幡枝八幡宮 はたえだ 京都市左京区岩倉幡枝町1118 神官常駐せず
応神天皇、神功皇后を祀る。894年の創祀で旧幡枝村の産土神。社名は石清水八幡宮から枝分かれした分社、の意とされる。鎮座地の南麓には「石清水」と呼ばれる清泉が湧き出で、桃山時代の名工、堀川国広は当社に祈願し、石清水の水を用いて名刀を鍛えたと伝えられている。境内摂社として高おかみの神を祀る貴船神社あり、他に末社として四社・十社の社や針神社などの拝殿が立ち並ぶ。
二の鳥居
拝殿
正面 本殿
本殿
舞殿
末社 岩上神社
末社 左より稲荷社・天満宮社・宇賀社・白山社
末社 左から若宮八幡宮・皇大神宮・春日社・厄神社・野々宮社・愛宕社・上高良社・下高良社・琴比羅社・多賀社
針神社 岩倉の幡枝八幡宮の末社で、鉱山の神を御祭神とし、金属技工や刀剣、針の守護神として信仰を集める。年に一度、使い古された針や折れた針が納められ、供養する法要が執り行われる。当日は神事の後、参拝者はコンニャクに針を刺し、感謝をしてさらなる技芸上達を祈願する。
針神社 鳥居
本殿
針神社
随身
奉納絵