月の世の物語、別章「石」の編に出てきた精霊です。
この人今まで何回か描いてきましたが、ようやく、自分でも納得いく絵になりました。
精霊は難しい。みなこういうように、ちょっと奇抜な格好をしている。
耳もとがっているし、猫のように瞳が細かったり、角が3本も生えていたりする。
本来の姿とは別の姿も持っている。
美しいものは、何も飾らなくともそれだけで美しいですから、
角や猫の目や瑠璃の額飾りなど、必要ないものなのですが、まだ幼い人類には、こういう奇抜なスタイルがきくのです。
この精霊たちがたくさん出てくるお話を、実は考えていたのですが、
それはどうやらお蔵入りになりそうです。
いろいろアイデア考えていたのですけど。
わたしの仕事は、物語を書くことじゃなくて、
本当のことを、教えることだから。
でもまた、物語を書く機会ができたら、書きたいと思います。
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