ひょんなことから会社の連中とトライアスロンにチャレンジすることになった。
日々挑戦、なんて座右の名は持ってないのだけど、トライは嫌いじゃない。
一週間たって身も心も復活気味なので7/14に参加したレースについて記録します。
SWIM1.5k.BIKE40k.RUN10k。
俺の担当はSWIM。
750mの2周。
1人9000円の申し込みを終えてからはプールで少し泳いではみるものの、1人では追い込めず。
ロクに練習もしないまま当日を迎えた。
それでも海育ちからくる根拠のない自信で、会場入りするまでは余裕こきまくり。
会場でコース下見して一気にナーバスに…
1.5kmって長い…
これ無理だろ…的な。
しかも水温18℃て。
しかしリレーだし、子供達もいるし、つなぐしかねえ。
それだけで何とかスタートラインへ。他の選手の真似してアップ開始。
めちゃくちゃ冷たい。
これは足つる人多いだろうなって予感。
案の定足の痙攣や肩が外れた人とか続出だったらしい…
必死で泳いでいる俺が、知る由もないことであったが。
9時。ほら貝の音と同時にスタート。
初心者は顔面蹴られたりするから後半に入水との情報をもとに後半から。
とはいえこれはホントの芋洗い!
人にぶつかって邪魔で仕方ない。
ペースをつかもうとしてもいい感じの所で人とぶつかり一旦停止。
それを繰り返すうちにどんどん体力が消耗されていく。
まだ300mしか進んでいない。
もうどうしたらリタイヤ出来るかとかリタイヤしたらどんな言い訳したらいいかとか考えてしまう。
でもそんなん考えながらも泳ぎ続けた。
1周目は辛くて辛くてだったが、2周目になると慣れてきた。
もう泳ぎきるしかねえと。
水は何度も飲んだけど川が近いからあまりしょっぱくない。
ただ濁ってて前後左右がわけわからなかった。
残り150m。
左足薬指あたりから痙攣の予感。
なるべくアームだけで進むことにしたが、どうしても意識が足へ。
そしてついに痙攣はふくらはぎへ。
まずい。
泳ぎをやめて立ち泳ぎしながらのマッサージ。
すると逆の足もヤバイ感じ。
これは一刻も早くゴールしないと真面目にリタイヤを余儀無くされる。
ここまで来て…。
それでもなんとか。両方のふくらはぎと太ももの痙攣を引きつりながらゴール。
BIKEへの中継まで100m程走らなきゃいけない。
これが非常に辛かったなー。
中継地点に着くと倒れこむ。
バトン代わりのアームバンドも自分で外せず、自分で立ち上がることもできなかった。
終わったー。
25チーム中18位。
何とか完泳したけど、トレーニングつんで、スタートも遠慮しないで前からスタートしてたらもっとイケる。
と思った。
俺の出番は終わったけどレースはまだ続いている。
医師会のバニラこと船見氏が40kmのBIKEをがんばっている。
彼は元国体選手だが近年はアウトドアスポーツにどっぷりはまってたわけではない。
がそこはやはりアスリート。
準備期間で400kmの練習量と高級イタ車が物をいう。
試走で記録していた1時間30分あたりではないかという予想を大幅に上回り・・・
1時間10分台でゴール。
25チーム中11位。
素晴らしい。
出来る子は違う。
体力も復活して着替えも終えたオレは次第に余裕が…
そしてアームバンドは我がチームのエース、ケンくんへ。
そもそもこのレースに出ることになったのはケンくんの熱い想いから。
レースに出るためにメンバー集めを始め早5年。弱小学校が部員を集めて大会に出て活躍する!みたいな昔の映画みたいなことをやったわけです。
我々素人ながらのレースを見てケンくん10km激走。
めちゃくちゃ早かった(笑)
何と25チーム中1位!
そしてあのよく見るシーン。
チームk2cの最終結果は25チーム中9位。
目標の一桁順位は達成した。
けどもっとイケるっていう思いのほうが強い。
SWIMとBIKEであと20分縮めたら3位も狙える。
そしてらいねんのリベンジを心に決めたのでした。
しかし、これ1人でやる人はホント鉄人です。
アイアンマンです。
終わってみればケンくん引っ張ってくれてありがとう。
出ようとしないと出れないからね。
とてもよい経験になりました。
しいて言えば同じ仲間でもう一チーム。出たら楽しいなぁ。
でも絶対、トレーニングしてからでないと痛い目に合う。
仲間、お待ちしてます。