執事・メイド・従僕・使用人について。あらゆる作品が対象。出版元の詳細は記事中の作品名をクリック。amazonに行けます。
執事たちの足音
出ましたジーヴス その1
本日の召使 : ジーヴス(「比類なきジーヴス」国書刊行会より)
比類なきジーヴス
「なんで翻訳が出てないのだろう?」
つねづね思っていたシリーズだった。それがやっと…!
いや、いけない。ミエをはった。やっと…なんて知ったふうに。
でも知っている人は知ってるけど、知らない人は…(以下略)という作品だと思う。
私がこのP・G・ウッドハウスの「ジーヴス」(Jeeves)を知ったのはつい二年前。
大学の英文学の先生に「執事が好きなんです」とアピールしたところ、
後日、メールをいただいた。
「もうご存知だとは思いますが、あまりにも有名ないわゆる“Jeevesもの”と呼ばれるシリーズ作品があります」
あまりにも!? 有名!? いわゆる!? えっ知らんぞ!!
さっそく数あるシリーズの中から
ペンギン・ブックスのLife with Jeevesを買い求め、
英辞書を引き引き、読みはじめた。
いや、極端にいうと、辞書なんか引かずとも、
有能な執事ジーヴスと、ちょっとヌケてる主人バーティーの会話部分を読むだけで楽しい。
お答えに必ずsirがつく。この響き。はぁ心地よい。
「執事好き」を公言し続けていて良かった。
ちなみにこの会話部分、
今回ご紹介の「比類なきジーヴス」(森村たまき訳 国書刊行会)の翻訳では、こうなっています。
読み比べも楽しいです。単純に。
‘Sir?’→「何でございましょう」
‘Yes, sir.’→「さようでございます」
日本語って豊富だ。
よく英語→日本語にすると文章が1.5倍になるというけれど、本当だ。
この国書刊行会のジーヴスものは「ウッドハウス・コレクション」として、
「よしきた、ジーヴス」(6月近日発刊予定)
「それゆけ、ジーヴス」
続々発刊するようだ。うぁー待ち遠しい…。
執事ジーヴスと主人バーティーのコンビは、
英国ではシャーロック・ホームズと並び称されるほど人気があるそうだ。
日本だってホームズが定着しているのだから、
ジーヴスも受け入れる可能性は大でしょう。
うん、この本をきっかけに、ぜひジーヴスを招き入れよう。
関連リンク
執事ジーヴス(Aga-Search.com)
ミステリー・推理小説データベース。
「とくにユーモア色の強い作家の作品」のひとつとして紹介されています。
執事ジーヴスの名に「心配専用係」と冠するセンスがステキ。
Ask Jeeves(Ask.co.uk)
UKの検索サイト。ジーヴスってキャラクターにされるほど有名だったのね…と実感。
Ask.jp
こちらは上記の日本版。
馴染みのないJeevesの名前はとうぜん消えているので(jpに置き換えられている)
ニッコリ顔のキャラはフツーの親切な紳士にしか見えません。残念。
(ポインターを合わせると「ようこそAsk.jpへ。Mr.ジーブスです」と自己紹介)
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比類なきジーヴス
「なんで翻訳が出てないのだろう?」
つねづね思っていたシリーズだった。それがやっと…!
いや、いけない。ミエをはった。やっと…なんて知ったふうに。
でも知っている人は知ってるけど、知らない人は…(以下略)という作品だと思う。
私がこのP・G・ウッドハウスの「ジーヴス」(Jeeves)を知ったのはつい二年前。
大学の英文学の先生に「執事が好きなんです」とアピールしたところ、
後日、メールをいただいた。
「もうご存知だとは思いますが、あまりにも有名ないわゆる“Jeevesもの”と呼ばれるシリーズ作品があります」
あまりにも!? 有名!? いわゆる!? えっ知らんぞ!!
