MOCKING MONKEY BOOTH

野に咲かず、山に咲かず、愛する人の庭に咲く。

お祭り

2016-05-27 | 日々
行事が多いシーズンです。


先週は加茂地区のお祭り。




天気も良く、海もきれい。




港町のお祭り的な。


私の地元油戸のお祭りもそうなんですが、



漁業だけで生計を立てている家庭はもはや少なくて


平日にお祭りをやることは中々厳しい時代です。



若者も少なくなり、祭りの意味を伝えてきた村の重鎮たちも


年を召していくわけで。


それでも重鎮たちは環境変わっていることよりも


もっと大事なことがあると、ずっと同じことをしなければいないと


続けています。




そしてそれは次第に若者にとってストレスとなっていき…



仕事を休み


家族全員着物をレンタルし


お客をもてなし


1か月も前からいろんな準備をするわけなので


これ意味あるのかとか


面倒くさいとか


やらなきゃいけないのかとか


実際の意味合いを理解しないまま


イベントそのものが否定される風潮になりかねないような・・・


そんな時代です。





その地に生まれ育った人にとっては、



この時期に



こういうことをしなきゃいけないって教えられて



とりあえず同じことを続けているだけかもしれませんが



お祭りはずっと続けられている。





偉大なる惰性であると。




それって伝統というものの本質なのかなと。



にもかかわらず続けているというのは



その伝統の重みであり、地域の人の育ち方であり



プライドであるのですね。



子供のころに参加して



楽しかった思い出を、自分の子供にもさせたいとか



こんな経験をさせてあげたいと思う気持ちの大きさと多さ。




そういう伝統だけが、これからも伝統として引き継がれて


いくのだと思います。




ビジネスと違ってマニュアルとかないし


正直、お祭りとかちょっと面倒くせって思いあるし、




効率化を求めて


無駄を一切排除する


的な考え方も嫌いではない方ですが




こと、地域に関しては別に考えるべきですね。


実際面倒くさいことばっかですもの。


他地域からしたらうらやましくもない。



でもでもそのイベントに誇りをもっていて、


意味わからなくても参加する若者が育つ地域というのが


今はなんかいいなと思います。


年のせいでしょうか。





ちょっとくどくなりましたがお祭りも



大事にされているし、これからも大事にしていきたいものだなと



思いました。





さて、前置きがとても長くなってしまいましたが


今回はだいじゅの雄姿を見たいと思い


何とか午後の時間帯にお休みをもらい行ってきました。



加茂祭りでは、本物の獅子舞と一緒に


4年生が手作りの獅子で舞います。




2年前、うたのを見たと思ってたのに





もうだいじゅの番。


小学校が今年でなくなるので


最後かも知れません。



これも伝統なんですね。









とってもほほえましく、素敵なやつです。



だいじゅ作成の獅子は



大好き香川選手所属のドルトムントカラーでした。





おとといは天神祭り。



子供のころは出店すごく好きでしたけど



近頃は種類も多くて



何喰いたいのかわからなくなりますね。



けずりイチゴってあったので


すごい旨そうと思ったけど


思ってたのと違いました…(笑)




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