<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

【上海定番グルメ】こ熊や(日本料理)

2012-08-21 | グルメ

今日は平日ですが、ちょっと忙しくて時間がないので、グルメ情報をご提供。
今日取り上げるのは・・・



淮海中路×成都南路にある「こ熊や」です。
このお店、山口県山口市(湯田温泉)に本拠地があるとのこと。
もう開店してから2年以上が経つのではないか・・・と。

実は、この界隈、虹橋地区に比べると、日本料理店がかなり少なめ。
ということで、駐在している私たちにとっては貴重な存在。
中華料理も嫌いじゃないんですけど、やっぱり日本人ですから。。。

当日、お店の入口には予約票がズラリと掲示。



結構な数ですよね。
割合的には、7:3~6:4くらいで日本人グループに軍配。
でも、以前に比べると、着実に現地比率が高まっているような。。。

店内は純和風な造り。
2階と3階に客室があり、かなりの数の個室が準備してある。
雰囲気もまずまずなので、中国の方を接待するにはちょうどよいのでは・・・。

メニューのほうはこんな感じ。





ランチでしか使ったことがないのですが、割とリーズナブルな価格。
50元(約620円)~70元(約860円)というラインがメインですから。


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ちなみに、ランチ用のお品書きがコチラ。





なかなかオシャレですよね。
こういった面まで手を掛けるのは、ある程度こだわっていることの裏返し。

そして、当日、筆者が選択したのは・・・



とんかつ定食(50元)です。
なかなかのボリュームですよね、キチンと味噌汁などもセットになっています。
特に、とんかつのほうは、中にシソの葉が挟んである。



全体的に、味のほうは日本の定食屋にヒケを取らないのではないか・・・と。
加えて、このお店、ご飯が美味しいと評判です。
先日、ご一緒した方は、ご飯をおかわりされていましたから(普段はめったにおかわりされないそうです)。
お米もさることながら、炊き方がキチンとしているんでしょうね。


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このお店、シメのデザートという意味で、何故か必ずフルーツと一緒に生チョコが一つ提供されます。



これが、なかなかの美味。
中国、ちゃんとしたチョコレートは結構なお値段ですから。。。

実際、上海の日本料理店のレベルは、出店競争が熾烈なこともあって、着実に向上しているように思う。
これは、業界全体にとっても良いコト。
悪い言い方をすれば、いままでコチラで提供されていた日本料理は、本当の意味での「日本料理」ではなかった店も多いので・・・。

大勢の人間で食事をする習慣が根強い中国でも、上海のような大都市では、ランチは個人食が主流になりつつある。
大皿料理には無い魅力が日本の定食には内在している。
食文化の近い中国で、ビジネスマン・OLランチの主力として、日本料理が開花するのを祈るばかりだ。

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【上海定番グルメ】来福小館(中華料理)

2012-08-18 | グルメ

まず本題に入る前にご報告。
前号の「内装工事ネタ」の評判が良かったこともあり、にほんブログ村の中国情報(OUT順)で初めて4位にランキングされました!



いやはや、これも愛読してくださる皆様のおかげです。
本当に有難うございます。素直に嬉しいです。
これからも、なるべくブログ更新を怠らないよう頑張りますので。

さて、今日は週末なので、ビジネス関係の話はひと休み。
先週にグルメ情報ということで。
今日取り上げるのは・・・



中山公園の龍之夢ショッピングセンター8階にある「来福小館」です。



ココ、日本人にはあまり馴染みがないお店かも。。。
でも、中華が全然ダメという人でなければ、値段もリーズナブルでお薦め。
当日も、夜8時近くでしたが、15分ほど待たされることに。
ようやく通された店内の様子は、こんな感じ。





中2階のような構造になっていて、奥行きはかなり広い感じ。
総席数で言えば、300席くらいあるかな。
これだけの席数で待たされるって、やっぱりスゴイですよね。
日本の地方都市では考えにくいです。。。


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このお店、筆者は4、5回目ですが、いつ来ても青島ビールは在庫切れで、



結局、雪花ビールです。
瓶のデザインはオシャレなんですけど、味は薄くてイマイチ。。。
そもそも、いつも置いてないなら、メニューに載せなければいいのに・・・。

基本的に中華全般を扱っているお店なので、選択肢の幅は広め。
平日は日替わりでお得メニューがあるようです。



本日は、同行者と話し合った結果、四川料理オンリーで注文することに。
まずは、ピリ辛ジャガイモ。



結構、舌がビリビリします@@@
続いては・・・



お馴染み「辣子鶏(ラーズージー)」。
唐辛子の山の中から、骨付きの鶏肉を探して食べるというメニュー。
変面ショーでお馴染みの「巴国布衣」と比べると、コッチのほうが辛いかも。。。
この店はヨリヨリ(お菓子)も一緒に炒めてあるが、巴国布衣のほうは花生米(ピーナッツ)が一緒。
同じメニューでも微妙に違いますね。

ちなみに、食べ終わると・・・



タダの唐辛子の山・・・です。
この時点で、すでに「ヒーハー」の状態。。。


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続いては、四川料理の定番!



