教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
生活の障害を減らす基礎的な体力づくりにつながっている
Sさんは、某業種の国内最大手企業に勤めています。
クリエイトを知ったのは、『速読ジム』で。
体験レッスンを受け、その場で80回コースに入会しました。
もともとは富山居住で、友達のWさんに「自分が東京に住んでいたらクリエイト速読スクールに通いたい」と話したSさんです。
まず、Sさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートです。
「Sさんの体験レッスンの主なスコア2024/8/3」たてサッケイド24 数字ランダム24・19 漢数字一行〇→257、三→154、一124 たて一行ユニット40・45 スピードチェック34・31 ロジカルテストAタイプ20/23(3分)・21/22(3分)イメージ記憶28/40(2分)40/40(1分30秒)初速818字/分・理解度B
「Sさんの体験レッスン(入会時)アンケート2024/8/3」 ・「体験感想」初めは速読ジムを購入し、自分でトレーニングを体験し、魅力を感じました。東京への引越しのこの機会に体験レッスンを受けてみて、速読ジムで書かれた内容を濃くしたレッスンを期待できるとわかりました。・「入会を決めた理由」年齢を重ねるたびに、自分の脳が劣化していくことを恐れていました。長く通ってみて、自分の脳の可能性を感じてみたいです。
以下は、Sさんの受講10回~40回目アンケートと、最新スコアです。
「Sさんの受講10回目アンケート24/9/25」
マイナス・自分の読字速度自体が遅いという焦りは多少あるが、それ以上に、倍速読書での理解度と速度の調整が難しいと感じている。理解して読もうとすると遅くなり、速度を上げようとすると目が文字の上を滑って意味を認識できなくなってしまう。視覚情報として文字形状を識別している感覚はあるので、イメージ読みの訓練で克服できそうか、と考えつつも、単語ではなく文章の意味を認識して保持できる感覚がつかめていない。
・イメージ読みでは、文章全体のあらすじを捉えることはできても、詳細を記憶しておけないことが悩みである。振り返って読み直してみたときに「この描写は間違いなくあったし、読んだときには理解していた」となるので、1,2分の短時間ですら思い出せなくなっていると思われる。どの要素(イメージの具体性? 文字の短期記憶?)が自分にとっての弱みなのかがわからず、どのような意識や訓練で伸びるようになるのかをつかみたい。
プラス・明らかな実感として、読書に限らず、日常生活で視野を広げる感覚がわかるようになってきた。街の景色や構造、電車内のレイアウト、人の手足の動きなど、同じものを見ていたはずなのに違った捉え方ができるようになり、いかに今までの自分の認識していた範囲が狭かったかを思い知らされた。認識範囲が広がったことで、部分だけでなく全体を見る選択肢ができたのは、アタマの中で抽象的なイメージを作ることにも間接的につながっているような気がする。
「Sさんの受講20回目アンケート24/12/24」
マイナス・サッケイド訓練では、他のトレーニングに比べてスコアの伸びが悪く、受講開始時から変わらず低空飛行である。「眼球を速く動かして脳を活性化させる」という意識で行っているが、眼球を上下のスイッチング? 速度が律速になっているように感じる。常に視野を広くとらえようという意識はベースにあるが、トレーニングの目的と目指すべきところの理解が誤っているのかもしれないので、アドバイスを頂きたい。
・倍速読書訓練では、速度を上げた時の理解が追い付かない状態は続いていて、結果としてA読みの速度は伸びていない。これは日頃の読書習慣の少なさ(+トレーニングに通う頻度の少なさ)による部分が大きいと思うので、地道に読書量を増やしていきたい。
プラス・ランダムシートやたて一行ユニットでは、初めは一つ一つの文字を識別しながらでないと進めなかったのが、10回目くらいから紙面を広く画像として捉えて、「文字が目に飛び込んでくる」という感覚を掴めるようになってきた。まだまだ感覚は手探りで安定しないが、続けていけば更に伸びるだろう確信を持つことができている。以前よりも素直に楽しいと思いながら取り組めている。
・10回の感想でも書いたのと同様に、視野を広げる感覚はより定着してきているように感じる。物理的視野を起点としつつ、それを超えてメタ認知を深める思考にも役立っていると思う。
