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「スコアを伸ばしたところで何になるんだ」と何度思ったことか

  大学生Kさんの受講アンケートと、最新スコアです。

  まず、Kさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。

       「Kさんの体験レッスンの主なスコア17/10/8たてサッケイド15 数字ランダム1919 漢数字一行〇→209、三→106、一→97 たて一行ユニット3438 スピードチェック2931 ロジカルテストAタイプ22/23(3分)・27/27(3分) イメージ記憶26/40(2分)39/40(1分30秒)初速1,385字/分・理解度A- 

       「Kさんの体験レッスン(入会時)アンケート17/10/31「体験の感想」以前、このスクールが出している本を購入しトライしたことがあるので、どのようなものをやるのかは見当がついていたが、その教材をどのようにやるのかについてはレッスン前からワクワクしていた。教室での受講は、家よりも圧倒的に集中できた。あっという間に90分経っていて、びっくりした。「受講の動機」頭の処理速度が遅く、あらゆるタスクで他の人に遅れをとっていた。BTRメソッドなら速読のみならず、頭の回転自体も速くなると思ったため。


 以下は、Kさんの受講170回・180回目アンケートと最新スコアです。

 文字の拡大や色つけを、ちょっと抑えてみました

      
Kさんの受講170回目アンケート20/12/27
      
マイナス
ロジカルテストはすでに100回近く同じレベルで足踏みしており、スコアが伸びない原因を克服できていない。他のトレーニングでも同じことが言えそうだが、これまで伸びていたのは単なるまぐれだと思い直し、どこに伸びしろがあるか模索を続けている最中ではある。スコアはその日の調子に合わせて一進一退を繰り返し、次のレベルに上がるどころか良いスコアを安定して出すことすら難しい。厄介なのは、体調が良い日のロジカルテストは過集中に陥るためかむしろスコアが落ちることがあったことだ。BTRメソッドが正しいという前提に立つと、他のスコアと異なる動きをするのは取り組み方がおかしいからに他ならない。トレーニングへの姿勢を白紙の状態から練り直している状態である。

 ・幸い、自分の想像力の限界を補うために受講生が書き残した言葉に頼ることができる。ブログの記事をトレーニング項目ごとにまとめながら読み込んでみると、ロジカルテストについて言及しているはずなのに、「地図を描く」「解答そのものが頭に飛び込んでくる」「関係をイメージで捉える」といったイメージ読みイメージ記憶と関連のあるキーワードがピックアップされていることに気がつく。これまでロジカルは牛歩戦術で答えをひねり出していたため、そのような頭の使い方をイメージしたことはなく、考えてみてもどういうことかサッパリ見当もつかない。だが、ロジカルテストも他のトレーニングと地続きであって、イメージに変換することが重要だと考えるのが自然だろう。この解き方はまだ試せていないのだが、ひょっとするとブレイクスルーを起こせるのではないかと期待している。

 ・スコアを伸ばすことはいよいよ難しい。自分が慣れ親しんだやり方を壊したり、意識するポイントを増やしたりというのがこれほど心細くて苦しいことだったとは(自分のやり方に自信がある人なら、更につらい部分があるのだろう)。自分の思いや違和感を表す言葉が貧しいために、できない不快感だけが音を立てずに心に沈殿していく。スコアアップにとにかく集中することと、たとえ不完全であっても今抱える関心を言葉にして対峙すること、このどちらも楽しめる余裕のあるうちにどんどん前に進みたい。

     プラス
クリエイトのエコシステムに勇気づけられることが多々ある。一緒にスコアアップを目指す今の生徒、格闘のことばを残した昔の生徒、丁寧にアシストしてくださる講師スタッフ、そのそれぞれが自身の目的のために頑張っている姿を見ることができるのは、私にとってとても幸せなことだと気づかされる。たとえしんどかったとしても教室に通うことは全然飽きないもっと素直に楽しみながら通い続けられると良いと思う。


