MOCKING MONKEY BOOTH

野に咲かず、山に咲かず、愛する人の庭に咲く。

ピーターアーツ

2008-09-28 | 格闘技
昨日のK-1韓国大会。


今年GP4連覇のかかったシュルトとピーターアーツの試合、おもしろかった。


シュルトは強いけど、個人的にはあまり好きな選手ではないし、そういう考えをしている選手やファン、関係者は多くいる。

強すぎるという言い方もできるけども、でもヒョードルが強いというのとまた違う。

身長がデカイ上に空手の前蹴りとクリンチで相手を寄せ付けない。

つまらないのだ。


そんなファンの声に答えたのが昨日のピーターアーツ。


K-1選手としてはもはや引退してもおかしくない。37歳。
桜庭もそうだけど、このくらいの年齢の選手は、オレが20歳頃に最強だった選手達で、だから思い入れも強く、応援してしまうのかもしれない。


初期のK-1をアンディフグやベルナルド、ホーストや佐竹と共に支えてきている男。
みんな引退か第一線を退いているのに未だ毎年GPの決勝に出てくる。

スゲー男だ。

そして昨日はアグレッシブな戦い方でシュルトを判定ながら倒した。

また年末の決勝戦に出られる。


ホント、ここまできたら優勝してもらいたいと思うわ。

しかし決勝戦の相手はバダ・ハリ。

ガンバレやー。



アーツのいい話をひとつ。
数年前のK-1オランダ大会。
メインイベントではアーネストホートVSボブサップ
ホーストにとっては、地元での引退試合のはずだった。

当時ボブサップはK-1に参戦ごホーストを二度倒し、総合でも結果を出し絶頂の時だったのだが、この日、試合直前になってドタキャンをした。

理由は不明だが大人の話らしい。

メインイベントの試合が出来ないというピンチを迎えたK-1。

しかもホーストの地元でありホーストを見に来た客が殆どで、これで試合をしなかったら損害は大きすぎる。

そこで白羽の矢がたったのが、当日TVの解説者でスーツを着て会場にいたピーターアーツ。

彼はK-1を愛する気持ちでそれを了承。

急遽メインのリングでホーストと戦ったのだ。
トランクスは誰かに借りたらしい。
普通はコンディションとか怪我を考えればありえないっすね。


そしてガチンコ試合をしてK-1を救ったのでした。

人柄が表れてますね。

おしまい。


そんな色んなことを思うと、ピーターにはがんばってもらいたいなーと思うのでした。



保育園の運動会へ

2008-09-27 | Family
本日は娘の保育園の運動会へ。

会場は近くの小学校の体育館。


園庭より広いし、天気の心配ないし、風はないから体育館はいいかも。


日々練習したんだろーなーっていういろんな催し物を見せてもらった。


大勢の中にいる自分の子供。

壁には園で作ったいろんな工作物や絵が飾られてあり、そういうのとか結構感動。


それはとてもたくましく、オレの知らない娘の姿だ。

ちょっとウルっときた。


まだ年少のため、競技自体に戦い色はない。
来年は徒競走とかありそうだから、一緒に練習しよう。


うちの娘、足はそれ程遅くないはずなのだが、性格が恥かしがりやで人前で自分を上手に出せない。特に親が見てたりすると。


んでもそれだって娘の姿。


親としては全然受け止めてあげるし、それを恥かしいとも無理矢理直したいとも思ってない。


それは個性です。


絶対にそれは親が矯正できることではない。
そういう方向に促すことしかできないと思う。

あ、絶対でもないか。

でもオレはやらない。


ま、難しい話はいいとして、帰りにみんなに金メダルのご褒美。

全員とても喜んで帰ってく。


子供心をつかむのがうまいなー。


なにかと実りの大きいイベントだった。


秋だな。

DREAM6

2008-09-24 | 格闘技
DREAMを観た。TBSで。
アクセス数が激減するオレ格闘技ネタ(笑)
スルーすんじゃねーよ。

本日は画像多目で!


