なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

久々のメール(第48段)

2007年11月13日 22時39分13秒 | なんとなくの徒然草
徒然草の第36段にこんなのがあります。

現代訳で紹介しますと・・・


「長いこと訪ねて行かないでいた頃、どれほど恨んでいるだろうと、

自分の怠慢が自覚されて、言い訳の言葉もない気持ちでいたところ、

女のほうから『仕丁(雑役用の下男)はいますか、一人貸して下さい』

などと言ってよこしたのこそ、普通にはないことで嬉しかった。

そういう気立ての人がよいのです」

と、人が申したが、そうもあって欲しい事だ。

(ちくま文庫「日本古典は面白い 徒然草・方丈記」大伴茫人・編)


似たようなことが、最近、私にもありまして・・・。


以前、足しげく通っていた、とあるお店の女の子と、転勤を機に疎遠になりまして・・・、


その子が、久々にメールをくれたのです。


思いがけないメールで、とても嬉しかったのでした。


そういう気立ての人がよいのです。


で、声でも聞こうかと、夜電話をしたのですが、電話に出ません。

お酒を飲んでいたので、ワタクシ、間もなく寝てしまいました。

夜遅くに、その子からコール・バックがありましたが、すでに夢の中。

目が覚めたら、携帯がむなしく点滅を繰り返しておりました。


またしても気まずくなっております。
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