湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

平成十八年 大津祭

2006-10-08 23:16:59 | 歳時記
湖国三大祭『大津祭』に今年も行って来ました。

今年は13基ある曳山の全ての『からくり』を見ようと、一番最初の所望場所『天孫神社』の鳥居前に陣取りました。
くじ取らずの『西行桜狸山』からくり動画です。(ちょっとぶれてます)


画像は石橋山(しゃっきょうざん)の岩の中から唐獅子が出てきた所です。

このように、曳山は頭を本殿に向け、からくりを奉納するんですよ。
そして角々ではこのように『辻回し』が行われます。

巡行路の町屋の二階は窓を取払い、緋毛氈を掛け観覧席になってます。
ここのお宅は沢山のお客さんを招待しているようですね。



午前の巡行が終わると中央大通りの昼休憩所に展示されます。



午後からは、黒紋付のお囃子方が着流しに衣装替えして、大津別院前の有料観覧席前では三回所望します。


画像は西王母山(せいおうぼざん)のからくりで、桃が二つに割れ童子が出て来た所です。

最前列にはドイツの国旗を持った観光の外人さんが観覧していました。
また、曳山の前でビデオカメラを回している人もそのお仲間のようでした。
大津祭りも国際的になって来たようですね。

大津祭りでは各曳山が、厄除け粽(チマキ)や手ぬぐいを巡行路沿道の観客に放ってくれるので、皆さんこのように「放って!放って!」と言いながら待ち構えています。



中には食べられる粽もあって、上手いこと獲る人は何本も持っていましたね。



私も今年も何とか一つ頂く事が出来ました。
お宮さんにもお参りして来ましたし、厄除け粽も頂いてこれで少しはトラブル、アクシデントが収まると良いのですが・・・

昨年は数十年ぶりに見に行き、13基の曳山を撮っていたのでカラクリの所望が観られませんでした。
今年はカラクリを全部見てこようと思って出掛けた訳ですが、優雅で綺麗な曳山のもう一つの見どころを一日見てストレス解消になりましたわ。
私はやっぱり根っから祭り好きなんでしょうかね?