<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

息子の中国上海留学(残留)物語 パート3

2018-09-06 | 息子の中国上海留学(残留)物語

引き続き、息子の日本人学校在学時の話に。

息子本人は、小学校時代にソフトボールをやっていたこともあり、中学に入ったら野球部に入る気満々だったのですが、中1の秋から中国行きが決まり、落胆という感じでしたね。
もっとも、日本人学校中学部にも野球クラブがあり、大人の軟式野球連盟のBリーグで試合も出来ると聞いて、ホッとひと安心。秋までは自分で練習しておこうということに。
ちなみに、日本人学校中学部の野球クラブ、以下のとおり。

https://ameblo.jp/shanghaitwins/

一般的に考えると、日本人学校に通う子ども達は不遇ですよね。
あくまで親の都合であって、自分たちが望んで中国に来ているワケではないので。。。
なので、この野球クラブも父兄を中心に運営されています。
筆者の場合、ちょうどタイミング悪く指導者的立場だった方が帰国したり、同級生が少ない上に野球経験が全くない父兄ばかりだったりで・・・、最後の年は監督まで務めることに。
まあ結果的には大変良い経験でしたが。。。

【中国関連の話題が満載の「にほんブログ村 中国情報(チャイナ)」はコチラ】

で、日本人学校の中学生、どのような生活を送っているかというと・・・
平日は、専ら学校ですね、当たり前ですが。
ただ、以前の記事でも書いたとおり、バスでの通学に時間を要するため放課後が短い。
しかも、渋滞にハマったりしようものなら、家に着く頃には真っ暗なんてことも。

それから塾に通ってる子も多かったですね、週2~3日とか。
ちなみに、我が家、「塾には通わせない」のがモットー。
何故って・・・
学校の勉強は、教科書中心なんだから、それくらい自分で出来るでしょって感じ。
(自分で更なる高みを目指したいということであれば、大いに応援しますが)
よく「学校で習ったことなんて、大人になったらほとんど覚えてないから、あんな勉強は意味がない」といった発言を耳にしますが、それは本質的な勉強をやっていないからではないか・・・と筆者は思っています。

【上海関連の情報が満載の「にほんブログ村 上海情報」はコチラ】

端的に言うと、「勉強って、自分で工夫しながら進めるから、将来の役に立つんだ」ということです。
テストだって、どこが出るか分からない中で、自分なりに一生懸命考える。
ノートのまとめ方を真剣に考えて、覚えることを整理する。
そんなことの積み重ねが、大人になったときに役に立つんだと思うんです。
だから、塾に行って解き方を丁寧に教えてもらって、テストに出そうなところを練習問題として出題してもらって・・・というのだと、最終的に社会に出たときに困ることに。

実際の社会では、ハッキリした正解なんてないし、自分で選択しなければならないこと、時には勇気をもって「NO」と言わなければいけない場面も多いですから。
なので、子どもにはいつも「塾に行って95点取るよりも、自分で頑張って75点取るほうが、よっぽどスゴイんだ」と言っていましたね。
まあ、100点取るのに越したことはないんですが(笑)

こんな風に言ってたのが悪かったのか、日本人学校時代は75点くらいの答案が多かったような・・・(私のせいなのか?)

もっとも、こんな育て方が後々の人生に影響したのかも。。。
次回、いよいよ中学3年生編へ。

↓ご愛読ありがとうございます。よければ応援クリックをポチっとお願いします。(ブログランキングに参戦中)

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

↓このたび「地方創生」に関するサイトを立ち上げました。コチラもよろしければ、ご覧くださいませ。

https://imakoso-local.com/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