雨の日にはJAZZを聴きながら

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Burt Bacharach 『 At This Time 』

2006年05月05日 21時25分31秒 | Around JAZZ

今日は1歳になったばかりの息子と一日中遊んでいました。まだ歩けないので屋外での遊びは無理ですから,もっぱらリビングでおもちゃ遊びですけどね。子供って変なもので,高いお金を出して買ってきたオモチャでは遊ばず,100円ショップで買ってきたバケツや,ペットボトルの空などの方が好きみたいです。今夢中なテーマは「移動」であるようで,無印良品で買ってきた紙ボックスを押して歩いたり,中に入って引っぱってもらうのがお気に入りのようです。

話はちょっと変わりますが,この連休中に妻が毎日子供と一緒に観ているという
NHKの「おかあさんといっしょ」を僕も何度か観ていたのですが,その番組の中で「ぼよよん行進曲」という中西圭三さんが作詞作曲した歌が流れるのですね。この曲,初めに聴いた時はサビの部分が覚えやすくてイイ曲だなぁと思っただけだったのですが,2回目に聴いた時にジーンと来てしまい,目頭が熱くなっちゃったんでよ。40歳過ぎた大人が子供の歌で泣いちゃうのもお恥ずかしい話なんですけど,これがホント泣けるんですわ。子供の歌だからといって馬鹿にしちゃいけません。

「どんな大変な事が起きたって,君の足の下にはとっても丈夫なバネが付いてるんだぜ~」という曲なんですが,企業戦士たるサラリーマンへの応援歌のようでもあり,なんだかとっても元気がでる曲です。ついでにゆうぞうお兄さんとしょうこお姉さんの振り付けもよく出来ていて,特にサビの「ぼよよ~んと空へ,飛び上がってみよう」のところの振り付けがとっても可愛いくて,しょうこお姉さんの元気いっぱいの踊りを観ていると「よーし,明日からも頑張るぞー」ってな感じです。このしょうこお姉さんこと,拝田祥子さんは現在27歳で元タカラジェンヌだったのですね。どおりで激しい踊りでも息切れせず歌えるわけだ。

あなどるなかれNHK。さすが中西圭三。可愛いぞ祥子お姉さん(ちょっと化粧濃いけど)。

ちなみにこの曲,
4月の歌ですから,もしかすると来週から観られなくなるのかもしれません。


          

さて,もう息子も寝てしまったのでゆっくり音楽でも聴いて寝ましょうか。しっとりしたところでバート・バカラックの久々の新譜,『 At This Time 』なんぞを取り出して聴いております。今回は一曲目からループ物でびっくりしますが,やっぱりバカラック。随所にバカラック・メロディーを散りばめ,極上のAOR?作品に仕上げています。バックミュージシャンもAOR世代には涙物のリズム隊の定番ヴィニー・カリウタ&ニール・スチューベンハウス,それにクリス・ボッティーも美しいミュート・プレイを聴かせてくれます。お決まりの親友エルビス・コステロも参加。個人的には昔のバカラックの方が好きですが,なにしろ80才近いバカラックのことですから,これが最後のアルバムだと思いますので,バカラック・ファンは買わずにいられません。