バティスト・トロティニョンがサイドメンとして参加しているアルバムは,
Moutin Reunion Quartet 『 Power Tree 』(2001 Dreyfus)
Moutin Reunion Quartet 『 Red Moon 』(2003 Nocturne)
Pierrick Pedron 『 Cherokee 』(2000 Elabeth)
Christian Brun 『 French Songs 』(2001 Elabeth)
Claudia Solal 『 My Own Philosophy 』
Jerome Barde 『 Bifurg 』(yourbuz.com)
OLH orchestra 『 G meets K 』(Yolk records)
Doudou Gouirand 『 Les racines du ciel 』(RDC records)
Jean-Luc Chevalier quartet 『 Hommage a jaco 』(seventh records)
などがあるようですが,僕の持っているのは,Moutin Reunion Quartet 『 Power Tree 』とPierrick Pedron 『 Cherokee 』だけです。Moutin Reunion Quartet の『 Red Moon 』も欲しいのですが,まだ巡り合えてません。
Pierrick Pedron 『 Cherokee 』(2000 Elabeth)
まず,このジャケット・センスは何なんでしょうね。これじゃ食指が伸びませんね。でも内容はかなりイイです。僕はピエリック・ペドロン(as)をこのアルバムでしか知りませんが,やや不安定に聴こえる(リップ・コントロールに難あり?)箇所も散見されますが,全体に激しくブローし,勢いがあり,そんなネガティブな要素など忘れてしまうほど魅力的な音です。ジュリアーニに結構似ているかも。系譜的にはパーカー系です。今回,検索していてたまたま面白い彼のライブ映像を見つけました。かなり貴重ですよ。ぜひ見てくださいね。おっと,トロティニョンのことを忘れてました。もちろん素晴らしいですよ。【愛聴度★★★☆☆】
Moutin Reunion Quartet 『 Power Tree 』(2001 Dreyfus)
優れた才能同士が引き合うように集結したムタン・リユニオン・カルテット。ご存知ムタン兄弟にトロティニョンとこれまた卓抜したテナー・マンのシルヴァン・ビュフ(正しい呼び方知りません)が参加しています。ほとんどがムタン兄弟のオリジナルで,フュージョン的な楽曲も多く,かなりカッコイイです。M-1の出だしからフランソワ・ムタンの強烈グルーブ・ベース・ソロです。このフランソワ・ムタンって人はエレキベースのフレーズを事も無げにアップライトでやってのける技術があるんです。凄いの一言です。おっと,トロティニョンのことを忘れてました。もちろん素晴らしいですよ。以前にマイ・ブログでムタン・リユニオン・カルテットの最新作『 Something Like Now 』を紹介してます。こちらも見てくださいね。【愛聴度★★★★☆】
<番外編>
トロティニョンとは関係ありませんが,シルヴァン・ビュフの『 Soul Notes 』(2001 naive)はマニュエル・ロシュマン(p),プリズムのクリストフ・ウォーレム(b)が参加していて,噛めば噛むほど味の出るスルメ的名盤です。時々ムショウに聴きたくなり,密かに楽しんでいます。【愛聴度★★★★☆】
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ちょっとムータン関係で恐縮ですが、先日新宿ディスク・ユニオンに行ったら、アントワーヌ・ヘルヴェ、ムータン兄弟、そして何とカールハインツ・シュトックハウゼンの息子マルクース(Tp)のセッションアルバムが置いてありました。ちょっと怖くて買わなかったのですが、お聴きになりましたか。
なんかレビュー見るとフリー・ジャズっぽいですよ。
僕は澤野の「Cornerstone」しか聴いてませんが,経歴のわりにおとなしめで,ムタン兄弟も控えめだったので,あまり印象に残っていません。
澤野盤が気に入った人がこのenja盤を聴いたらショックを受けそうですね。
僕は購入予定はありませんが,誰か買いますかね。
あとで聴いて見ます。
僕は未開封というのはほとんどないのですが,
先日,ナリーさんが今年のベスト10にも挙げていた
pilcのライブ盤は,僕も買ったのですがまだ未開封です。
そうそう,HoenigのDVDもこの前見つけて買ったのですが,
やはり未開封です。
僕も今年中に「今年のベスト10」をやりたいのですが,意外に今年は良いアルバムが少なくて,選考に苦慮しております。