麻婆豆腐です。
明らかに辛そうな予感がしたので・・・



揚州炒飯(五目炒飯)を一緒にオーダー。
炒飯の上に麻婆豆腐をかけることで、辛さが少しマイルドになりますから。

この4品しか頼んでいないのに、3人でも食べきれないくらい。
対する中国の来店客の皆さん、よく食べています。
日本人、やっぱり根性の面で勝てないかも・・・。

ちなみに、この4品の合計額、いくらだと思いますか?

なんと、これだけのボリュームで90元(約1,150円)。
物価が高くなったと言っても、日本料理と比べると、まだまだコストメリットの高い中華料理なのでした。

なお、場所柄もあって、そこそこ混みますので、ピークの時間帯は避けたほうが無難です。

最近、シャープの経営危機が叫ばれていることもあって、3月に書いた「シャープの今後を勝手に占う」という記事のアクセスが急上昇しているのに驚いています。
やっぱり、皆さんの関心が相当高いようですね。

中国視点でみたシャープの経営問題については、独断と偏見を交えながら、近日中に記事化したいと考えていますので、少々お待ち下さい。

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【上海定番グルメ】銀平(日本料理)

2012-08-11 | グルメ

今日は週末なので、ビジネス関係の話はひと休み。
久しぶりにグルメ情報ということで。
今日取り上げるのは、虹橋にある「銀平」。



場所は、国際貿易中心近くの太陽広場の目の前。
ココ、駐在期間が長い日本人にはお馴染みのお店かと。
まだオープンして2年余りだと思いますが、もともと大連にあったお店なので、日本人の味覚をよく理解しています。
何でも、いまは大連のお店を閉めたのだとか。
それだけ上海のお店が順調に推移しているということかと。。。

店内に入ると、内装はまさに「和」そのもの。
2~4人用のテーブル席に加え、個室も完備している。
県人会などの大きな宴席での利用は難しそうだが、8名くらいまでの接待には最適な店だろう。
中国の方々を接待する場合にも、やはり日本料理は喜ばれるもの。
だって、フツーは中華料理がメインだし、どの日本料理店が美味しいかは日本人ほど分かりませんからね。これ、一種の道理かと。。。

筆者、このお店を訪れたのは久しぶり(たまたまですが・・・)。
今回は、ランチの一人利用。
店内が混んでいたこともあって、鉄板焼き用のカウンターに案内された。
ま、仕方ないですね。多勢に無勢ということで。。。


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お昼のメニューは、そこそこバラエティに富んでいます。
定食ものがメインですね(メニューを撮り忘れました)。
以前、海鮮丼(たしか60元くらい)をオーダーして、ちょっと微妙だったので、今回は定番のメニューで勝負。



サバ塩焼き定食です。
お値段は、43元(約550円)。
東京都心のランチと比べれば割安ですが、日本の地方都市とは遜色のない価格帯になってきましたね。
いやはや、物価高、身に染みて感じます。。。

もっとも、その内容はご覧のとおり、非常に充実しています。
中国の定食は、「これでもか!」というくらい、ボリューム満点。
ハッキリ言って、育ち盛りの青少年でもないんだから、もう少し量を少なくしてもらいたいが、これがコチラの相場なので仕方ないですね。

サバのほうを詳しくみると・・・



少し焼き過ぎですね。焦げ目がかなり付いているので。
でも、ここは他国、贅沢は禁物です。
魚自体の味は、さすがに悪くないです。
サバのような魚は、日本では味に差が出にくいと思うのですが、ココ上海では店によって結構差が出ます。
もっとも、コチラでの生活が長くなると、味覚も衰えているような・・・。


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で、このお店、お米のほうにも拘りがあって・・・



定食にもかかわらず、一人用のお釜で提供されます。
なかなか特徴的ですよね。
こういった直接的な演出、中国のお客さんは好みますので。

もっとも、ご飯のお味のほうは・・・というと、いま一つといった状況。
だって、日本の米と比べると、コチラのお米はかなりパサパサ。
要は、水分の吸収力が弱いんですね。
こういったお米を小さな釜で炊いても、日本人が拘るような旨みは引き出せない。
やっぱり、お米は大きな釜で一気に炊き上げるのが一番。
コレも、単純な道理かと。。。

かなりのボリュームに四苦八苦しながらも、何とか完食。
胃を落ち着かせるために、食後のコーヒーを注文。
一杯10元(約125円)也。
やっぱり日本の地方都市と同じ価格帯ですね。

ちなみに、夜の定番メニューのひとつが「鯛めし」。
鯛をお米と一緒に炊き上げるので、オーダーしてから50分もかかるという代物なので、食べたい人は最初のオーダーで注文することが肝要。

何だかんだ言っても、なかなかキチンとした日本料理を手ごろな価格で提供してくれるお店がない上海においては、貴重なお店のひとつ。
日本円で5,000円以上出せば、いくらでもそれなりのお店に入ることはできますけどね。
あるお寿司屋さんは、おまかせコースが800元(約10,000円)もします。
この種のお店、普段使いは出来ませんので。。。