        「Kさんの受講180回目アンケート21/2/27
   
マイナス
ブログにおいて訓練ごとの検索がしづらい。公式ブログはカテゴリーやジャンルの分類、丁寧なリンク付けのおかげで面白く読める。自分の言葉で表現された記事だからか、中高生、ナレッジワーカー、ご年配の方それぞれに面白味があり、読んでいるとついつい時間を忘れてしまう。そんなブログだが、個別のトレーニングでヒントを得ようと思っても、目当ての情報にたどり着けない。「ロジカルテスト」で検索しても、スコアの項目と被ってしまう。前回のアンケートに書いたように、ブログも自分の理解できる箇所だけ読んでいると思わず見逃してしまうことがある。長く続くスランプの突破口になればと思い、訓練ごとにすぐに検索できるよう、最近はメモツールを使うなど工夫して対応している。

 ・今後また同じことを考えてくよくよするときもあるかもしれないので、あえてネガティブなことを書き留めたい。100回以上通っていても、疲れから寝てしまったり、考えごとをしながらぼんやりと受けたりと、力を抜こうと思えばいくらでも抜くことができる。倍速読書が楽しみなので、前回よりスコアが落ちていても最後はうっかり笑顔でエレベーターに乗ってしまう。たとえ途中で舟を漕ごうとも頭は言葉通りすっきりするので、今日は来た甲斐があったなと自分の怠惰さを水に流してしまうところが自分の弱さだと思う。取り組み方を変えることに面倒くささはつきものだ。「スコアを伸ばしたところで何になるんだ」と何度思ったことか。

 ・それでも、170回から180回にかけては普段より一歩踏み込んでがんばった。課題を言葉で対象化することを自分との約束とし、いつでも戦闘モードでいるよう心掛けた。日常の些細なこと、他の受講生のしぐさ息づかい、講師の一挙手一投足に最大の関心を払い、ブログを這うように読んで(A+読み)情景をありありと思い浮かべることに集中した。困難は分割した。超えられない壁があると判断した場合は、自分がコントロール可能な変数がどこにあるかを探し、そのノンリニアな成長にフォーカスした。試行錯誤も重ねた。より正確には、試行錯誤という響きに似合う"がむしゃらさ"と、トライアンドエラーという語の響きにふさわしい身軽さとを意識した仮説検証プロセスの実行。どれもやりこめばやりこむだけ楽しい。夢の中にも出てきてしまう。どうか将来の自分が、今の純粋な気持ちを思い出せますように。

     プラス
全体的に:自分がコントロール可能なことに集中することが、中盤トレーニングをはじめとした集中力の底上げにつながった。速さ、正確性の鍵を握る集中力は、それ自体を上げようと頑張れば頑張るほど力んでしまいうまく結果につながらない。そんな時は形から、具体的には姿勢を整えリラックスすることから入る。それもうまくいかない場合は、自然とリラックスできるよう身体をゆっくり揺らしてみるとよいかもしれない。意識を張り詰めることなく脱力したい場所をほぐすことならあがり症の自分にもできる。

 カウント呼吸:上にあるように、意識せずにほぐすやり方をいくつか試し、ひとまず効果を実感している。

 ランダムシート:なるべくぼんやり眺める。講師のアドバイスに忠実に。紙面を4分割したり、詰まったら視線を一回外すことで、安定して文字を認識することができるようになった。他の方のブログにもあるが、音読禁止は鉄則。

 BPシート:なるべく4ブロック同時にみる。4ブロック同時にみてもうまく文字の形が分かるようにイントを合わせる感覚。

 行パターンシート:研究途上。やはり難しい。ここまでのトレーニングのスコアが高くなければ、理解度を落としてでもかなり無理をすることで、中盤トレーニングが落ちにくくなった。

 たて一行ユニット:上2ブロック→下2ブロックの順で見ていくと一番スコアが出る。ここで理解度を落としてしまうとスピードチェックの正確性を著しく落としてしまうので、スピードを維持しつつ理解度9割以上を目指す。講師からもらう励ましの言葉(「1個でも多く見れますように」etc.)がとてもありがたい。

