CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その10 大津城跡

2017年11月13日 03時58分04秒 | 滋賀県情報
2017年10月10日から10月12日まで比叡山延暦寺と坂本を訪問しました。

本日はその第10回として2017年10月10日と10月11日早朝に訪問した大津城跡
を写真紹介します。

京阪浜大津駅から歩いて琵琶湖ホテルに帰る途中で偶然見つけました。


本シリーズの過去9回の記事一覧
 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その1 日吉東照宮

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その2 ケーブル坂本駅

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その3 求法寺走井元三大師堂

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その4 日吉大社

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その5 穴太衆積み石垣

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その6 慈眼堂(恵日院) 

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その7 滋賀院門跡

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その8 三井寺(園城寺)

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その9 琵琶湖第一疎水のトンネルと大津閘門


上の写真は大津城跡の石碑






上の3枚の写真は現地説明版

下記は説明版に一部加筆

「豊臣秀吉は天正12年(1584)坂本城を廃止、大津城を築いた。実際には坂本城4代目藩主
 浅野長吉(長政)が坂本城の遺構を使って大津城を築いた。
 これは秀吉の近江支配が安定したこと、京都や大坂が拠点となり物資の中継港としての
 大津港の重要性が増したためと思われる。
 しかし築城年代は明確でなく、京都の吉田神社の神官・吉田兼見の日記から、遅くとも
 天正14年(1586)頃には城の機能が移されていたと考えられる。
 初代藩主は浅野長吉(長政)、増田長盛、新庄直頼を経て、文禄4年(1595)京極高次が
 6万石にて大津城主に就任している。
 高次の妻は浅井三姉妹の次女「お初」で慶長5年(1600)の天下分け目の戦いでは東軍に
 ついたため西軍の大軍が押し寄せ、関ヶ原の戦い当日(9月15日)に開城した。
 高次は一命を助けられ、園城寺で剃髪し高野山に上って出家することとなった
 京極家はその後西軍をひきつけ関ヶ原の勝敗を左右したとして小浜城(若狭国)
 8万2千石に栄転している。
 大津城は関ヶ原合戦の翌年に解体、新たに膳所城が築かれている。
 なお大津城の天守は彦根城に移された。
 城が膳所に移された後の大津は、その後、東海道と北国街道の分岐点として商業都市と
 しての性格を強め、東海道五十三次の中では屈指の人口を有する町として繁栄する。」


 大津城の天守は今までの調査成果で望楼型の4重5階であったと考えられているそうです。

大津城は本丸を最北(琵琶湖側)に配置し、三重の堀を巡らせた水城であったとされ、
外堀と城下は京橋口,尾花川口,三井寺口、および浜町口の4ヶ所で繋がれていたが、
縄張り図などが残っていないため詳細は不明である。

その規模については、明治35年に書かれた「大津籠城」の中の大津城郭図、昭和4年に
発刊された「大津城攻防戦闘要図」、および昭和14年に郷土史家田中氏の作成された
「大津城考証図」などから、背後を琵琶湖として東は大津駅周辺、西は琵琶湖疎水、
南は京町通りまでが外堀であったと推定されている。

なお、昭和10年(1935)現大津市立図書館の建設工事の際、南北約50mにわたって
石垣が発見されている。
 


上の写真は大津城本丸のあった駐車場付近の遠景


所在地住所:大津市浜大津5-2-29(石碑の位置)他一帯
Goo地図を添付しておきます。



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神戸デュシャンでのランチ on 2017-11-10

2017年11月12日 04時54分56秒 | 神戸情報
2017年11月10日(金)、エッチング用の品を購入のために
販売店「ルナ」に寄りました。
その時立ち寄った神戸デュシャンでのランチを写真紹介します。
この店にはたまに寄ります。Tooth toothのグループのお店です。

神戸デュシャンの基本情報

住所:神戸市中央区八幡通4-1-27 D'グラフォート神戸三宮タワー1F
TEL:078-272-2720 料理ジャンル:洋食

 公式HP:http://www.kobe-duchamp.com/




上の2枚の写真は私が注文したデイリーランチA 1,000円(税別)




上の2枚の写真は奥様が注文したヘレカツランチ 1,650円(税別)

(感想)
 ヘレカツより鶏肉を使ったランチAの方が肉も柔らかく美味しかった

店の前に風変りなベンチを見つけましたので写真を添付しておきます。



過去の訪問記:

  神戸デュシャンでのランチ on 2017-1-13  

  神戸デュシャンでのランチ on 2016-7-19

  神戸デュシャンでのランチ on 2013-11-15

  神戸デュシャンでのランチ on 2012-6-15

  神戸デュシャンでのランチ on 2011-10-28

   神戸デュシャンでのランチ on 2011-9-9

  神戸デュシャンでのランチ on 2011-6-10

  
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比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その9 琵琶湖第一疎水のトンネルと大津閘門

2017年11月11日 05時18分03秒 | 滋賀県情報
2017年10月10日から10月12日まで比叡山延暦寺と坂本を訪問しました。

本日はその第9回として2017年10月10日に訪問した琵琶湖第一疎水の琵琶湖側の
トンネルと大津閘門を写真紹介します。

三井寺への訪問の帰りに京阪電車の三井寺駅に歩いて帰る途中で偶然見つけました。


本シリーズの過去8回の記事一覧
 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その1 日吉東照宮

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その2 ケーブル坂本駅

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その3 求法寺走井元三大師堂

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その4 日吉大社

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その5 穴太衆積み石垣

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その6 慈眼堂(恵日院) 

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その7 滋賀院門跡

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その8 三井寺(園城寺)




上の2枚の写真は琵琶湖第一疎水の第一トンネル入り口
トンネルの長さは2,436mだそうです。出口は山科になります。




上の2枚の写真は現地説明板

琵琶湖第一疎水第一トンネル入り口には「気象萬千」と書かれた扁額が設置されています。
意味は「様々に変わる風光はすばらしい」で伊藤博文による揮毫。

琵琶湖疎水事業は、明治維新による東京遷都のため沈みきった京都に活力を呼び戻すため
琵琶湖疏水の建設を第3代京都府知事北垣国道が発意した。建設は田辺朔郎工学博士を
工事担当者として、明治18年(1885)起工され、同23年(1990)に竣工した。
疎水の水は水力発電、舟運、飲用、灌漑、防火などに使用された。水力発電で得られた
電力により工業が発展し日本発の電気鉄道が走るなど京都に活気をもたらしました。
多くの恵をもたらした琵琶湖疎水は今も水道事業や発電などで利用されており京都市民
の生活を支える源になっています。

上述の扁額の上部には「SAKURO TANABE DR ENG ENG-NEER-CHIEF WORK
COMMENCED AUGUST 1885 COMPLETED APRIL 1890」と書かれているようです。


上の写真は琵琶湖疎水記念館の展示パネルにあった扁額の写真(撮影:2017-4-13)







上の3枚の写真は琵琶湖第一疎水 大津閘門(こうもん)

湖水の増減にかかわらず一定の水量を送ることができるように、疏水の水面を明治16年(1883)
に起きた琵琶湖大渇水の湖面水位よりも低く設定した設計となっています。
しかし、そのままでは必要以上の水が疏水に流れ込むため、水量調整を行う堰が必要となります。
ところが今度は堰を設置すると船が航行できなくなるため、これを解消するために
閘門(こうもん)が建設されました。
大津閘門は、明治20年(1887)に起工して明治22年(1889)に完成しました。

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ゆず庵 神戸小束山店でのランチ on 2017-11-8

2017年11月10日 04時42分30秒 | 神戸情報
2017年11月8日、ゆず庵 神戸小束山店で頂いたランチを写真紹介します。
2017年5月30日に洋服の青山の隣に出来たお店です。

ゆず庵 神戸小束山店の基本情報

住所:神戸市垂水区多聞町字小束山868-1358  TEL:078-784-7011
料理ジャンル:寿司、しゃぶしゃぶ、串焼き
営業時間:11:00~24:00(最終入店22:00) 定休日:?
経営:洋服の青山を展開する青山商事100%出資の株式会社glab(2011年7月6日 設立)が
   展開するチェーン店


公式サイト(株式会社glab):http://www.glob.co.jp/company_topmessage.php
メニュー表:http://www.shabu-yuzuan.jp/

当日いただいたのはゆず松花堂ランチ 1,280円(税別)です。






上の3枚の写真が秋の松花堂ランチです。
土瓶蒸しが入っているのが秋らしく美味しくいただきました。




上の2枚の写真はドリンクとデザートです。




上の2枚の写真はランチのメニュー表です。
平日の100分間、食べ放題の「しゃぶしゃぶ」は1,980円です。お寿司11貫付き

メニューの詳細は下記サイトで確認できます。
 http://www.shabu-yuzuan.jp/
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比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その8 三井寺(園城寺)

