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赤穂市 有年原・田中遺跡公園 見学記 on 2019-3-6

2019年04月16日 04時39分17秒 | 神戸市以外の兵庫県
2019年3月6日、赤穂市の有年原・田中遺跡公園を見学してきましたので写真紹介します。

有年原・田中遺跡公園の基本情報

住所:赤穂市有年原1090番地  TEL:0791-49-3722
兵庫県指定文化財  開園時間:10:00~16:00  休園:火曜日
パンフレット:http://www.ako-hyg.ed.jp/bunkazai/books/tanakapanf.pdf
問い合わせ先:赤穂市教育委員会事務局 生涯学習課文化財係(☎0791-43-6962)


Goo地図を添付しておきます。


有年原・田中遺跡公園は、昭和63年度に実施されたほ場整備事業に伴う発掘調査で発見された
弥生時代後期(約1800年前)の大型墳丘墓や木棺墓群などを復元整備した遺跡公園です。
有年原田中遺跡は考古学上、重要な遺跡として全国的にも知られた遺跡です。
遺跡の範囲は広く赤穂市立原小学校の構内でも発掘調査が行われています。
有年地区では最も古い弥生時代中期の集落跡が確認されています。
弥生時代から中世までの遺物が確認された複合遺跡です。


上の写真は手前が1号墳丘墓で奥に2号墳丘墓


上の写真は1号墳丘墓
1号墳丘墓には突出部や陸橋部があるのが特長です。
突出部は祭祀が行われていた場所で前方後円墳の方形へと発達していったと
考えられています。
1号墳丘墓の平面図と説明文を上記のPDFファイルより添付しました。



上の写真は2号墳丘墓




上の2枚の写真は1号墳丘墓と2号墳丘墓の現地説明板




上の写真は有年原・田中遺跡公園の配置図
上記のPDFファイルより引用加工


上の写真は有年原・田中遺跡公園と周辺の地図です。

装飾器台・装飾壺から埴輪へ

畿内の前方後円墳などに供えられた円筒埴輪は、特殊器台・特殊壺が発達したもので
あるとされ、吉備が起源であると考えられています。
その吉備と同時期もしくはそれよりも早い時期に装飾器台・装飾壺を用いた葬送儀礼の
祭祀を行っていた播磨地方は大和政権にとって極めて重要な地域だったと言えます。
上記の変遷について現地のパンフレットに簡潔に纏められていますので添付しました。



上の写真は2号墳丘墓の上の復元された装飾器台・装飾壺の展示






上の3枚の写真は1号墳丘墓の上の復元された装飾器台・装飾壺の展示と現地説明板

祭祀土坑



上の2枚の写真は祭祀土坑と現地説明板

木棺墓群





上の3枚の写真は木棺墓群と現地説明板

高空写真

上の写真は現地に掲示されていた有年原・田中遺跡公園周辺の高空写真


現地説明板(全般)









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