さっそく数あるシリーズの中から
ペンギン・ブックスのLife with Jeevesを買い求め、
英辞書を引き引き、読みはじめた。
いや、極端にいうと、辞書なんか引かずとも、
有能な執事ジーヴスと、ちょっとヌケてる主人バーティーの会話部分を読むだけで楽しい。
‘Talking of shirts,’I said,‘have those mauve ones I ordered arrived yet?’ ‘Yes, sir. I sent them back’ ‘Sent them back?’ ‘Yes, sir. They would not have become you.’ P.G.Wodehouse Life with Jeeves (Penguin books)より引用 |
お答えに必ずsirがつく。この響き。はぁ心地よい。
「執事好き」を公言し続けていて良かった。
ちなみにこの会話部分、
今回ご紹介の「比類なきジーヴス」(森村たまき訳 国書刊行会)の翻訳では、こうなっています。
「シャツのことだが、僕の注文した藤紫色のはもう届いたかな」 「はい。ご主人様。わたくしが送り返しましてございます」 「送り返した?」 「はい。ご主人様にはお似合いでございません」 |
読み比べも楽しいです。単純に。
‘Sir?’→「何でございましょう」
‘Yes, sir.’→「さようでございます」
日本語って豊富だ。
よく英語→日本語にすると文章が1.5倍になるというけれど、本当だ。
この国書刊行会のジーヴスものは「ウッドハウス・コレクション」として、
「よしきた、ジーヴス」(6月近日発刊予定)
「それゆけ、ジーヴス」
続々発刊するようだ。うぁー待ち遠しい…。
執事ジーヴスと主人バーティーのコンビは、
英国ではシャーロック・ホームズと並び称されるほど人気があるそうだ。
日本だってホームズが定着しているのだから、
ジーヴスも受け入れる可能性は大でしょう。
うん、この本をきっかけに、ぜひジーヴスを招き入れよう。
関連リンク
執事ジーヴス(Aga-Search.com)
ミステリー・推理小説データベース。
「とくにユーモア色の強い作家の作品」のひとつとして紹介されています。
執事ジーヴスの名に「心配専用係」と冠するセンスがステキ。
Ask Jeeves(Ask.co.uk)
UKの検索サイト。ジーヴスってキャラクターにされるほど有名だったのね…と実感。
Ask.jp
こちらは上記の日本版。
馴染みのないJeevesの名前はとうぜん消えているので(jpに置き換えられている)
ニッコリ顔のキャラはフツーの親切な紳士にしか見えません。残念。
(ポインターを合わせると「ようこそAsk.jpへ。Mr.ジーブスです」と自己紹介)
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コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )
« おフランスの... | 出ましたジー... » |
「それゆけ、ジーヴス」出ていますよ。
ジーヴスもの以外のウッドハウスも面白いですよ。
私はまだジーヴスものしか読んでないんですよねー。
ジーヴス以外でお薦めはありますか?
とりあえず、文藝春秋からウッドハウス選集が出るので、それが楽しみです。
「それゆけ、ジーヴス」はこれから読みます!
(もったいなくて、ちびちび読んでしまいそうだ。)
シャーロック・ホームズ愛好家を“シャーロキアン”と呼ぶように、ジーヴス愛好家にもそういう呼称があるのだろうか…?
(ジーヴィシアンと呼ぶのか?)
「それゆけ、ジーヴス」もったいなくて、ちびちび読んでます・・・んなこと、できないです。止められませんて!!
はあっ…仰るとおり、ページを開いたが最後、止められませんでした。止まりませんでした。止めたくありませんでした。
本を閉じた今、寂寥感にひたっております。
あ、でも続刊が出るんですよね。
はぁ~嬉しい。
幸せだ。
ウッドハウスのジーヴスもの以外は、これから出る文藝春秋に期待しましょう。
私はウッドハウスの大ファンで、古本も集めて読んでいますので、ジーヴスもの以外の作品の面白さも保障します。
一番面白いのはやはりジーヴスものですが・・・
古本も集めて!? すごいっ!!
amazonでウッドハウスの洋書を眺めていて、
“Do Butlers Burgle Bank”という題名の本に惹かれているんですよ。
いや、ま、お分かりのように、Butlerの言葉が入っているからなんですがね。
いま辞書をみたら…Burgle Bank…銀行に押し入る? んん??
文藝春秋のシリーズが楽しみです。
初めてジーヴス以外の作品に触れるので、うー、ドキドキします。
さっそくググってきました。
そうか、エムズワース卿の執事は、ビーチというのか…。しかも今度は伯爵家だ! 本物の貴族だぞ! 貴族に仕える執事ビーチ! 「エムズワース一族に仕えます…」ということは、やはり執事も一族代々仕えているのだろうかビーチ!