2017年11月09日 03時49分15秒 | 滋賀県情報
2017年10月10日から10月12日まで比叡山延暦寺と坂本を訪問しました。

本日はその第8回として2017年10月10日に訪問した三井寺(園城寺)を写真紹介します。

三井寺は、正式には「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山です
天智6年(667)大津京を造営した天智天皇は念持仏の弥勒菩薩像を本尊とする寺を
建立しようとしていたが、生前にはその志を果たせなかった。天皇の子の大友皇子
(弘文天皇)も壬申の乱のため、25歳の若さで没している。
大友皇子の子である大友与多王(よたのおおきみ)は父の菩提のため、天智天皇所持の
弥勒像を本尊とする寺の建立を発願した。壬申の乱で大友皇子と敵対していた天武天皇は
朱鳥元年(686)この寺の建立を許可し、「園城寺」の寺号を与えた。
境内に天智、天武、持統の三天皇の御産湯に用いられた霊泉があることから
「御井(みい)の寺」が後に三井寺となったそうです。
国宝や重要文化財が100点以上あり文化財の宝庫でもあります。
 

本シリーズの過去7回の記事一覧
 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その1 日吉東照宮

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その2 ケーブル坂本駅

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その3 求法寺走井元三大師堂

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その4 日吉大社

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その5 穴太衆積み石垣

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その6 慈眼堂(恵日院) 

 比叡山延暦寺と坂本 訪問記 on 2017-10-10~1017-10-12 その7 滋賀院門跡

三井寺(園城寺)の基本情報

住所:大津市園城寺町246  TEL:077-522-2238
宗派:天台寺門宗の総本山 山号:長等(ながら)山 御本尊:弥勒菩薩
拝観時間:8:00~17:00 拝観料:600円
創建:7世紀 大友氏 (古代)の氏寺として草創
開基:大友与多王 
中興:9世紀に唐から帰国した留学僧円珍(天台寺門宗宗祖=智証大師)によって再興

公式サイト:http://www.shiga-miidera.or.jp/index.htm


上の写真は風格ある表門(仁王門)重要文化財
宝暦4年(1452)の建立。慶長6年(1601)徳川家康により甲賀の常楽寺より移築。


上の写真は仁王門の現地説明板


上の写真は「園城寺」と書かれた石碑
揮毫は第162代 長史 俊明(長史 福家俊明 大僧正)




上の2枚の写真は三井寺の概要が書かれた現地説明板


上の写真は三井寺の見どころ景観の写真を掲載の看板


上の写真は三井寺の御朱印案内板と境内全体地図

釈迦堂
 

 

 
 上の写真は釈迦堂(重要文化財)と現地説明板

弁財天社




上の2枚の写真は弁財天社の現地説明板
天和3年(1683)の建立

金堂(本堂)







上の4枚の写真は金堂(国宝)と現地説明板
現在の建築は豊臣秀吉の正妻・北政所により慶長4年(1599)の建立

鐘楼(三井晩鐘)










上の5枚の写真は三井の晩鐘として有名な鐘楼(重要文化財)

鐘楼は慶長7年(1602)の再建。
宇治の平等院、京都高雄の神護寺と共に日本三銘鐘に列せられています。

閼伽井屋(三井の霊泉)


上の写真は閼伽井屋(三井の霊泉)の建屋(重要文化財)です。
建立は慶長5年(1600)、左甚五郎作の龍の彫刻が有名。
閼伽井屋は金堂西側奥に金堂と接して建っています
ここの内部に天智、天武、持統の三天皇が産湯に用いられたという泉が湧く。


上の写真は三井の霊泉
出典:NHKテレビの趣味悠々「はじめての 西国三十三所巡り」(2008年10月-11月放送)
   のテキストPage93


一切経蔵



上の2枚の写真は一切経蔵の建物(重要文化財)です。

唐院四脚門





上の3枚の写真は唐院四脚門(重要文化財)と現地説明版
唐院は園城寺の中で最も神聖な場所です。
唐院は智証大師円珍が天安二年(858)、入唐求法によって請来した経典や 法具を、
貞観十年(868)に内裏の仁寿殿を下賜されてそこに納め、 伝法潅頂の道場とした
ことに始まります。

