今日は真面目な話。
だけど一人言。
友達の話です。
わけあって今大変な生活を送っています。
病気で余命○年とかいうわけではないのですが
精神的には我々が想像できる範囲を超えてきついということだけはわかる。
友達なんで。
でも近頃になり、笑顔が増えてきているような気がする。
子供と一緒に生活が出来る。
まずは当たり前のことを 今強く幸せに感じているということかなと・・・。
今まで当たり前に家にいた子供達がいなくなるかもしれない
という可能性は
考えたくもないが、
現実にはそんなことも起こりうる。
そう思えば子供達との時間を大切にすることも当たり前のことなのかも知れない。
彼は決して子煩悩で、
仕事より家庭
自分の時間より家庭
という
いわゆるイクメンキャラではない。
決して優等生とは言えないし
クソみたいなこともするし
ろくでもないこともしてきたし
頭悪いところもあるけど
結果的にはできた人間だと私は思う。
祖父母、ご両親、兄弟、犬、猫
私も小さいころからみんなと仲良くしてもらってきたが
全員間違いないし、残念ながら彼が一番バカかもは知れないが
私にとっても大切で大好きな家族だ。
そして彼は友達としては100点だ。
それは疑う余地もなく
私の周りの人間は概ねそう言うだろう。
仕事は土日は休みではないし、毎晩遅い。
出張で帰れない日もある。
朝晩起きている子供と会えない日だって多くあったはずだ。
それでも稼がなければならない。
それは家族のためだ。
ある特定の一人のためだけではない。
時間があれば子供の宿題を見てあげて、
音読を聞いてあげて、
学校での話を聞いてあげていたのだ。
それを私は知っている。
先生だってみんな知っている。
だから子供たちの信頼は厚い。
子供たちの友達の信頼だって厚い。
なんならその親の信頼だって厚い。
それなのに
子育て、家庭生活について
ただ一人の言葉によって
真実が屈曲して
既成事実としてストーリーが作られていくことが
友達としてはとても耐えられない。
家庭をかえりみない、家事も何もしてくれない
飲んだくれの荒くれ男…
そんなのギャグの世界だろ。
というかむしろどっちだよ。
男女としての二人の関係や問題は私は知らない。
そりゃこの世の中、赤の他人同士が一緒にいれば
大なり小なり色々あろうが
そんなものはほとんどがお互いさま。
絶対的にお互いさまだ。
だからこそ、父として、
人生を崩壊させられる程の非があったとは
どうしても思えない。
私がPTAで役員をしていて
苦しい時や助けが必要な時
声をかけると必ず手を貸してくれる。
今まで仕事を理由にあまり参加しなかった学校行事にも
今は出来る限り時間を使っている。
ほぼほぼ休日に行われる学校行事に毎回参加することは
会社や仕事の性格上、
そしてこの年齢にもなると立場上大変なことである。
にもかかわらずだ。
最初は子供のために無理にという感じだったかもしれないが
子供達やその友達、他の保護者達と楽しく休日を過ごすことも多くなり
本人も楽しめるようになったのだろう。
そうしてこんなことを言った。
「今までは土日関係なく仕事仕事って来たけどや、
今こういう状況なってや、
子供が小学校にいる数年だって思うと
こういう休み方もありだなって思うわ・・・」
この言葉が全てを物語っていると思う。
言えるか?
「家庭をかえりみない、家事も何もしてくれない飲んだくれの荒くれ男…」
が、こんなこと。
何より子供たちが嬉しそうだよ。
今までにないような満面の笑顔。
それが全て。
親として何が正しいのか。
何が子供にとってあるべき姿なのか。
彼はそれをわかっている。
絶対に。
口だけじゃなく行動で示しているから。
子供の幸せを一番に考えているのは誰なのか。
私は、いつでもその友達の力になろうと思う。
虚言なのか陰謀なのか知らない見えない力に私は怒っているが
それはそれ。
真実はひとつだ。
邪魔にならないようにできる限りの協力をしようと思う。
彼がノイローゼになってもディズニーランドに行きたいと言ったら
あっつと一緒に連れてくわ。
そしてそう思っている彼の友達はかなりたくさんいるはずだ。
そんな友達の話。
おわり。