昨日はTBSがDREAMを放送していた。

CMあるし、入場もサプライズもないという何もかもに物足りなさを感じながら。

マッハの試合はハイライトでもやらなかったし。

だから画像でマッハを。


ま、仕方ない。


昨日はミドル級GPの準決、決勝も行われゲガールムサシがマヌーフとジャカレイという強豪2人を圧倒して優勝。若さって素晴らしい。



PRIDEでは郷野にやられてるはずなんだが・・・。


日本人では青木が未知の相手を秒殺。これまた素晴らしい。
入場曲のバカサバイバーがよく似合う。



船木vsミノワマンもガチンコ的にはいらないストーリー(かつての師匠と弟子)があったから緊張感はあまりなかった。しかも足関っていう所に船木の
必死さが表れてた。

必死の船木。Dr.コトーの時とは違うでしょ。


対するはミノワマン。最高のキャラ。



秋山はいい感じで悪になってる。
こにくたらしいくらいにヒールを演じてるからほんとにムカついてくる。
んでも彼にとっては楽な相手を選び過ぎ。



普通だったらミドル級GPの優勝者に宣戦布告だろう。

しかし吉田秀彦を指名。そんなんオジサンじゃん。見なくていいし。


ミルコは相手のローブローで試合続行不能となり残念な結果に。

そんな中、よかったのは所と山本の試合。


KIDと戦いたい所と、KIDの一番弟子山本篤。
かなりおもしろかった。


DREAM、次は大みそか。

どんなふうになっていくのかな。

戦極とくっついて対抗戦やりゃいいんだ。


そんときはペイパービューの視聴料金5000円でも見ちゃうかもね。

五味ーKIDとか。


あーしかしマッハの試合が見たかった。

親父会の芋煮会

2008-09-23 | 親父の会
地元親父会開催。

本日は昨年に引き続き芋煮会。

大人11人(仕事の都合で1名欠)と子供10人の大所帯だ。
子供は上は2年生~下は1歳9ヶ月の子まで幅広い。


親父たちは数週間前から計画、準備をし、当日も朝6時の場所取りを初め、買出しや会場準備におお張り切り。


みんな今日を楽しみにしていたというのだからおもしろい。
朝早く目が覚めたとか、昨日寝れなかったとか。

修学旅行じゃん。

ウケる。


風も強く、天気が心配されたが、とりあえずは屋外にて決行。

生ビールで肉を食い、芋煮を食って2時間くらい経っただろうか。

やはり雨がちらついてきた。


そして徐々に本降りに。
急遽ヨウの家の車庫へ移動。

まずは子供と嫁達を搬送。

雨の中テントをたたみゴミを片付ける。

生ビールサーバー、芋煮の入ったデカ鍋、ジュース酒類を冷やしていた衣装ケース
など、持っていくのがやたら大変なものばかり。

そしてバーベキューコンロは炭に火が入ったままの搬送を決行。
また火を起こすのが面倒だという横着心だけだ。


ヨウのエスティマの後部座席に2人でコンロの足を持って乗り込む。



熱い。

窓を開けると灰が飛ぶ。

車で2分程度なのだが、練炭自殺をする場合はこの要領かと思った。
ヤベーヤベー。
無事搬送終了。

やはり屋内は風とか影響しない分、楽。

でもこういう自然にやっつけられる感じは子供達にとっても絶対いい経験。
思い通りにはいかねーんだよ!って。

ま、ここでもお父さんがんばりました。

無事酒も食材も余すことなく平らげてお開きとなった。



食材について少々。

芋煮は昨年に引き続き長南肉やのしょう油味つゆだくで16人前。それとつくね
あとは太田肉やの国産牛カルビ1.5kgと豚0.5kg。
あとはエリンギ、ウインナー、チョリソー、ししゃも・・・。
これらはホントに鉄板だね。

それと得意のスモーク系。

今回はヨウがスモークキットをステンの鉄板を溶接して作成。
さすが。

チーズの燻製がとても美味くできあがった。

最後に芋煮にうどんを入れて食ったのだが、これがまた美味。

今回つゆだくにしてもらった理由がこれ。
昨年はつゆが足りなくなったから。


マジうまい。
これしょう油味の醍醐味じゃね?

