☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
はじめましての方は「自己紹介」をどうぞ!

憐 水口敬文さん

2006-01-11 | ■は・ま・や行の作家
友人に借りていた最終巻を読み終えました。
前にも書いたけど、人から借りたものは自分が普段絶対選ばないものなので、おもしろい。貸してくれてありがとう!

さて、憐とは。
未来のとんでもない差別世界からやってきた女の子が、その未来の力に逆らうため、現代に生きる男の子を殺そうとする話。(だいぶちがう。)
恋愛色は普通。濃くはないっす。
学園SF?ストーリー。
ちょっと、「自分」のこととか世のあり方とか考えさせられたりも。

憐と玲人の漫才(笑)好きです。
玲人の考え方好きです。
わりと大人たち(専門家)が否定する、「学校での薄いつながり」「意味のないつながり」みたいなものを、肯定して書いてるのがすごく好きです。理由も納得できた。
監察官。好きです(笑)
逆に「彼」は最初好きでしたが、ラストで腹立ちました・・!自分の存在を覚えてて欲しいっていうのはちょっと切なかった。


ただ・・・。今読み終えた最終巻だけちょっぴ不満が。
あのまま、「彼」は玲人を殺しにきたって設定の方がよかったんじゃないか・・?
間に入る神官とか彼と父の話とかがじれったい!
最後の対決あたり、場面の切り替えが逆に多く入りすぎて、現在の物語の状況や位置関係をつかみにくかった・・!

あぁ。でも、ホントおもしろかった。

最後の4こま漫画がよかった・・!(おい)
読んだばかりなのでついつい長々と。。

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