押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

増税が日本を破壊する 菊池英博 ダイヤモンド社 ¥1680-

2006-11-05 00:20:33 | 読みちらし
年次計画要望書関連で図書館から借りて読み始めたが、途中で頓挫。理由は「租債務」と「純債務」の定義というか理解の仕方が問題であるということに私が気づかされたからである。租債務とは負債で純債務=租債務ー金融資産である。金融資産に米国債が入るかどうか、は少し議論の余地があるらしい。
租債務と純債務の理解の仕方、定義が正しければ、その後の歯切れの良い議論は正しい事になるらしい。私の理解では1.負債は純債務で考える。2.そうすれば負債/国民総生産(GDP)はEU諸国並みの60%台になり、債務過剰国ではない。4.だから財政均衡至上主義による増税は間違い。5.経済活性化を考えた財政政策を考えよう。
国内では彼の説は少数派である。彼が引用している米国のDavid E. Weisteinの論文を見つけた。
http://www.columbia.edu/~dew35/PDF/happynews.pdf
50ページで読むにはちょっと時間が掛るだろうが、あれこれの専門用語も出て来る事だろう。そうすればまたそれらをググルってあれこれの論文、諸説を探す事が出来そうだ。


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