以前も言及したとおり、1日に1~2店舗のペースで開業していると言われる「上海の日本料理店」。
この仁義なき戦いの末、勝ち残るお店はどこなのか?
また、日本料理が本当の意味で現地の中国消費者に受け入れられる日は来るのか?
ここに注目しながら、私自身も料理を楽しんでいきたい。

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【おすすめ上海グルメ】夜上海(新天地)

2012-06-10 | グルメ

ちょっと忙しかったので、ブログ更新が疎かになってしまいました。
今週から気を取り直して頑張ることに。

さて、本日は休日ということもあって、軽めの内容にしようかと。
久しぶりに「グルメ情報」です。
本日のお店は、新天地に店を構える「夜上海(イエシャンハイ)」。



上海料理を中心としたお店です。

店の入口は、新天地の外側にあるので、新天地内から店舗に入るには細い裏道のようなところを通ることに。





これも、なかなか雰囲気があってよろしいかと。。。


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店内の雰囲気は、オールド上海そのものといった感じ。







大切なお客さんの接待、恋人同士での食事など、使い道は色々とありそうです。

筆者、今回は偵察の意味も兼ねて一人での利用でしたので、1人用のランチを頼むことに。
私がオーダーしたのは、1人58元(約750円)のランチ。
単価だけみると、東京並みですね。
上海の街中では、10元ほどで利用できるローカル系のお店も多数あるが、やっぱり衛生面や味付けの問題もあって、いつも利用するにはちょっと限界があるのも事実。
また、頻繁に上海に来るお客さんの対応を考えると、定期的に新しいラインナップを富訳していく必要があるわけで。。。
ま、イヤじゃないからいいんですけどね。


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前置きが長くなりましたが、ココで当日のランチの内容をご紹介。



前菜盛り合わせ。いかにも一人用といった感じ。



続いて、小龍包(ショーロンポー)。コチラもオシャレな感じ。
メインの料理は・・・というと、



担担麺(タンタンメン)を選びました。
でも、コレって上海料理じゃないような。。。
ちょっと味付けが濃いかな。



最後にデザートで終了。これもガッツリ出てこなくて、よかったです。

全体的な感想としては、雰囲気は申し分なし、味はまずまずといったところ。
この「まずまず」というのは、飛び抜けて美味しいという感じではないというコト。
したがって、接待などでは十分使えると思いますね。

上海料理の店というと、どうしても「小南国」など定番の店になってしまいがち。
せっかく上海に住んでいるんだから、「めちゃめちゃ美味しい!」というお店を早く開拓したいもんです。

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上海 日本料理/新町にみる日本食ブーム

2012-04-21 | グルメ

上海ではいま、日本料理店の開店ラッシュが続いている。
一説によると、1日に1~2店舗のペースで新規開店しているとのコト。
コレ、中国の経済成長が続いていることもさることながら、少子高齢化で人口減少が進む日本では大きな成長が望みにくいという面も影響している。
それにしても、急激なペースですね。

ということで、今回はその代表例のひとつを紹介。



日本料理/新町です。
このお店、人気観光地の新天地にあります(外側)。
たぶん開店して1年ほどかと。
店内に入るのは、今回が初めて。
インテリアは、これでもか!というほど日本色と全面に打ち出しつつ。






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出てきた料理の一例はコチラ。





刺身などはフツーに美味しかったですね。
玉子料理はいただけませんでしたが。。。

ここでご一緒した方が日本酒(熱燗)をオーダーしたところ・・・
出てきたのは、フツーの冷酒。
おいおい・・・と思っていたら、熱湯の入った小さな桶が持ち込まれ、
徳利に冷酒を全部注いで、その桶の中に投入し、上からフキンをかぶせるという芸当。



なんだか目玉オヤジが風呂に入ってるようなイメージ。。。
徳利も派手すぎるし。。。
でも、こんなことで冷酒だったものがちゃんと熱燗に変身するから、まあ掟破りというか何と言うか。。。
ま、ある意味、思い切りが良すぎて笑えますが。


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2階にトイレがあるというので、用を足すために行ってみると・・・



なぜか、トイレの入口が銭湯のイメージに。
しかも、その壁にはご丁寧にも・・・



「修復中に付き入浴できません」との表示が。
シャレっ気がありますね。。。

以前、日本料理店に行くと、ほとんどが日本人だったが、いまでは8割近くが中国人という日も珍しくない。
両国、政治的には色々と難しい関係だが、生活面では意外に融合が進んでいますね。日本にも中華料理店、結構多いですから。

そんなことを反映してか、日本料理店を経営する中国人が増えているらしい。
この新町という店も、あまりにも日本色が強すぎるので、中国人経営のお店ではないか・・・と。

近い将来、日本で大流行の料理店が実は中国人経営だった・・・なんてコトも現実になるかもしれませんね。
何とかして頑張らねば。。。

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