んで、普通にうどんを食ったら、今度はそれカレー粉を投入。


このカレーうどんが最高。


つーかまあ食いすぎなんだけどもこんな時くらいはガッツくかなって感じで。



さて次回の親父会は、冬に蔵王へ一泊で。

なんて勢いで言ってたものの、現実的にこの10人の子供をどーやって見てるのかとか考えるとまだちょっと厳しい感じがするな。

よくてどっかに一泊で泊まりに行くくらいか。


それで、積み立てすることも今日決まったようだ。

軽く始まった親父会。

毎回かなりの出席率。

結構誇れる集まりだと俺は思ってて。



なんだかなー。意外に発展を続けている。

芋煮会

2008-09-21 | グルメ
芋煮会に行ってきた。


芋煮会って、この地域特有のもの。


全国的にはなんのこっちゃ?って話。



でもオレは芋煮が好き。


豚肉・みそ味よりも牛肉・しょう油味のほうが好き。

これだって知らない人はわけわからないでしょう。


ま、いいっす。


今日はみそ味。

これはこれで美味い。


芋煮会って、結局は人が集まるための理由として、「みんなで芋煮を食べよー」っていう勢いのもの。

季節季節の旬のものを集まってみんなでしゃべりながら飲みながら・・・。


そりゃ楽しいに決まってる。


子供たちからもこういう楽しさを小さいうちから知ってもらいたい。


んで、こういうのいっぱいできる人間になってもらいたいものだ。


明後日も親父会の芋煮会。

今日は子供少なかったけど、明後日は大人11人に子供10人。


会場はきっと動物園と化す・・・。



子供になんて負けてらんねえ。

戦いだ




アメトーーーーーーク

2008-09-20 | 芸人
アメトーーーーーークゴールデンSP

見た?

やっぱしおもしれーな。

¥タクン!オレ録画したからヨロシク。


ゴールデンになると少し甘めだけど、基本はよい。

今回はSLAMDUNK芸人に注目。


中、高とバリバリ部活をやってた頃がSLAMDUNK全盛期だったから、あの漫画への思いいれは深く。


だからちょっと期待はずれな所があったなあ。


もっとコアな所期待してたのだが・・・。


反して有吉は抜群の立ち位置で、実力を如何なく発揮していた。


やっぱウケるあいつ。


家電芸人は殿堂入りだな、ありゃ。

ヒデいい。


しかしやっぱ思ったのはアメトークは深夜帯が似合う。


画像はSLAMDUNKオールスター。

那須2日目

2008-09-18 | Family
那須2日目

朝ゴハンを食べて、向かったのはアジアンバザール。

アジア輸入雑貨の宝庫のような店が軒を連ねる。

前に那須に来た時もここに来た。

こーゆーの、妻が好きだから。


午前中はここで物色、いろいろ購入。


次はチーズガーデン。

チーズケーキうんまっ。


これまで道に迷うことも、渋滞に巻き込まれることもなく来ていたのだが、次にむかったアウトレットショッピングモールへの道が最大の渋滞だった。

8キロの道を12時着のはずが2時近くになった・・・。


渋滞中のマニュアル車はきつい。


しかし着いたそこは、とても充実した場所。


子供達が遊べるKIDsPARKもあるし、SHOPも充実。


アンダーアーマーのグッズを数点Get。


夕方、カフェでごはんを食べて帰路へ。



娘の「夜のお出かけっておもしろーい」っていう言葉で元気になるオレ。

バックミラー越しに息子の寝顔を見て安全運転を心がける。

9時半。無事到着。


前日がっちり寝たからか、それ程の疲労はないかもしれない。


子どもたちを寝たまま風呂に入れる。

湯船に使っても、髪をあらってもホントに起きなかった。


とりあえずパソコンを開き、本を読む。

中毒かもしれない。

さすがに眠くなった。


お疲れ!

那須へのたび-初日

2008-09-17 | Family
那須初日

7時自宅出発。

まずは朝マック購入し高速道路へ。


オレの車って普通車?中型?

よくわからんが、係りの人によってマチマチな感じ、ありえねー。


ちなみにオレの車はETCはついてない。

あんまり高速乗らない人も、絶対あっていいと思う。
痛感した。


約4時間後那須IC到着。

いざ、りんどう湖へ。

中々よい所。


入場料の話。
3歳以下は無料。我が家のチビも当然無料なのだが、おもしろいのは、ペットは入場料がかかる。


うちのは絶対ペットより楽しんでたと思うんだが・・・。

とりあえず最初は目に入るボートに乗りたがる子供達。

操作、難しい。

ロッコツマニアのスワンの旅。

あいつらスゲー。


続いて乗馬、ゴーカート、遊具、買い物、ゴーオンジャーショー、牛へのミルクあげ・・・




息子はいちいち馬にビビッて泣いていた。
冒頭写真、何故かヤギには強気。
ガンのくれあいだ!




