よったろーのせーさく日記3

よったろーのせーさく日記からの引き継ぎです。
ちょちょいのよったろーと申します。
改めましてよろしくお願いします。

夢命戦(ゆめいくさ)IC第二章20

2016-03-13 15:54:08 | 日記
 続く、中堅戦は獣馬君のIC【バッター】がセットされた。
 初戦に続くICだけど、みらちゃんと戦ったアダム君のレベルを見て、新作ICを使うまでも無いと判断したのだろう。
 対する、ルボミール君のICは【ザ・グレート弁慶】だ。
 牛若丸と戦ってその後、従ったという弁慶をモチーフにしたICだ。
 弁慶と言えば刀狩り。
 どうやら、腰に巻かれた縄のようなものに刀を結びつけている。
 1000本とか言いたいのだろうけど、せいぜい、十数本。
 そこまでがルボミール君の想像力の限界だったのだろう。
 【ザ・グレート弁慶】も【バッター】の前に瞬殺された。
 2連勝という事で、2回戦進出を決めたチーム昴だけど、諷太君とマルツェル君はどちらも対戦を希望したので、大将戦が行われる事になった。
 諷太君も初戦の時と同じIC【メダリスト】を使用している。
 対するマルツェル君は、オリジナル恐竜【マルツェサウルス】だ。
 正直、私の印象では【恐竜】というよりは【怪獣】と言った方がしっくりくるフォルムだ。
 だけど、ICは正確に表現すれば良いというものではない。
 本物にそっくりなイメージで出来たICはそれだけ、パワーがつくが、夢命戦ではそっくり=強いという事はない。
 そっくりさんがポイントで優遇されていたのはかつての地球であって今ではない。
 今はそっくりという事よりも、そのIC自体の説得力、想像力、独創性などがポイントとなる。
 だから、恐竜とは思えないからと言って、それが弱いという事にはならない。
 似ているという事もポイントにはなるが、それが絶対的ではないというのは今の選手であれば誰もが知っていること。

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