イスタンブールで過ごす最後の時間はやっぱりアギアソフィア。
なんとな~くロシア人が多いような気がする。
モスクになってからそれぞれ違う種類の4本のミナレットがつけられたけど、
ミナレットがなかったら、アギアソフィアってずんぐりした山のようだな。下から見ると。
あれ?4年前と反対側を修復してる。いつ終わるのかな。
私がこのドームを口をあんぐりあけて眺められるのはまだまだ先の楽しみ。
アプシスの聖母子。はかなくゆらめく金色のモザイクと優しい顔の聖母子。
アギアソフィアの床の大理石。歪んだり、すり減ったりした大理石。
靴の底から感じるこの大理石の感触にじわ~っと感動がこみ上げてくる。
ここから2階へ。
ゾクゾクする2階への坂道。
歴代の皇帝たちも歩いた場所。
ここの独特の空気。ビザンティン時代と同じだろうか、ちがうだろうか。
とても明るい2階ギャラリー。
デイシス(嘆願)。このモザイクが作られたパライオロゴス朝時代のビザンティン帝国は
神への願いがたくさんあったことだろう。
ビザンティン帝国の財政に破綻をもたらそうと、国を不安定にさせようとも、
今こうして世界中の人々に見つめられる皇帝。女帝ゾエはビザンティン帝国ではあまりにも有名。
金色のきらめき。「永遠」「富」「権力」「神の世界」
いろいろな金色のイメージが脳内をよぎる。ビザンティン時代のモザイクの前。
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