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多人数で同じ課題を提出し確認しあう文演だからこそ、

 第80期文演(22/7/16~22/9/10)アンケートからです。

  きょうは、情報企業から先進某総研に「転職」したYさん

 
2022-04-14予期せぬ副産物であり、とてもうれしい変化」のYさんです。



   Yさんの文演アンケート



Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 
純粋な知的好奇心から受講させていただいた。教室の張り紙やブログ等でなんとはなしに目に入ってくる文演。記事では、役に立った、文章に対する見方が変わった等の声が目立つ。ところが肝心のプログラムは謎のヴェールに包まれていた。

   内部で何が行われているのかとても気になっていたが、難関資格などとは無縁の自分のような人間が紛れ込んでしまっていいのか、という遠慮もあった。
そんな折、松田さんから頂いたお声がけが受講の決め手となった。速読であれだけ効果があるのだから、文演でも何かが得られるだろうという期待感も後押しとなった。



Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 
文章は、単なる情報の記述とは明確に異なるということを実感した。文章は、書き手が捉えた対象を内省し再構築したものである。そして読まれるための工夫が加えられ、体裁が整えられたものである。そうした当たり前だが重要な事実に改めて気づかされた。文章そのものに目が向くことで、読書において速読とは異なる意識が芽生えてきた。

   速読は、視野を広くとり、情報を的確に拾い、論旨をとっていくことへのいわばマクロの意識が働く。一方、文演を受講することで、文章を構成する一文一文へミクロの意識が向くようになった。情報を得ることが目的であった読書に、書かれた文章の良し悪しの鑑賞という新たな愉しみが加わったのである。


Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」
要約をする上で文章構造の理解は必須だが、言うは易し、でやってみるとなかなか骨が折れる。さらっと通読し、文意をつかんだつもりで構造を分析すると、思っていた以上に要点の抜け漏れが目立つ。自身の読みの甘さを実感させられることが多かった。

   完成後は、適度な疲労が残ったものの気分としてはすっきり爽快であった。普段と異なった使い方をしたので頭の体操になったのであろう。普通に生活をしている中で、なかなか自主的に、さて要約を作るか、とはならないので大変ありがたい機会を頂けたと思っている。

A.3-2「授業後」必要な要素がもれなく抜き出されていることが要約においては必須条件である、と松田さんはおっしゃっていた。自身が提出した要約は要素の抜け漏れがあったにもかかわらず、変にオリジナリティを出そうとしており、後から読むと恥ずかしい限りである。 オリジナリティを出したいのであれば、まずは最低限すべての必要な要素が拾えていること。他の方の要約を読むことでこのことが良く理解できた。

   一対一の文章添削などではこうも素直に納得できなかったのではないかと思う。多人数で同じ課題を提出し確認しあう文演だからこそ、他の受講者と比較することで自分の足りない点が明確になった。だからこそ、すっと腹落ちするのである。


Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A. 
知的好奇心を満足させるという当初の目的は十分に達せられた。読む論理とは表裏一体の書く論理を学べたこと、このこと自体ですでに満足である。それ以上に、読書の新しい愉しみを見つけられたことは、より大きな喜びであった。

   これまでは情報を得るために本を読んでいたが、書かれている文章の良し悪しに関心が向いてきたのである。実際に3回目の受講を終えたあたりから、エッセイを読むことが妙に楽しく感じるようになり、今もエッセイばかり読んでいる。いままであればB読みでサッと読み通していたようなものも、AもしくはA+読みで文章を味わうように読む。そうすることで書き手の工夫に気づくことがあり、楽しい。日常の食事のエッセイなどでは著者の感じたことが何とも巧い文章で表現されており、同じような体験をしていても自分でこれは書けないな、と唸らされる。余談だが平松洋子氏にはどっぷりハマった。

   もともと速読に通い始めたのも、楽しく本を読みたいという気持ちからであった。文演を受けることでまた新たな楽しみを見つけることができたのは望外の喜びである。文演で得られることは受講者によって様々であると思う。ただこれだけは言えるのは、せっかくクリエイトに通っているのに、速読だけで終わるのは、なんとももったいないということだ。

 Yさんの宿題は、仕事ができるだろうなと思わせるような要約でした。最重要部分をしっかり取ったうえで、自分なりの個性を出そうとしていました

 速読もすでに51回受けています。

 勉強会では、若い人たちを引っぱっていってほしいです。文演での席は、いつも入り口側。もう遠慮しなくていいですからね。

 第80期メンバーがヤル気に溢れていると思わせるのは、アンケートがすでに16/17到着していることです(ふだんは終了して締め切りまでに届くのは2/3。1/3は、クワタさんから提出してくださいねメールがいきます。お待ちしてます)



 第81期文演は、ほとんどこちらからは勧誘していません。

 名古屋圏から文演を受けにくる高校生と中学生の姉弟がいます。翌日に速読を2コマ受けて帰るそうです(お父さん付き添い)。わざわざ遠方からでも、ということは文演情報はあまねく届いていることになります。

 あとは、ポンと一歩踏み出すだけ(未受講でここまで読んでいただいたら、なおさらです

 イヤな思いをしないで、これまで教えてもらえなかったことを学べるのが文演という場です  







          ※クリエイト速読スクールHP 

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