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○ 印象男木島 ~男木島/瀬戸内国際芸術祭2010~

2010年10月16日 | 旅 ~Voyage~


   
 
   作品をほとんど見終わって高松に帰ろうかと思ったけど、なんとなくまだ男木島から
   離れたくなくて、ひとつフェリーを見送った。
   
   島のはしっこにある加茂神社まで歩いていったら、砂浜があった。
   姪っ子が波ではしゃぐのを見ながら、自分も昔やってたな~と思いながら、
   地味~に貝拾いをした。

   
   

   これは芸術祭の作品じゃないけど、こういうのもアートだな。
   

   

   男木島は小さい。
   ただでさえ小さな島に、集落も島の一部にぎゅっと密集してる。
   だからただの旅人でも、一日島を歩いていると何度も同じ人会ったりする。
   知らない人がとても近い存在に感じて、お互いに挨拶を交わす。
   これが島なんだな。
   これこそがこの地で芸術祭を開いた目的かもしれないと、思う。


   

   島に来てみる。
   それだけで十分価値がある。
   その上、脳をフル回転させるような驚きのアートに出会う。
   これはまさに「快感」としか言いようがない。


   

   「カモメの駐車場」女木島で見たな。
   こちらのカモメは風見鶏ではなく、生きているカモメだけど。

   
   

   この芸術祭のディレクターの北川フラム氏は言う。
   芸術祭の非効率には理由があると。
   案内通りに行っても作品が見つからない、どうしてもっと作品をコンパクトに展示
   しないのか、暑い、暑い、いつまで歩くのか・・・・
   悪態の限りをつくしながらも、芸術祭から帰った人々は口々にその良さを伝えはじめる。
   私もその一人だ。
   「最大限の情報を集め、最短でアクセスする」という大都市の価値観ではない、
   その非効率さこそが、真のねらいであると。
   なるほど。なんか納得。と同時に「やられた~」って感じが否めない(笑)



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2 コメント

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カモメ (眠り男)
2010-10-17 12:57:03
mixiからです。
カモメの駐車場 男木島から女木島へ行くとき こちらのほうがいいよな~と僕は思いました。ゆったりとした島々、また行ってみたいです♪
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カモメ好き (chora)
2010-10-17 20:48:53
眠り男さん コメントありがとうございます☆
本当に島にいくと癒されますよね♪
3年後の芸術祭が今からとっても楽しみですね。
かもめはやっぱり生きてるカモメちゃんがいいです
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