根子岳に行ってきました。
雪不足は聞いていましたが、ここ数日、太平洋低気圧が通ったので、
ひょっとしてサラサラが楽しめるかもとの期待です。
とはいっても、この時期は、風の強い、ものすごく寒い中を、
カリカリのシュカブラや、思いっきりのウィンドパックや、笹やツツジの落とし穴に、
手も足も出ない状況が普通なので、条件が悪ければ、無理せず切り開きを、
滑って降りようという計画です。
今回は、菅平高原スキー場の奥ダボスのリフトを利用しました。
雪がちらちら舞う奥ダボスPで、車の外気温計が-7度だったので、
山頂付近は相当寒いと覚悟していましたが、次第に青空が広がり、
気温の割には暖かい一日でした。
奥ダボスPに駐車して、1回券500円を二人分購入し、奥ダボス第1トリプルでゲレンデトップへ。
09:30 ゲレンデトップ 標高1600m
10:10 非難小屋 標高1794m
11:30 小根子 標高2127.9m
三角点には登らず、右から巻いて北西台地状斜面の観察
12:00 根子岳山頂 標高2207m
12:30 滑降開始 小根子から、北西台地状斜面へ
13:20 切り開きに合流 標高1900m付近
14:00 ゲレンデトップ
■ゲレンデトップからの歩き出し。頂上方面はまだ雲の中。
■非難小屋。今回は寄らずに直登して上部で小休止。
■非難小屋上部の切り開き。笹がうるさい。今シーズンもヘリは飛ばないとうことなので、
圧雪はしてありませんでした。
■小根子直下からの根子岳。雪が多ければ直登も可能ですが、
木が密で、うねりも多いので、右から巻いていきます。
■ヘリポート付近。モンスターはまだまだ。
■根子岳。先行していたテレマーカーの二人組みが休んでいただけで、
静かでした。風も弱く、日差しもあるので、ここで大休止。
■小根子からの滑り出し。
■雪のよさそうなところを拾って滑るカミさん。
最上部は軽いパックでしたが、すぐに滑りやすい足首パウ。
■笹や隠れ石に注意しながらなんとか滑りますが、
1900m付近から下は、一面の笹原でした。ここであきらめて、切り開きへ移動。
■降りてきたゲレンデトップから見た根子岳。
ばかっ晴れとは言わないまでも、晴れ間が広がっていました。
思うようには滑れませんでしたが、山は気持ちがいいし、
新しいツアーパックのチェックや、持ち越しのシールのチェックなども出来て、
シーズン最初としては充実しました。