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マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

朝のウォーキング ― 気づく、見る、感じる、考える

2024年06月10日 | 楽しいお話し

 そろそろ関東も梅雨入りでしょうか… 雨女の私ですから、常に「雨もまた良し」「万物の恵みの雨」と感じてはいますが、やはり鬱陶しい気分にはなりますね
 そんな雨の季節に突入か?!という時期に、私は重い重い(本当に重い)腰を上げ、朝のウォーキングを始めました 午前中の早い時間に予定があったり、雨が降ったりしていない限りは、週末も含め、今のところ、毎日歩いています。
 すでに始めてから3週間になります。さすがに最初の1週間ほどは、「むー…今日も歩くかあ???(空を見上げて)雨は降らないのかあ」みたいな気分になりました。けれど、そんな時期を乗り切ると、不思議なものですねえ。少しずつ楽しくなり、今は「さあ、今日も行くぞ」という気分で支度をして、出発 
 我が家の朝は、この年齢の夫婦の家庭にしては早いほうではないかな… むかーし昔、子ども達が学校に通っていて、毎朝お弁当を作っていた頃と同じ時間帯ですね
 夫は、いつも7時に泳ぎ始めたいため、プールのオープンの時間に合わせて6時半過ぎには家を出るので、それを見送った後、私のウォーキングは6時45分スタート
 青山一丁目方面に歩き、仙洞御所の横を通って、国立競技場方向へ。絵画館の前を通り、その後、ぐるりと競技場を一周し、神宮外苑のイチョウ並木を通り、青山墓地を通り抜け、戻る…というルート。1週間前からは、競技場を一周する途中で都立明治公園に下りていき、公園をぐるりと回って競技場に戻るようにしたので、帰宅したらちょうど1時間半。1万歩を少し超える、という感じ。距離にすると約8キロ、です。
 
 今回、ウォーキングを始めたのは、健康のため、です
主治医と言うか、ホームドクターと言うか、そのお医者様には毎月「ランニングなんてする必要はないよ。歩けばよい のです。走って膝を痛めたり、苦しくて嫌になったりするのは馬鹿げてるでしょう?僕は、特にシニアの方々にはウォーキングを勧めたい」とおっしゃいます。そのお言葉を聞くたびに「始めなければなあ… 何もしないで好きなものを食べていたら、どんどんおデブになるばかり」と思っていました。
 始めて数日後、たまたま娘に会ったのでウォーキングのことを話すと「ワイヤレスイヤフォンで好きな曲や小説の朗読とか、何か興味のあることの解説とか、そんな好きなものを聞きながら歩けばいいんじゃない?それがウォーキングを続ける大きな助けになるんじゃないのかな」と勧めてくれました。
 音楽を聴きながらランニングをする、というのはポピュラーな時代なので、それは頭にはありましたが、今は「音楽以外のものを聞く」なんてことも出来るんですねえ… 私は時代についていっていませんねえ
 ちなみに…  私は音楽を聴きながら歩いてはいませんが、自分の歩くテンポ、スピードのバロメーターとして、頭の中で鳴っている音楽は、最初の1週間は「マツケンサンバⅡ」でした。ちょうどあの曲のテンポが、私が気持ちよく歩けるテンポ、なんですよね、はっはっは
 ただ、マツケンサンバⅡは、本当に軽快なリズムで、朝からハッピー気分にさせてくれますが、もしこのことを人に言ったら「む?何?なんでマツケンサンバⅡ?」と苦笑されたりするかな?って…
 ちょうどそんなことを考えている時、私のお気に入りの韓流ドラマ「梨泰院クラス」のテーマ曲を久しぶりに聴いたのですよね、するとピンときました。「おーこれこれ このテンポじゃん」と感激。マツケンサンバⅡのBGM時代は幕、となりました。
 
 まっ、いずれにしても、です
娘が言ってくれた「ウォーキングを続ける大きな助け」の部分はまさにその通りかもしれませんが… でも、違うんだよなあ…と私は思っています
 今の私にとってのウォーキングの時間は・・・ドクター奨励の「健康のため」だけではなく、『歩いている途中で目にする、耳にする、様々なものに「おー!」「へえ!」「すごい!」のように感じたり、発見したり、感動したり。そして、歩きながら考えたり、もっと知りたいと帰宅後に調べたり…』
 そんな五感が刺激を受けるワクワクする時間、とでも言うのでしょうか

 この時期は、ものすごくたくさんの「アジサイ」が花を咲かせています。本当に様々な色がありますよね。競技場の正面入り口付近には、とても目をひく数本があり… もともとは一つの株なのに、3,4色の違う色の花を咲かせているもの。ものすごくきれいなのです。中には、ガクアジサイでもなく、とっても変わった品種もあります。
 アジサイのように植栽の花ばかりではなく、青山一丁目までの道端には、いろんな「雑草」が花を咲かせています。そんな花々を見ていると、天から「雑草という名前の草花はありませんよ。これらにも、それぞれにすべて名前があります」と牧野富太郎氏の声が聞こえてきそうだな、と思います。
 赤信号で待っていると、毎朝会うお制服姿の小学校の低学年と思しき女の子がいます。その子は近くのマンションを見上げ、笑顔で手を振っています。彼女は毎朝、駅に向かう時、この信号待ちでママに手を振ることを楽しみにしているのかな?もし、青信号でスムーズに渡れてしまう日はどうするんだろう?「ああ、今朝は信号が青だったあ。ママに手を振れなかった…」と、アンラッキーな日だと思うのかな?
 7時を少し過ぎた時間。いつも青山通りの信号を渡って来る自転車の若いお父さん。お父さんの前には、花柄のちっちゃなヘルメットをかぶった2歳くらいの女の子が乗っていて、いつもお父さんは女の子に話しかけ、女の子は笑顔。これから保育園に行くのかな?
 仙洞御所に何か所の入口があるのかは知りませんが、私が通過する1か所には、必ず「皇宮警察」のおまわりさんが1名、立っていらっしゃいます。そして、仙洞御所の周りには、一定の距離を空け、警視庁のおまわりさんが警ら。このウォーキングのルート上には、数か所に交番もあって、私はすべてのおまわりさん達に「おはようございます」と声をかけます。すると、いろんなトーンで「おはようございます」というお返事が返ってきて、時には「おはようございます、お気をつけて!」というお返事のこともあり… この挨拶の時間は、本当に気持ちの良い、心があたたかくなる朝の瞬間です。 
 競技場の周りを歩いていると、黒ずくめ女性ランナーに会います。黒の長袖、タイツ、キャップに、目から下がすっぽり隠れてしまう大きな黒マスク。その女性は見とれるような体型。モデルさんなのかなあ…と、あまりのカッコよさに、思わず何度も振り返って見てしまいます。
 子熊かと思うほどの大きさの黒いワンちゃんを散歩させているおばあさん。
 新聞を大きく開き、読みながら歩くおじさん。
 テラスやお店の中で、オープンの支度をするカフェやレストランの従業員達。 
などなど、などなど…

 イヤフォンをつけて「自分のお気に入りの世界」に入ってしまうには、あまりにもったいない、と感じる「脳が常に活動する時間」です。
 町中ではありますが、カラスだけではなく、たくさんの鳥達の声も聞こえます
 目、耳、頭、そして心。すべてが喜ぶウォーキングの時間
 幸運なことに、今の私は、この時間がとってもとっても気に入っています

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