「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

ピアノとの付き合い方。

2009年09月07日 | 日記
 我が家のリビングにあるピアノはほぼ、一日中ふたを開けている。
いつでも弾けるようにしているって、ことです。

そうすると、誰かしら触ったり弾いたりしている。
2歳のあーちゃんも然り。

お姉ちゃんは、「ピアノは好きじゃない」とはっきり私に言うので、
小学生の間は続ける約束で、今もおけいこに通っている。

好きじゃないのか‥、ならばやめましょう、という結論にいかないのは、
まだ「好きじゃない」とはっきり決めてしまうのは時期的に早いんじゃないの?と
思うからだ。
だって、まだ基礎中の基礎しか習っていない。

それって単に練習がめんどくさいだけでしょ?
楽はさせないぞ、というわけで(笑)。

お姉ちゃんは不器用だから、ペースはとってもゆっくりだけど、
やっぱり弾ければ嬉しいし、できるようになったら「すごいよ、○もらえたよ!」
と言って、少なからず自信につながっているようだ。

彼女は、素直というか、率直というか、なんと!
私の師匠でもある先生にまで
「ピアノは好きじゃないから、中学生になったらやめるの」と宣言している。
・・・素直だけど、大胆な性格なのです(^^;)。

先生はというと、「はいはい、はいよ」という感じで軽く流しているようで‥(笑)。
さすが、達観してる。
ベテランだわ~。

先生は、はっきり私にこうおっしゃった。

お勉強と同じ、好きか嫌いかではなく、やらなくちゃいけないの。
やれるだけやってこれだけ弾けるようになって、
それでもやめたかったら
「苦手なわけじゃないのよ。弾けるんだけど、私の肌に合わないのよ」
っていうほうがいいじゃないの。

と。

お姉ちゃんは、むむむ‥とうなりながらも練習している。

誉め上手の先生のおかげか、ちょっと難しいくらいの課題を数曲、
歯を食いしばってでも、弾いて○をもらえたからなのか
このところ、少し気持ちが変わってきたかな?

音はもちろんのこと、
「バッハっておもしろいかも。」
「きらきら星変奏曲は、いつか弾けるかな?」
言うことも変わってきた。

でも、いまだにちょっとでもやりづらい、頭使わなくちゃいけないような
課題に遭遇すると、顔をくしゃくしゃにして泣きながら
「ママ!!ピアノもうやめる!!」って言ってきます(笑)。

私は、しゃしゃり出すぎちゃうと、血まみれのおけいこになるので(笑)、
ノータッチなんですが、「自分で考えて~。それでもわからなかったら先生に聞いて。」というふうにほったらかしです。

リビングにあるピアノ。
黒と白の鍵盤がすぐそこにある。
すると、ぽろんと鳴らしてみたくなるってことで‥。

皆さん、どうぞ習った数年間を無駄にしないように。
ピアノの蓋は開けたまま。
実行してみてください。