すみません。ただいま非常に興奮しています。膨らむ妄想。
そして、食指が動きまくってます。
ついでに文藝春秋のHPをのぞいたら、12月15日発売予定となってました。
紹介文内容を読んでみると、
「美しい庭と巨大なカボチャと肥えた豚がご自慢で、平穏を愛する老貴族です。ところが親戚や使用人や招かざる客たちが次から次へと騒動を巻き起こし…(後略)」
使用人が! ちゃんと登場人物に挙げられている。嬉しいぞ。ワクワクするぞ。
またちびちび読みでクリスマスまでもたせるかー無理か?
「試行錯誤」のブログは以前、「ウッドハウス」でググって拝読したことあります。ウッドハウス情報が充実の良いブログですよね。ジーヴスとバーティの模倣やりとり(←何と呼べばいいのか?)にニヤニヤ。
「ブランディングズ城を襲う無法の嵐」に元個人秘書バクスターという人物が登場し、過去の話がされていますが、これは「スミスにおまかせ」という長編でのお話です。
解説にもありますが、「スミスにおまかせ」は大傑作ですので、図書館などで借りてでも読む価値があると思います。
『エムズワース卿の受難録』のブログUPしました。どうぞそちらもご覧下さい。
仰るとおり、執事ビーチのみならず庭師マカリスキーにも惹かれておりすます。
ウッドハウスが庭師(マカリスキー)をスコットランド人にしたのは、言葉の訛りのやりとりの面白さは別として、何か文化風俗的な意味があるのかなぁ。
「花を育てる名人ならスコットランド人に限る」とか。
気になるところです。
庭師も召使いのうちの大切な部署ですから、もう少し他にも資料がまとまったらブログに書こうかと。
そういえば映画『チャンス』ではピーター・セラーズが並外れて純真無垢な庭師をしていました。
庭師ってほんの少し変わった人が多いのかしら?
こんなに楽しいサイトがあるなんて、今の今まで知りませんでした。
私もウッドハウス好きです。ウッドハウスは読んでいて病みつきになってしまいます。
countsheep99さまは執事ものがお好きとのことですが、
それでしたら、昔富士書店から出ていた『ウッドハウス短編集』所収の「守護神」なども読まれてはいかがでしょうか?
ただ、残念ながら新刊書店にはありませんので、古書巡りとなりますが…。
また、ちょくちょく遊びに来させていただこうと思います。
これからも宜しくお願いします。
※Sherlockianに対抗して(?)、ウッドハウスはWodehousian
と呼ぶようです。ちなみにWodehousian Sherlockianという表現もあるようですね。…分かる気がします。
※※バーカーさま、ご無沙汰しています。
ありがとうございます!!(←「!」をあと100個つけて叫んでます。)
Wodehousianかぁ。いい言葉だ。ふふふふっ。
『守護神』ってどんな作品なのだろう…とネット検索してみたら、詳しくかつ読みやすい紹介記事が。
「文芸誌ムセイオン」
http://eizou.web.infoseek.co.jp/m2/shugosinn.html
おおっ! これは絶対に読まねば!
…と鼻息荒くしていたら、Hernaniさまのリンク先が「文芸誌ムセイオン」でした(笑)
Hernaniさまは「文芸誌ムセイオン」の方だったのですね?失礼いたしました。
『守護神』の執事ケッグスは、女性の心理に明るそうな人物ですね。ああ、会いたい読みたい。
おかげで古書巡りの楽しみが、またひとつ増えました。ありがとうございます!
お暇なおりに、また遊びに来てください。
こちらこそ、これからも宜しくお願いします。
追記
バーカーさまとも、お知り合いなのですね?
ウッドハウスは、一昨年までは読みたくてもなかなか読めない不遇の作家でしたが、
昨年からの刊行ラッシュで、今では手軽に読むことができるようになりました(文春文庫化というのも、あながち夢でないかもしれません)。
この勢いでどんどん邦訳が出ればよいのですが、今年半ばに一連のシリーズが終了してしまうので、その後また地下にもぐってしまうのではないか少し心配です。
ところで、拙サイトをご覧になっていただいたとのこと。
ありがとうございます。とっても嬉しいです。
ウッドハウスについては、順にレビューを書いていければと思っていますが、果たしてゴールは来るのやら。
しかも、長編二編(『恋人海を渡る』と『劣等優良児』)については未見なので、何とかできればと思ってはいるものの、なかなか巡り会えず、コンプリートへの道は、まだまだ先の話になりそうです。
話は変わりますが、「執事という観点から読む」というのは、とても興味深いですね。
ジーヴズほどの活躍は期待できないものの、ウッドハウス作品には、いろいろな使用人たちがたくさん出てきますので、ジーヴズもの以外もぜひお読みください。
英語ではありますが、「The Russian Wodehouse Society :: wodehouse.ru」(http://wodehouse.ru/index.htm)というサイトでは、各作品の登場人物紹介などがされています。次に読む作品探しのツールとして使えるのではないでしょうか?