石段の脇には歴代の探題によって奉納された石造灯篭

唐院潅頂堂と大師堂

上の写真は唐院潅頂堂(重要文化財)
大師堂の拝殿としての役割を備えています


上の写真は唐院潅頂堂の側面から大師堂(重要文化財)を撮ったものです。
大師堂には、二体の智証大師像(中尊大師・御骨大師)と黄不動尊立像の 三体が
安置されているそうです。

三重塔



上の2枚の写真は三重塔(重要文化財)と現地説明板

長日護摩堂



上の2枚の写真は長日護摩堂と現地説明板

村雲橋



上の2枚の写真は村雲橋と現地説明板

微妙寺







上の4枚の写真は微妙寺の建物と現地説明板

天台智者石像



上の2枚の写真は天台智者像と現地説明板
天台智者大師智顗(ちぎ)(539~597)は中国天台宗の確立者で、 わが国においても
天台宗の宗祖と仰がれ、描かれた画像も多くあります。
三井寺にも二幅の絵画が残っており重要文化財に指定されています。

ここまでで歩き疲れてしまったのでお休み処の「ながら茶房 本寿院」で休憩
下の写真がその様子です。葛餅セット(700円)とコーヒー(500円)を注文














当日は見れなかったのですが11月17日(金)から11月26日(日)の期間は
ライトアップ及び唐院諸堂及び三重塔内部の特別公開があります。
そのリーフレットを添付しておきます。(下の2枚の写真)




また、西国三十三所観音巡礼第14番の観音堂に行けなかったので、NHKテレビの趣味悠々
「はじめての 西国三十三所巡り」(2008年10月-11月放送)のテキストPage93
より引用紹介します。

上の写真は観音堂の周辺で2層大屋根の建物が本堂、六角屋根は手水舎、奥に並ぶのは
百体観音堂(左)と観月舞台(右)
観音堂の御本尊は如意輪観音(重要文化財)

御詠歌は「いで入るや波間の月を三井寺の 鐘の響きにあくる湖」


上の写真は札所の観音堂内部







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須磨住友別邸跡の正門門柱

2017年11月08日 05時39分39秒 | 神戸情報
「神戸開港150年記念 須磨歴史紀行 神戸開港と近代の須磨」と題して例年の如く
スタンプラリーが実施されています。

これに参加してスタンプラリーの指定場所を回っている時に「須磨住友別邸跡の正門門柱」
と題した説明板が新しく設置されているのに気づきました。

門柱とともに2017年11月6日に撮った写真を紹介します。


上の写真は須磨住友別邸跡の正門門柱です。

現在、須磨海浜公園になっている場所は明治36年(1903)頃には旧住友須磨別邸
であった。現在は門柱だけが残っています。

住友家の15代当主住友吉左衛門友純(号で春翠)が明治36年(1903)に別邸として
建てています。本邸は大阪鰻谷にありましたが、春翠はここを大変気に入り
一家揃って須磨に本拠を移すほどであった。
須磨別邸の建築は、住友グループ本店の本社臨時建築部が総指揮をとり
大阪府立中之島図書館などを手掛けた技師・野口孫市によって設計。
また、日高胖(1875年〜1952年)も関与し建設されています。

須磨別邸は皆松荘(かいしょうそう)と呼ばれていました。
建築までの経緯を記述しておきます。
明治26年(1893)1月  須磨の海辺の土地を購入
明治33年(1900)    須磨別邸洋館建設に着手
明治36年(1903)4月  須磨別邸洋館本館(西洋館)落成
大正4年(1915)8月   須磨別邸東邸新館の上棟式
大正5年(1916)6月   鰻谷邸の家屋を移築、上棟式

敷地15,000坪に家屋総計761坪の壮大な家屋が建ち並んでいたそうです。
社交の場としても利用され東京の「鹿鳴館」と同じような役目を担っていました。

平成20年(1945)6月5日の神戸大空襲で焼失。貴重な建物と美術品が灰となりました。

昭和26年(1951)に住友家から神戸市に寄贈され、公園が整備されました。




上の写真は新しく設置された「須磨住友別邸跡の正門門柱」の説明板


上の写真はスタンプラリーの問題




上の写真はシーパル須磨の門として利用されている門柱と説明板


上の写真は上述のシーパル須磨の入口に掲示された説明版の中の「住友別邸」の
当時の写真(東京都立中央図書館木子文庫より)

