西琳寺 羽曳野市古市2‐3‐2 聖徳太子御遺跡 第四番
欽明天皇の勅願寺として建立された向原寺が起源とされ、8世紀後半に百済系渡来人の王仁博士の後裔である西文氏が開基とされる
船氏王後墓誌 戊辰年十二月殯葬於松岳山在銘/大阪府柏原市大字国分松岡山出土
船氏王後首の経歴などを記録した銅製の墓誌です。江戸時代に松岳山の丘陵から出土したという伝承や記述がありますが、出土地点や、いつ発見されたのかは不明です。
この墓誌は現在の羽曳野市にある西琳寺に長く所蔵されており、一時税所篤の所蔵にもなっていました。現在は東京の財団法人三井文庫が所蔵し、国宝(銅製船氏王後墓誌)に指定されています。
船王後(ふなおうご)は、舒明天皇から冠位第三等の大仁の位を授けられた高官で、出自、経歴や668年に埋葬されたことなどが刻まれている。現存する墓誌の中では最古のもの
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