上海での駐在生活も約2年半が経過。
が・・・、これまで誰もが知っている上海のシンボル、東方明珠塔(テレビ塔)には上ったことがなかった。
だって、あの奇抜なデザインを外から眺めておけば十分だと思っていたので。。。
今回、来訪者のリクエストに応じて、初めて体験することに。
うーん、何となく楽しみかも。。。
まず切符売り場にて入場券を購入します。
A~Cの3種類があり、安いほうから120元、150元、180元となります。
結構なお値段にビックリ。
Aチケットであれば、一番上の珠まで上がれるようです。
この値段は100階建ての森ビル(環球金融中心)とほとんど同じですね。
ゲートをくぐって、眼前にタワーをみると・・・
下から見ると、やはりスケールがありますね。
中に入ると、円形の通路をぐるりと回らされます。
明らかにエレベーター待ちの渋滞緩和対策ですね。
展示してあるものも大した内容ではないので。。。
中心部にエレベーターがいくつかあるものの、どれに乗るのかは見当がつかず。。。
結局、到着したエレベーターに案内されるだけで、エレベーター自体は至ってフツー。演出といえば、エレベーターガールによる案内だけだが、これまた感情のすこぶるこもっていない原稿棒読み。。。
ま、最初から期待していませんけど。
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まずは上から2番目の珠に到着。高さは260mくらいだったと思う。
その景色は・・・というと、
なかなかの景色です!
特に、海方向、ビル方向と、360度のパノラマを楽しめるのは、この塔ならではといった感じ。
ちなみに、森ビルのほうを臨んでみると・・・
すごい霞んでいます@@@ こっちでよかったかも。
このフロアにはお土産物コーナーも設置してあり・・・
昔、日本でもよく見た置物系がズラリ。
今どき日本で買う人は少ないでしょうね。。。
特に凄いのは価格。
こんな置物に1,280元(15,000円超)を出す人がいるんでしょうかね・・・?
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ぐるっと一周したので、さらに上を目指すことに。
一番上の珠は・・・
高さ350m也。
その景色は・・・というと、
まるで霞んで見えません@@@
当日、雨模様で天気がすこぶる悪かったですから。
それにしても、あまりに見えなさ過ぎて、心の中で「お金を返せ~」と叫びたくなる気持ちを抑えつつ。。。
これ以上、見どころが見当たらないので下へ向かうことに。
エレベーターを降りてみると・・・
なんとゲームセンターでした@@@
どうしてもココを通過しないと次のエレベーターに乗り継げないんですね。
いやはや商魂たくましいとは、このことかと。。。
ようやく到着した1階フロアも、お土産物屋のオンパレード。
ま、当然ながら買いたくなるようなものは全く見当たらず。。。
ここで雑学をひとつ。
巷では「たこ焼きタワー」などと揶揄されるテレビ塔だが、こんなデザインにも当然ながら理由がある。
浦東地区の開発が始まった当初から、浦東と浦西を繋ぐ2本の橋が架かっている。
ひとつは楊浦大橋、もうひとつは南浦大橋。
テレビ塔はこのふたつの橋の真ん中に位置しているというのがポイント。
設計者は、このふたつの橋を「龍」に見立て、2頭の龍が中央の「珠」で戯れている姿をイメージしたとのこと。
悠久の歴史をもつ中国らしい趣きですね。
正直言って、値段が高すぎるので、よほどのことがない限り筆者が入場することはないと思うが、それさえ度外視すれば入場する価値はありそうだ。
とはいえ、天候には十分留意するようにしましょう。
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