次の日は秋山郷に移動しました。
■大秋山集落から屋敷集落に戻る道。
お昼ぐらいから涼しい風が吹いて、期待していた少し秋っぽい感じになりました。
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■車を置かせてもらった小赤沢の「とねんぼ」の資料室のマタギの写真。
笑うところではないのだけれど、雪の斜面を引っ張り上げられるクマの姿が、
なんだかかわいいと思ってしまうのでありました。
■同じく資料室の絵と説明。
大事な食糧だったトチの実の皮むきであります。
「先祖代々受け継いだ技術、リス顔負けの早業」であります。うみゅ。
■福原総本家旧宅。
江戸中期に建てられたとのこと。中門づくり。
上の説明文に出てくる本家の婆様がちょうど草むしりをされていておりました。
■おばあさんが嫁に来た場所はこの旧宅。
白樺や桜の薪も燃やされていて、いい香りがしておりました。
■えびす様と大黒様の話、お札の話、
おじいさんの山谷を駆ける足腰丈夫な話、お盆前の泊りがけの買い出しの話、
■鈴木Boxyのお話、集落総天然痘の話、
飢饉で全滅した集落のお話、田んぼを作るためにどけた石の裏に沢ガニが、
たくさんいた話、鉄砲水ですっぱり削られた田んぼの話。
お話をたくさん聞けて、来た甲斐がありました。
とても満足できたのでもう帰ってもいいくらいでありましたが、先に進みました。
■上から見下ろす屋敷集落と中津川。
近くの集落にいくにも、深い沢を上り下りであります。
■奥に雲がかかった鳥甲山がそびえ立っております。
■豪雪地域の伝統家屋がとても美しいのであります。
■屋敷集落で民俗資料館を観察して、
■布岩山の岩壁をまじかに眺めながら、
■飢饉で全滅した大秋山集落に向いました。
■ちいさいアップダウンをいくつか越えて、
■大秋山村跡。
供養のために車が通れる道が作られているので容易にたどり着けますが、
歩くしかなかった時の山深さであります。
■戻り道。
上ノ原集落までは行って、タル山の滝から流れる水が溜まる湿原を、
見たいと思っておりましたが、宿題にして小赤沢に戻りました。
■バス停。
■美しいのであります。
■苗場山登山の民宿がポツポツと。石組みがきれいであります。
■少し高い所にある小赤沢温泉に向かい、
■ヌルンとしたお湯にザプンと入り、体が鉄臭くなって、
■きのこそばをおいしくいただいて、
■巻道をくるりと巻いて、車に戻るであります。
■下って、
■傾斜地のとてもきれいな田んぼ。
■「荷台の写真とっていいですかぁ?」
「いいよぉ。車で道を塞いで悪いねー。」
「いやいや、ここを自転車で通るほうが悪いでーす。」
稲刈りは終わっただろうか。台風が心配であります。
■ブレーキを握る手が痛い坂を下って車に戻りました。
あぁ楽しかったのであります。
■緑のモザイク。