なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

萬福@銀座(第44段)

2007年11月03日 11時48分49秒 | なんとなくのお昼(鮨以外)
用事があって、銀座の歌舞伎座周辺をうろついておりました。

用事をすませ、きょうはこの辺でお昼を食べようと決め、あちこち探して歩きました。

「チョウシ屋」で持ち帰りのパンでも買おうか・・・(ここまで来たから持ち帰り、というのはちょっと・・・)、

それとも、「宮城野」でそばを・・・(しまってました)、

「えすと」のカレーか・・・(辛いのはちと苦手です)、

「銀の塔」のシチューか・・・(猫舌です・・・)、

なかなか決められずに、うろうろしていました。


で、入ったのは、「萬福」。

http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/79.html

前日お酒を飲んだので、汁物が食べたかったのでした。


大盛り中華そばを頼みました。

昭和4年創業、という老舗のラーメン屋です。


以前の風情のあるたたずまいの店舗が改装され、レトロな雰囲気を保ちつつも清潔な店内(いえ、昔が不潔というわけではないのですが・・・)。

以前はマスターと従業員さん一人だけだったのに、今では厨房にマスターと従業員さん、サービス係の中国人らしい女性が2人。

行列こそできませんが、ぽつりぽつりとお客さんが切れ目なくやって来ます。


ワタクシは、ここのラーメンが好きなのですが、実は、他の人にここをオススメすると、あまり喜んでもらえません。

「どうもインパクトがない」

「味に深みがない」

確かに今どきのインパクトの強いラーメン店と比べると、いささか物足りないかもしれません。

でも、言わせていただけるとすれば、ラーメンってそんなにインパクトがなければいけないものなのでしょうか。

「ふつうにおいしい」、

そんなお店もあっていいのではないか、とワタクシなんぞは思っておりまして、そういうわけで、このお店を紹介することがあるのですが、ラーメンに一家言を持つ方には、どうも物足りないのでしょうね。


さて、お待ちかねの中華そばが来ました。

食べごたえのあるストレート麺、

じんわりとうまみの出てくるスープ、

なると(今どきないですよね)、ほうれん草(今どきないですよね)、メンマ、チャーシュー(残念ながらちと固め)・・・

そして、ここならではのトッピング、薄焼き玉子が三角に切られ、のっています。

久しぶりに食べましたが、なんか以前よりスープの味がはっきりしてきたような気がします。


満足、満足・・・。


近くには「船見坂」という有名なラーメン屋があるので、この界隈ならそちらに行く方も多いのでしょう。

でも、ワタクシは昔ながらの醤油ラーメンが好きなので、ついこちらへ来てしまいます。

店内が全面禁煙というのもうれしいですね。

中華そば 650円。大盛りが770円です。
コメント
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