勇敢な娘の乗馬姿。背中がとてもいい。



あっという間に半日が過ぎる。
かなり広い敷地のため、だいぶ歩いた。





りんどう湖を後にして今日の泊宿のペンションへ。



若いオーナー夫婦がやってる所で、同じような子供もいるところ。


売りとして子供が遊べるプレイルームがある。



こんな感じ。


実際、那須には大人だけでゆっくりしたい人達も来るだろうから、誰か知らぬ子供にワーギャーやられたら、むこうもこっちも嫌な思いをするだけ。

子供連れも安心っていうことは重要だ。


実際夕飯の時も丁度子供が飽きる時間帯にスクリーンにアンパンマンのDVDを流してくれたし。


他の客も全て子供連れ。

確かに小さい子供への理解がある人だけが泊まっていて、オーナーもそれをわかってということで、とても過しやすかった。


客の中に一人なんともならない子供がいたけど・・・あれは親が甘やかしすぎ!ま、いいけど。


夜は子供を寝かせてたまにはゆっくり酒でも飲もうなんて思っていたのだが・・


興奮して中々寝ない子供達のために部屋を真っ暗にしたら


家族みんなが爆睡してしまった。

夜9時の出来事でした。


一日目終了。

戦極

2008-09-17 | 格闘技
久々格闘技ネタ。


ついに戦極の地上波放送が決定。


なんのこっちゃって感じでしょうか。


戦極は総合格闘技のイベント名。

PRIDE消滅後、アメリカUFC、K-1系のDREAM、そしてこの戦極にだいたいの選手が分かれた。

PRIDEはフジテレビが当時放送していたし、DREAMは今もTBSが放送している。


しかし、戦極に出ている五味隆典は地上波に未だまともに乗ったことがない。


五味を見せないで誰を見せるんだって話。


もう3年くらい前に五味の試合は地上波で流すべきだったよ。もったいない。



ま、これで、DREAM、戦極ともにスカパーじゃなくても見ることができる。



しかし、地上波といえども、その決まった局はテレビ東京。


マジありえねえ。

見れねーし。


日テレがんばれよ。


そらいろ

2008-09-15 | カメラ・写真
今日の夕方6時前の空の色。


ご飯を食べようと食卓に座っていると、窓の外を眺めた娘が、空がピンクでキレイだと言った。


確かに。


丁度夕日が沈む頃、空はいろんな色になる。


んで、海まで歩いていってカシャッ!



うちの目の前の海。


ピンクとムラサキで海も照らされているし、くもの感じもすごく幻想的。


一日の終わりに娘に教えてもらっていいものを見た。


こんなふうに改めて目の前の海を眺めることなんてないもんな。


たまにはいい。

那須へ

2008-09-15 | Family
一泊二日で那須へ行ってきた。

片道4時間のたびは子供達にはちょっときつかったかもしれないけど、まあ半分以上寝てたわけだし。



那須ってすごく不思議な所だと思う。

金持ちの道楽っぽい人がほとんどなんじゃないかな。

ペンションにしろ、カフェにしろ、たくさんあるし。

夢、かなえました!

っていう匂いがすごくする所。


そういう所に行ってきた。



心配してた雨も夜だけ降って日中遊ぶ分には問題なし。


子供達のためにも行ったところとかやったことを残しておこう。


腰をすえて後で書く。





車イスバスケ

2008-09-12 | スポーツ
車イスバスケ

存在は知っていたが、今までちゃんと見たことがなかった。


今パラリンピックやってるから、TVでやっていた。

偶然見た。


鳥肌が立った。

なぜかはわからない。


かなり格好よかった。


腕とか超太い。


スクリーンかけたり、


ゴール下で競り合って、


ガツガツやってる。


生で見たらスゲーんだろうなあ。



リアルってマンガも車イスバスケのマンガで、立ち読み程度に見ていたからちょっとだけの知識はあった。


何かしらの障害がある人達がやってて、んで障害のレベルによって出れるメンバーも決まって、重度の人の出場機会を減らさないようになっていて、あとはボールもコートも車イスじゃないバスケと同じってことくらいだが・・・。