 スピードチェック:ずっと正答率が半分以下だったが、サッケイドを意識した両目異なった動きを意識することで、最近は正確さも早さも両立するようになってきた。

 ランダムチェック:トレーニングの回数も少ないが、未だにまったく伸びる気がしない。以前引きこもっていた頃に受けた心理検査では、処理速度は母集団の平均を大きく下回り、マルチタスクや日常生活でも生きづらさを抱えている。なんとか血路を探り当てたい。

 ロジカルテスト:いろいろ試したが、講師にアドバイスいただいてすんなり解決した。素直に聞いて正解だったと思う。視野の動かし方が似ているので、スピードチェックのスコアが良いと、ロジカルテストの調子も良い。以前の解き方に比べ、抽象的な記号を無理に動かすことによる息詰まりが解消され、倍速読書で頭をフル回転させているときのように、イメージに関わる脳の部位が活性化する感触を得ている。BTRメソッドは、脳の自然な動きからは決して離れない。違和感のある頭の使い方を早めに矯正できてよかった。

 イメージボード:全体的にちょっと簡単なのかもしれない。平日朝トレで松田さんに早口で出されたときはかなりテンパってしまっていたが。現在の課題は、どうやってトレーニングの負荷を高めるかである。実は以前ほんの少しだけ囲碁をやっていたため、あぁこの黒と白との関係はカカリで、次は大ゲイマガカリだなどと頭が勝手に認識してしまう。これでは卑怯だ。どうしたら良いだろうか。

 イメージ記憶:いくら記憶しようと思っても、20秒20秒では限界があるため、正答数以外に「書き出し数」を計測し、まずはその最大化を目指すこととした。書き出し数とは即ち頭の中にイメージできた数なので、イメージの鮮やかさと切り替えの早さを天秤にかけつつ、実際に試しながら微調整を重ね、最適な取り組み方を模索している。

 倍速読書:倍速読書はBTRメソッドそれ自体だけに集中するのではなく、頭の中への映像化やロジック構成の意識、自分が知りたい疑問の答えを探しながら読む方法を組み合わせることが重要で、寝ぼけたり他のことを考えている暇は本来ないはずである。まだ雑念が入り込んでいる。レッスン最後の20分には広漠としたフロンティアが広がっており、伸びしろは控えめに言って無限大なのだと痛感する。

         Kさんの受講182回目の主なスコア21/3/1」たてサッケイド77 数字ランダム11296 数字BP248(1分)478(2分)漢数字一行〇→17,550、一→15,300、五1,440  たて一行ユニット712540 スピードチェック4053秒)・28/4045秒ロジカルテストDタイプ32/34(3分)・29/31(3分)イメージ記憶9/4020秒22/4020秒)倍速読書『Execution』1,250words/分理解度

  倍速のテキストは、Kさんの持込みです。

 ブログにおいて訓練ごとの検索がしづらい」は申し訳ないです。……が、最近は、このままでよいのではと居直り始めています。ただ、gooブログを、むかしのように全文表示か要約表示かを選択できるように戻してほしい。いまは、要約表示だけになってしまっています(どこかに切り換え部分があるのかもしれませんが。「全文表示」があると、怪しい広告のように上から下に一気に降ろして、見る練習ができます)

 これでは卑怯だ。どうしたら良いだろうか」は、「卑怯」でも何でもないです。他でこの周辺のトレーニングがされていただけですから。もうひとつ上のレベルもあるのですが、なかなか使用する機会がないのがタマにキズです。

 院にあがり、学者志望とのこと。文演は不要でしたね。



 ところで、受験を終えたKさんの妹さんは、いま平日朝トレを受けています。ロジカルDタイプです。きょうが受講48回でした。

 土日には、お母さんが第9期土日朝トレに挑戦します。もともとは、お母さんのユーキャン速読からが始まりでした。

 家族がそれぞれのペースで通っています 
      





       ※クリエイト速読スクールHP     
 

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