Adagietto

アダージェット 
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○ 聖バルバラ聖堂 ~ギョレメ・カッパドキア~

2010年01月14日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)

   

   この聖堂はその名の通り聖バルバラに捧げられた聖堂。
   左側の壁に描かれた女性がその人です。
   聖ゲオルギウスはやっぱりここにも登場しています。
   彼が退治した竜というのは、カッパドキアにいたそうです。
   だからこの土地で人気あるのか。
   聖テオドールもいますよ。


   

   イコノクラスムの時代に建てられたといわれているこの聖堂。
   この意味の分からないかわいい模様はなんでしょう。
   

   

   なんだか描きかけ?みたいですが、これもまたなんでしょう。
   カッパドキアのビザンティン美術専門家に教えてもらいたいです。


   

   とりあえずキリストも描かれています。
   服がマリア様みたいだけど、キリストよね?十字円光だし。


   

   トンカチみたいなのもありますよ。
   ところでこの記事の一番上の写真に写っている謎の生命体は
   孔雀(復活の象徴)なんですけど、
   あの孔雀とこのトンカチみたいな模様のスタンプ欲しい。
   トルコ人もそういう商売してほしいわ。


   
   
   とてもかわいくて愛くるしい聖堂です。



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○ 蛇の聖堂(ユンラルキリッセ) ~ギョレメ・カッパドキア~

2010年01月14日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   細長い筒状の蛇の聖堂には、カッパドキアで人気のある聖人が描かれています。
   写真の右端のスカートの女性は、ローマ帝国の首都をビザンティウム(イスタンブール)に
   移したコンスタンティヌスの母ヘレナ。この人がキリスト教を信仰していたから息子に影響し、
   歴史が動いていったのかも。ヘレナの横にはコンスタンティヌスがいるんですけど・・・
   気がついたら写真に撮っていませんでした。二人は聖十字架を持っています。



   

   入り口と窓。なんか素朴で素敵。


   

   左のあやしい人は聖オノフリウス。両性具有者として描かれています。
   もともとオノフリウスさんはとても美し~い女性だったそうですけど、
   世の男性たちの欲望から身を守るために神にお祈りしたら、神様は彼女の願いを
   聞き入れ、この姿にして彼女を救ったそうな。変わった人ですね。
   今で言う性同一性障害でもあったのかしら。
   その横は聖トマスと聖バジル。


   

   蛇の聖堂と言うぐらいですから、蛇が主人公・・・っていうか敵。
   聖テオドールと聖ジョージが蛇(ドラゴン?)退治をしています。


   
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