ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

暖かな陽ざしの中で…♪

2014-12-08 19:35:55 | Weblog
昨日、第10回「栗の会」主催のチャリティーコンサート「東日本大震災遺児支援・クリスマスコンサート」が、無事終了しました!

朝から雲ひとつない快晴の青空が広がってくれて、まずはひと安心!
午前10時に、JR稲毛駅でプルミエの皆さんと待ち合わせ、ご一緒に会場へ向かいました!
大きなショッピングモールの敷地の一角、広々とした芝生の庭に囲まれたガラス張りの明るいスペース「街つ゛くりスポット稲毛」がこの日の会場。
明るい陽がいっぱいに降り注ぐスペースに、すでに客席が整い、壁にはデザイナーと子どもたちの合作という大きなクリスマスツリー&クリスマスの楽しい世界がいっぱいに描かれていて、足を踏み入れたとたん、思わず笑顔になってしまいました!

すでに、向井田先生のパーチメントクラフトの作品も飾られ、その後次々と、クリスマスリースや七宝、ビーズのアクセサリー、手作りのケーキやパン(主催者Hさんの奥様は完全にプロ!!の腕前です!)等々素敵なクラフトマンたちの作品が所狭しと並び始めました。
その間に私たちは最終のリハーサル! いつものことながら、たっぷり時間が有るようで無い!!のがリハーサルですね~!
あっという間に、午後1時半の開演の時間になってしまいました!
嬉しいことに満席以上! 客席には佐倉地域文庫のNさん達、袖ヶ浦のIさんなど千葉県のお友だちのお顔!さらに我が地元朗読サークルのMさんも、この日は都内のお宅に戻っていらしたとのことで「近いんですよ~」と来場してくださいました! また昨年も来てくださったお馴染みのお顔も・・・!皆さん年末のお忙しい中、お会いできて嬉しかったです!!

第一部は私の読み語りで賢治の「いちょうの実」を聴いていただきました。
まずは大好きな「注文の多い料理店」童話集の「序文」を読ませていただき、続いて「いちょうの実」を・・・。
ピアノとチェロとヴァイオリンの優しく豊かな音色に包まれて、語っている私まで、いちょうのお母さんや子どもたちの姿、ピーンと張りつめた美しい夜明けの風景が会場全体に広がったような気がしました! 観客の方たちの中には涙ぐまれている方も・・・!  物語の後に、プルミエさんのオリジナル曲である美しく優しい「子守唄」まで歌わせていただいて、一層「いちょうのお母さん」の母性が豊かに広がった気がします・・・!
「Dormez mon couer mon enfant・・・」フランス語で始まる歌詞も賛美歌のようなメロディーも、なんだか、モダンなことが好きだった賢治の世界にしっくりと溶け合っていたように思いました! 素敵な演出に感謝です!

無事に第一部を終えた私はどさ~っと重荷を下ろし(笑)、第二部のプルミエさんのコンサートは客席でゆっくりと聴かせていただきました♪^^
「スペインのセレナーデ」やフランスのクリスマスカロルなど、ヴァイオリン、チェロそれぞれのソロ演奏、昨年聴いて感動した古い古いイングランド民謡「スカボロフェア」、クリスマスにちなんだ曲・・・たっぷりと聴かせていただきました!
素敵なドレス姿の皆さんが突然、トナカイのお耳やサンタの帽子やおひげを付けて演奏した「そり滑り」には客席がビックリ&ニコニコになりました!!

楽しく温かな空気に包まれた、あっという間の1時間半でした!
終演後も、皆さんゆっくりとクラフト展も楽しまれていたようでした。

私たちも、心から温かなゆったりとした気持ちになって、退出した後しばしプルミエさんたちと楽しく語らいすっかり身体も心も緊張がほぐれた後・・・「ここは、千葉でした!!」と神奈川県に戻る皆さんと埼玉県に戻る私、手を振りあってドタバタと(笑)お名残り惜しみ、稲毛駅でお別れしました!
またの再会を楽しみにしています!!

あの大震災から、間もなく4年の月日が流れようとしています。
私に出来ることはほんの小さなことですが、「あの日」を忘れずに想いを寄せ続け繋がらせていただくこと、これからも大切にしていきたいと思っています。
人と人との小さな温かな繋がりを広げながら、長いスパンで支援を続けたいと尽力されている「栗の会」の皆さん、今回も本当に大切な時間をありがとうございました!
そして、お忙しい中をご参会くださった皆さんにも心から感謝です! ありがとうございました!!