明治末から大正期にかけて須磨海岸には名門の九鬼邸、小曽根邸、鈴木ヨネ邸
辰馬邸、川崎邸、滝川邸、松方邸、藤田邸、川西邸、西尾邸など神戸を代表する
著名人の本宅または別荘が建ち並んでいました。

住友家の15代当主住友吉左衛門友純氏についてWikipediaの解説より補足
引用させていただきます。

第15代住友吉左衛門を襲名
明治26年4月、住友15世をつぎ、隆麿を改め、住友吉左衛門友純と称した。
のちに春翠と号した。明治26年4月28日相続の式をあげ、以来家業を継承して、
別子銅山の鉱業を経営し、神戸市に銅貿易をなし、また再製茶及び
樟脳製造業を行い、滋賀県坂田郡醒ヵ井村において生糸業を営む、
広瀬宰平が総理人としてあり、実際の経営に当たるが、友純は別子銅山を
巡視し、各社を視察し、庄司炭坑を買収した。

しかし、友純入籍の後、困難な事態が発生する。別子銅山で技師金矢某の
事件があり、明治19年金矢と支配人広瀬坦は罰せられ、山根製錬所の監督
大島供清も罰せられた。25年2月、別子支配人広瀬坦は辞し、
宰平の甥久保盛明がかわる。しかし大島供清は宰平を失脚させるため、
郷里尾道に帰り、5万円の借用を願う。忠隈炭坑の買収に宰平の非行ありとし、
供清は退身勧告をなし、宰平に拒絶され、ついに宰平の弾劾上申書を家長に
提出する。
伊庭貞剛は単身別子山に上り、人々を鎮めるべく支配人久保盛明にかわる。

さらに新居浜に煙害問題があり、宰平弾劾が重なる。
友純は大島供清を須磨別邸に引見した。
供清は宰平退身の上申書をもって友純の前に出たが友純の説論をうけている。
住友家にとり総理事あるいは最高幹部の人事は重大であり、まして宰平は
大黒柱的存在であった。
しかし友純は西園寺公望の力を借りて宰平の辞表を受け取り、同時に大島
をも罷免して、喧嘩両成敗の形をもって取り収める。
あとは、宰平の甥伊庭貞剛につがすということで、おそらく宰平を納得
させたものである。


大正14年(1925)住友本邸は住吉に移されました。
神戸新聞がこれについて記載されていますのでリンクしておきます。

 https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201611/0009652355.shtml

現在はマンションになっています。
 所在地などは下記サイトで確認できます。
 http://www.sumitomo-rd.co.jp/pdf/020220.pdf

住友家について詳細に調査するのには住友史料館(京都市)があります(下記サイト)
 http://www.shiryokan.jp/index.html
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焼肉 よりよい網干店でのランチ on 2017-11-5

2017年11月07日 05時57分16秒 | 神戸市以外の兵庫県
2017年11月5日にいただいた焼肉 よりよい網干店でのランチを写真紹介します。
当日は午前中はたつの市の室津散策、午後は山陽網干駅周辺を散策していました。

焼肉 よりよい 網干店の基本情報

住所:姫路市網干区新在家1370-20  TEL:079-272-0193
料理ジャンル:焼肉、韓国料理
営業時間:11:00~24:00   定休日:火曜日


Goo地図を添付しておきます。



上の写真は当日注文したBランチです。1,100円(税込)


上の写真は日曜日のランチメニュー


上の写真はカルビを焼いている鉄板
奥様がキムチや焼肉を食べない主義の人なので、日頃は食べる機会がありません。
何年振りかに食べた焼肉です。
当日は車でないので生中ビールもいただきました。


上の写真はお店の外観です。
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さんきゅう水産 西神中央店でのランチ on 2017-11-4

2017年11月07日 05時03分27秒 | 神戸情報
2017年11月4日に頂いたさんきゅう水産 西神中央店でのランチを写真紹介します。

さんきゅう水産 西神中央店の基本情報

住所:神戸市西区糀台5-2-3 プレンティ 専門店二番館 1F  TEL:078-991-5539
料理ジャンル:寿司
営業時間:11:00~22:00  定休日:なし 年中無休