※庭師がスコットランド人という件ですが、これについては何かの本(あとがき?)で述べられていた記憶があります。どの本だったか忘れてしまいましたが…。
こんにちは。
またもや貴重な情報をありがとうございます!
さっそくご紹介いただいたサイト「The Russian Wodehouse Society :: wodehouse.ru」に行きましたよ。
サイト内検索で「butler」と入力しただけで、執事が登場する作品がもぉ出るわ出るわ。部屋の中で小躍りしてしまいましたよ。
『守護神』で活躍する執事ケッグス(Keggs)は、他にも沢山の作品に登場するようですね。
Something Fishy (The Butler Did It)という作品の紹介記事ではキャラクター紹介の三番目の順に上がっているし…。
ジーヴス登場し始める前は、けっこうウッドハウス作品の中で名の通った執事だったのかなぁ。
それと、邦訳について。
>今年半ばに一連のシリーズが終了してしまうので、その後また地下にもぐってしまうのではないか少し心配です。
はい。私も同じことを考えていました。
次こそ読者カードに『全作品翻訳希望』と記して投函しようと思います。こんなに作品を熱烈に愛したのは久しぶりだ。
文庫化したら、買って知り合いに配るんだがなぁ。
>庭師がスコットランド人という件ですが、これについては何かの本(あとがき?)で述べられていた記憶があります。どの本だったか忘れてしまいましたが…。
ということは、やはり何か文化的な意味があるのか。
よし。調査続行だ。
『文芸誌ムセイオン』のウッドハウスの更なるレビュー、楽しみにしています。気長に待ちますよ(笑)
Hernaniさまのサイトはこちら。
『文芸誌ムセイオン』
(http://eizou.web.infoseek.co.jp/muse1.html)
こんばんわ。
「The Russian Wodehouse Society」はすごいサイトですよね。この方は全作品を読んでいらっしゃるのでしょうか? ロシアの方でしょうが、これだけのボリュームのサイトを英語・ロシア語で運営されているなんて。ただただ、すごいの一言です。
ウッドハウスのページを作るにあたっては、各種E-TEXTのサイトやaga-searchさんをはじめ、いろんなサイトを参考にさせていただいていますが、
とりわけ、The Russian Wodehouse SocietyとThe Wodehouse short stories(http://home.earthlink.net/~nmidkiff/pgw/story.html)、
そして真田さんのページ(http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/X02-wodehouse.html)には大変お世話になりました。
この3つのサイトなしでは作ることができなかったと思います。
>『文芸誌ムセイオン』のウッドハウスの更なるレビュー、楽しみにしています。気長に待ちますよ(笑)
ありがとうございます。そうおっしゃっていただくとうれしいです。
ところで、『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』はいよいよ来週発売ですね。すごく楽しみです。でも、その前に早く『よしきた、ジーヴス(Right Ho, Jeeves)』のレビューをアップしなければ(笑)。→その他にもいろいろたまってきたので、どうしようかという感じです。いっそのこと、全部もう一回読み直すか?
どもども、こんにちは。
>ところで、『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』はいよいよ来週発売ですね。
ネットで検索してみると、発売日を3月15日と紹介しているサイトがいくつかありました。
が、国書刊行会のホームページの近刊情報には何も出ていない。何故だ(笑)。
もっと東スポの一面みたいにババーンと宣伝してほしいわ。
ところでご紹介くださった“真田さんのページ”見ましたよ。スゴイ…!
「P・G・ウッドハウス邦訳書誌 真田啓介編」
(http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/X02-wodehouse.html)
このページをプリントアウトして、古書店街をウロウロしよう。決めた。
>その他にもいろいろたまってきたので、どうしようかという感じです。いっそのこと、全部もう一回読み直すか?
ウッドハウスの作品のレビューって「どの文章を引用するか」悩みどころだと思いません?