「Sさんの受講30回目アンケート25/2/22」
マイナス・ 倍速読書訓練で、読書速度が上がらない理由について自分なりに納得する仮説を立てたいが、理由がつかめていない。20回のアンケート時には、自分では単純な読書量の少なさによるものと推察していたが、他にも考えられる良くない事例などを教えていただけるとありがたい。
プラス・トレーニングは常にゲームを攻略するように楽しく、しかし集中する負荷をかけながら取り組めているので、毎回行くのが楽しみな状態を継続できて嬉しい。
・視野は少しずつだが継続して広げられていて、かつまだまだ伸びしろがあると感じられている。
・日常生活でも時々、荒い情報を短い時間で捉える頭の使い方をできる場面が増えてきた。ただ、強く意識しないと出てこない思考回路なので、「精神と時の部屋」から出てきた孫悟空と孫悟飯がスーパーサイヤ人が自然になるよう修行したのと同じように、情報処理できる頭を継続できる訓練をしていきたい。
「Sさんの受講40回目アンケート25/5/15」
マイナス・他の受講生の記録と比較すると、中盤のスコアに対して序盤、終盤のスコアが低いことが気になる。もっとできるのではないか? という漠然とした思いだけあり、ボトルネックになっている要素を理解して対策したい。
・有効視野を広げてインプットする視覚情報は徐々に増やせていると感じるが、インプットした視覚情報のうち、文字情報を処理・認識する速度が伸び悩んでいるように感じる。
・読書速度が上がらないことも同じ要素が関係していると感じる。ユウ先生からはひたすら読書をする期間を設けることを提案頂いたので実践したいと考えているが、改めてトレーニング中に意識すべき点があれば教えていただきたいです。
プラス・日常生活において有効視野、周辺視野の両方を広げる感覚を持てるようになった良い効果を10回目のトレーニングからずっと感じている。
・クリエイトに通う前までは、長い文章に対するなんとなくの抵抗感があったが、今はフラットな気持ちで文字情報に向き合うことができるようになってきたと思う。日頃から登山をしているから日常の坂道を気にせず歩けるみたいに、生活の障害を減らす基礎的な体力づくりにつながっている。
・少なくとも週に1回のペースで通えば、どこかしらの力が伸びていく感覚がある。逆に言うと、2週間以上の期間が開いてしまった時には、動きを取り戻すところから始める感覚があり、もったいないと感じる。
・30回から劇的なスコアの伸びはないが、まだまだもっとできるだろうという希望は強くある。他にもっとできる人がいるのだから、自分も頑張ろうという気持ちになれることがうれしい。さらに早くスコアを伸ばしたいという焦りや悔しさはあるが、それは伸びないことに対するネガティブな気持ちではなく、更に強くなりたいという前向きな姿勢の表れだと思う。
「Sさんの受講41回目の主なスコア25/5/19」たてサッケイド86 数字ランダム42・55 漢数字一行〇→3,500、三→2,200、一→1,600 たて一行ユニット106・98 スピードチェック40(58秒)・40(56秒)ロジカルテストDタイプ26/30(2分59秒)・27/30(2分58秒)スピードボード8×85/8(3分)・7/11(3分)イメージ記憶15/40(30秒)32/40(30秒)倍速読書『頭は「本の読み方」で磨かれる』4,400字/分・理解度A-「スピードボードが8×8になってうれしい。ロジカルも次のレベルにいけるようがんばりたい。もっと頭のメモリを働かせなければ」
月別受講回数は、8月2回・9月10回・10月2回・11月2回・12月5回・2025年1月4回・2月5回・3月5回・4月3回・5月3回の計41回です。
遠方に居住し、上京してからクリエイトに通う生徒さんは強いです(新幹線通学の生徒さんも強いです→価値を認めてくれるという意味です)。
週イチペースなら、スポーツジム並みの料金。
「長く通ってみて、自分の脳の可能性を感じて」ほしいと、切に願っています。
Sさんのひと言で動いたWさんは、昨年、中小企業診断士試験に一発合格しました。
ことばに出す出さないはありますが、中小企業診断士試験を受ける生徒さんは、ここでは多いです。
Sさん、時間があったら、土日朝トレにでもチャレンジしてみてください。
10月には、第89期文演も開講の予定です。
理系のSさんには親和性のあるプログラムです。 真
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