Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ バスはシルクロードを行く

2009年12月17日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)


   

   ここはかつてのシルクロード。中国からイスタンブールまで2年の旅。長い。
   一日にラクダは10~40キロを歩く。10km歩いたからといって、景色は変わらないだろう。

   
   

   キャラバンサライ。ここで休憩してたんですね。
   建物の中に入ると、少し暖かいんです。外はとても寒いけど。


   

   タチアオイ。凛としています。トルコ原産の花の一つ。


   

   少し曇ってきた空に、雪をかぶった山がいっそう寒さを感じさせます。
   これからカッパドキアに向かいます。



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○ 今夜はコンヤ

2009年12月17日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)
   


   

   コンヤは11~13世紀にセルジュークトルコの都として栄えた街です。
   寒い。本当に。これが内陸の寒さなんですね。体の芯まで冷え冷え。


   

   さてさて、私はメヴラーナ博物館までやってきました。
   たまにテレビでも見かける旋回舞踏で有名なメヴラーナ教団発祥の地でもあります。
   男性が白い服を着て帽子をかぶってクルクルクルクルしていますが、
   あの首を傾けている角度は、地球の地軸と同じで23.4度なのだそうです。
   博物館内はさすがに撮影禁止ですが、猫がくつろいでいるのは印象的でした。
   コーランを緻密に書いた写本もすさまじい細かさと美しさでした。
   豆本みたいなのもあって、ガラスにくっついてシゲシゲと眺めてたら、
   クリクリした目のトルコ人のおじさんが、親切にも終始トルコ語で説明してくれます。
   ん~~トルコ語。日本語と文法同じでもわからない。


   

   今夜はコンヤ。ここのご当地ギャグです。
   今夜のホテルはお世辞にもきれいとは言えない、古ぼけた感じのホテルでした。
   部屋全体は公開しないことにしましょう。暖かいだけでもありがたいということで。


   

   そして近くのスーパーへ。ものすごく広いスーパーでした。
   コンヤではイスタンブールほど日本人がうろうろしていないためか、
   スーパーを歩いてたら子供たちが周りに集まってくる。
   片言のトルコ語を言ってみたりしたら、ニコニコして家族全員を呼んでくる。
   そしてなぜか一般庶民の私は、見ず知らずの家族全員に挨拶をすることになる。
   
   それにしても・・・・ものすごい量の商品。
   クノールのカップスープも、棚中にいろんな種類がならんでる。
   試食のお姉さんがいるのも、なんか日本と同じで。
   私は爪切りを買いにきただけなんだけど、余計なものを買ってしまう。


   

   そして朝。
   コンヤタワーが目の前に。いやっ!目の前におじさんが!
   部屋の前の民家の屋根で、そのお家に住むおじさんが屋根をうろうろして
   なにか作業をしてて、目が合ったりする。
   

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