ストーリー展開の説明だけでなく、ウッドハウスの文章の面白さを伝えようと考えると、一例としてどこかの文章を引用したくなる。
→どこも面白く捨てがたいのでなかなか決められない。
→結局、また最初から読み直しまった!(でも楽しい。ふふ)
わたくしの場合、いつもこの繰り返しです…。
こんにちは。
『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』は、3/15発売と勝手に思いこんでいます。違うのですか?
14日の夜遅く書店に張り込もうかな?(苦)
>このページをプリントアウトして、古書店街をウロウロしよう。決めた。
大変ですよ~、探すのは。
もし、東成社版の『ヒヨコ天国』と『劣等優良児』を入手された暁には、ぜひぜひご連絡ください。
バーティーの逃げ足よりも早く参上します(笑)。(→現物を見たことがないので…本当、困っています)
>ウッドハウスの作品のレビューって「どの文章を引用するか」悩みどころだと思いません?
そうなんですよね。モロネタバレになるとまずいし、でも、作品の雰囲気が分かるようなところを引用したいしで…。
countsheep99さまも、国書、文藝春秋以外の作品もどんどんレビューアップしてください。
みんなでウッドハウスを盛り上げていきましょう。
私の場合、近所の書店に15日から16、17と行っていますが、まだ書棚に並んでいません。
どうなっているのでしょう。
出版社は詳しい日付(発売日)を公開していませんが、
このような事態を見越しているのでしょうか。
わたくしも15日から続けて毎日、書店をのぞいております。ありませんね。
「もしや、新刊なのに平積み扱いされていないとか!?」
いらぬ心配と思いつつ、棚までなめるように見ています。
国書刊行会の「今月の新刊」コーナー
(http://www.kokusho.co.jp/shinkan/index.html)
発売日は未公開ですが、表紙の写真が載ってましたね。
「今回の表紙はベルベット・ブルーなのかぁ」って色を知っただけで熱い鼻息がふたすじ漏れました。
…と、ここまで書き込んだところで、ふと、
amazon.co.jpをのぞいてみたら(以下引用)、
*******
「ウースター家の掟 ウッドハウス・コレクション」
発送可能時期:ただいま予約受付中です。
【書籍データ】
出版社: 国書刊行会;ISBN: 4336047618;(2006/03/17)
*******
となってました。
ISBNの後の(2006/03/17)って、今日ですよね?
この日付は通常、出版日ですよね?
でも、ただいま予約受付中?
出版日と発売日は違うのか? そうなの?
んん?
たったいま、amazonで『ウースター家の掟』を予約したところ、「発送予定日」が「3月19日」となってました。
19日の日曜には、書店に並ぶかしら?
『ウースター家の掟』ですが、昨日(18日)に購入できました。
今回も読み応えがありそうです。
Hernaniさん。ご無沙汰しています。また、掲示板に寄らせてもらいます。
管理人様。私も某掲示板でウッドハウスの書評(は言い過ぎ、単なる感想)をを書いておりますので、よろしければ笑覧ください「ウッドハウス短編集 バーカー」でググってください。その掲示板の過去の書き込みにもウッドハウスの書き込み多数です)。
もう読み始めましたでしょうか?ふふふ。
私はamazon.co.jpで注文購入しました。(届いたのは19日)今回は発売日がはっきりしなかったので、ついアセッてネット注文してしまいました。
本当は…私も書店で買いたかったなぁ。好きな作家の新刊本は、とくに。
新刊コーナーの平積みから一冊を取って、本を両手でおし抱きながらレジへと進む。あの数歩の高揚感がたまらんのに。
「本を読む」行為とは、じつは実際に本を開く前から始まっているのものなのだと、つくづく思います。
>バーカーさま。
掲示板、さっそくおじゃまさせていただきます!
>私も「ウースター家の掟」を昨日購入しました。が、まだ読んでいません(楽しみはベストコンディションまでとっておきます)。
非常によく解かります。私も楽しむ時のコンディションは重視します。
私はギックリ腰による10日間の安静を経て…ただいまコンディションは上々です(笑)。なので読み始めました。
ただいま8章。
今回の作品はずいぶんと…おおっと。言いたいけど、言えませんね。読み終わるまでは。
あと、ちなみに…
「管理人」であるわたくしの名前は「countsheep99」と申します。
「かうんとしーぷきゅうじゅうきゅう」と読みます。
すみません、読みにくい名前で…。