車イスバスケをしている人に会ったことも話をしたこともない。


この辺りにもいるのかな。


今日のTVではのこり20秒で南アフリカが3Pを決めて日本を逆転。


んでも日本は残り10秒でミドルシュートを決めて1点差で日本勝った。


すごい劇的。


メンタルが超人的だ。


ハンデをハンデと思わない。それを乗り越えて、見ている人にもそれを感じさせない精神力だ。


リアルって漫画では、障害が出た時とか、それで自暴自棄になる時期とか、いろんな場面が出てくる。
漫画だから格好よくハンデを乗り越えて復活してバスケをする。


今日出てた人たちそれぞれもそれ以上の過去を持っているんだろうきっと。
それはオレには想像もつかないし、知ることもできない。


TVで輝く彼らを見て勇気をもらう人はかなり多くいるだろう。



とにかく抜群に格好良く見えたのだな。

今日のバスケットマンたちは。

ペイント

2008-09-06 | Family
夕方子供達と遊んでたら、PCで画を描いてっていう。

むかし、ペイントでいろいろ描いてあげたのを覚えてたのだ。

ガチャピンとかムックとか、しずくちゃんとかワンワンとかうーたんとか・・・。



今日のリクエストは、自分ら兄弟とパパとママ。



うわー実物のヒト。


ハードル上がってるじゃないですか。



んで、描いてみた。


難しいんだなこれが。


手元が狂うし。


子供をあやしながらはきつい。


でもはまる。



そして完成したのが最初の画。



まあまあですね。



誰もあんまり似てないし。


しいて言えばオレが似てるかも・・・。


それでも子供は喜んでくれた。


ビットマップで保存すると2Mほどの容量になるから通常あまり保存はしたくないのだが、今回はとっておいた。


凝れは凝るほど深みにはまる遊びだな。こりゃ。


散るぞ悲しき

2008-09-05 | BOOKs
第二次世界大戦中の硫黄島の戦いで総指揮官であった栗林忠道。

栗林忠道が家族にあてて書いた手紙を中心に硫黄島の戦いが書かれている。

読み終わった。ソッコーだった。


オレは2006年のアメリカ映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で硫黄島の戦いを知った。


やべーと思った。



原作ではないらしいが、主演の渡辺謙はこの本を撮影中手放すことはなかったそうだ。



この栗林忠道は合理主義者であり、日本のイメージである万歳突撃による玉砕を一切禁じた。


無意味な精神主義を嫌い、現実的な作戦をとったということ。



加えて、理不尽な体罰の廃止、作業中の敬礼禁止など古い日本のやり方を意味のないものに関してはバッサり切っていった。



そういう意味ではニューリーダーであり、どこか坂本竜馬的だと思った。




たら・ればの話になってしまうが、この人が当時の首相だったら、また違う日本になっていたのではないかと思ってしまう。



彼は過去にアメリカにいたことがあるため、アメリカの国力と日本の国力の差を見て対米開戦には否定的であったのだ。

それでも戦わなければならなかった。


この島を守れば本土にいる家族が守られるということを考えて。




アメリカ側が5日で陥落すると見ていたこの島で36日抵抗をした。


しかしその36日間は今の世の中では想像することは難しい程過酷なものだったようだ。

「死よりつらい生を生きよ」とは彼の言葉。自決はするなということだ。




この題名の「散るぞ悲しき」

とは、栗林が最期に大本営に向けて打った訣別電報の中の一言だ。


当時の帝国軍人にとっては戦争で死ぬ事が美化されていたため、「悲しき」なんて言葉はタブーだったそうだ。

それでも栗林は大本営に向けてあえてそんな言葉を打った。


しかし、大本営ではそれを「散るぞ口惜し」と書き換えて新聞に掲載した。


偽造だ偽造。



ひどい話だ。




読めば読むほど苦しくなる本であった。




改めて戦争について考える。



くだらねえ。



もったいねえ。



この本、去年「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」を観た後に勢いにのって購入したものだが、映画が切なくて、切なくなりたくなくて放置しておいたもの。


現実を受け止めないとね。


また映画見てみよう。



余談。

この映画は2006年12月の半ばに映画館で妻と観たのだが、妻はそのすぐあとの23日に出産予定を控えていた。
戦争映画だから残虐なシーンや大きな爆発音も当然予想される。
こんなパンパンな腹をした妊婦が見ても大丈夫なものだろうかと心配したものだった。
結局オレが見たくて我慢はしませんでしたけど・・・。
26日には無事元気な男子が産まれたし。
よかったよかった。

京都トランプ

2008-09-04 | 身内ネタ
完璧身内ネタなんで、忙しい方はスルー願います。


大半田のバティが出張で京都へ。


そのお土産。


完敗です。


「京都トランプ」


そーきたかー。


これ裏は全面舞妓。

表は52面に全て違う京都っぽい写真が。





売れ筋はどんなもんだろ。


バティいわく、レジ脇にあったとか。


数年前から続いているお土産バトル。


オレもがんばらないと。


久々トランプでもすっかなー。


はまるんだろーなー。


とりあえず、バティ、どうもありがとー。