公式ホームページ:http://sankyu.co/sankyu/TopPageInit.do?method=initialize


上の写真は当日いただいたサービスセット 790円(税込)

味にうるさい奥様も満足した様子でした。


上の写真はお昼のメニュー


上の写真はお店の外観
魚河岸寿司 板前にぎりの表示が目立っていました。


上の写真はプレンティの近くの街路樹の紅葉の様子です。

まだ、紅葉が充分でない写真だったので当日TVで見た青森県弘前公園の紅葉の
影像を添付しておきます。(下の写真)


日本の七十二候の第54候(11/2~11/6)「楓蔦(もみじつた)黄ばむ」、
第55候(11/7~11/11)は「山茶(つばき)始めて開く」で

秋から冬への移行期の季節感を感じる言葉です。
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港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その5(最終回) ポートターミナルでの鑑賞

2017年11月07日 04時45分00秒 | 神戸情報
神戸開港150年記念で開催された「港都KOBE芸術祭」は2017年9月16日~10月15日の
会期で実施されました。

私は2017年10月14日、アート鑑賞船乗船料(神戸シーバスファンタジー号)+
ポートライナー1日乗車券を1,300円で購入し1日かけて22作品を見て回りました。

今回は第5回(最終回)として「ポートターミナルでの鑑賞」と題して写真紹介します。

過去の記事を下に添付
 第1回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その1 ファンタジー号からの鑑賞

 第2回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その2 神戸大橋周辺での鑑賞

 第3回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その3 港都こうべ各所での鑑賞

 第4回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その4 神戸空港での鑑賞 

「港都KOBE芸術祭」に関する公式サイトへのリンクを下記に添付
  Web:http://www.kobe-artfes.jp/

  FB:https://www.facebook.com/KobeArtFes/


⑭ 川村 麻純(ますみ)
  昨日は歴史(映像インスタレーション)


 撮影不許可の為、写真はありません。

⑮ 林 勇気
  time_tower




上の2枚の写真は林 勇気の作品「time_tower」と説明図

⑯ 藤本 由紀夫
  rendez-vous





上の写真は藤本 由紀夫の作品「rendez-vous」と説明板

⑰ 崔 栽榮(Choi jae-young)
  Iris Blue-0807







上の3枚の写真は崔 栽榮の作品「Iris Blue-0807」と説明板

⑱ 張 錳(Zhang meng)
  独流碱河





上の写真は張 錳の作品「独流碱河」と説明板

⑲ 于 向溟(Yu xiang ming)
  移動的辺界





上の2枚の写真は于 向溟の作品「移動的辺界」と説明板
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港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その4 神戸空港での鑑賞

2017年11月06日 03時48分52秒 | 神戸情報
神戸開港150年記念で開催された「港都KOBE芸術祭」は2017年9月16日~10月15日の
会期で実施されました。

私は2017年10月14日、アート鑑賞船乗船料(神戸シーバスファンタジー号)+
ポートライナー1日乗車券を1,300円で購入し1日かけて22作品を見て回りました。

今回は第4回として「神戸空港での鑑賞」と題して写真紹介します。

過去の記事を下に添付
 第1回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その1 ファンタジー号からの鑑賞

 第2回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その2 神戸大橋周辺での鑑賞

 第3回 港都KOBE芸術祭 on 2017-10-14 その3 港都こうべ各所での鑑賞

「港都KOBE芸術祭」に関する公式サイトへのリンクを下記に添付
  Web:http://www.kobe-artfes.jp/

  FB:https://www.facebook.com/KobeArtFes/

20 林勇気 Atom






上の3枚の写真は林勇気の作品「Atom」と説明板


21 西村正徳
  O2ひまわり/Thank-You Presents to Oxygen







上の3枚の写真は西村正徳の作品「O2ひまわり」と説明板

22 小曽根 環(おぞね たまき)
  yuragi







上の3枚の写真は小曽根環の作品「yuragi」と説明板


せっかくなので神戸空港に関する写真を添付しておきます。



上の2枚の写真は神戸空港に駐機中のスカイマークの飛行機と神戸空港からの航路図


上の写真は神戸空港から観た神戸の市街地


上の写真は当日ロビーで開催されていたJazz ライブ風景

出演者はボーカルの和田 神奈子さん、ピアノの高橋 俊男さん、バスの三原 脩さん
ドラムの平田 正さんの皆様です。
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