癌手術放射線治療後の人工肛門、両側腎ろう、腹壁瘢痕ヘルニア、放射性皮膚炎を有する閉塞性動脈硬化症に対して人工血管を用いた血行再建術後に人工血管感染を来たした一手術症例

渡邉 洋平 内科
本態性血小板血症に合併した肺塞栓症に対しmonteplase を使用し救命し得た一例

棚原 真希子 小児科
同胞からの感染を契機に発症したと思われる川崎病の一例

南 小百合 小児科
除菌療法が有効であったヘリコバクター・ピロリ関連性鉄欠乏性貧血の1例

島袋 伸洋 小児科
動画で発作が確認できたてんかんの2例

写真は川崎病の兄弟症例を発表する棚原先生。小児科ローテーション時に私と一緒に担当してくれた症例でした。みんなしっかり準備して立派に発表していました。
副研修委員長 今西康次