丹生都比売神社 にうつひめじんじゃ 正しくは〈にぶつひめ〉 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230 伊都郡かつらぎ町上天野230国史での初見は『日本三代実録』貞観元年(859年)で、「丹生都比売神」に対して従四位下勲八等の神階が奉叙された。元慶7年(883年)には従四位上勲八等に昇叙されている 創祀は不明。祭神は丹生都比売大神、高野御子大神(たかのみこのおおかみ)、大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)、市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)。紀伊国一之宮 丹生とは水銀を含む赤土を言う。その発掘に関わった氏神とも言われる。 また水分の神とも言われている。水を与え、水の配分を司った。 空海に高野山を譲った神としての伝承で有名。空海の資金源は水銀であった
鳥居
社頭標
大鳥居
中鳥居と楼門
輪橋 鏡池
楼門
社務所
玄関
柱絵
木鼻
木鼻
本殿 丹生明神、髙野明神、気比明神、厳島明神を一殿づゝにまつるので、四棟の本殿となつている。四棟とも文明元年(一四六九)の建立になる
若宮
摂社
佐波神社
五輪卒塔婆鎌倉後期~南北朝初期
光明真言曼荼羅碑・江戸前期 (こうみょうしんごんまんだらひ)といい1662年に建立、時計の針の方向に梵字で光明真言が刻まれています
脇ノ宿石厨子内部に「役行者」の石像が安置されている
自然石板碑、中央上部に大きく大日如来の種子「バン」を刻む
板碑
二つ鳥居 弘仁10年(819年)5月3日、丹生明神・高野明神を空海が高野山に勧請した時、木材で建立したといいます。
参考 TV 紀伊山地の霊場