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川崎重工業と三井造船、経営統合交渉で協議入り 一部に慎重論も

2013年04月23日 05時58分27秒 | Weblog
川崎重工業と三井造船、経営統合交渉で協議入り 一部に慎重論も(産経新聞) - goo ニュース

2013-4-22の日経新聞1面トップ記事で標題の内容が掲載された。

 造船・重機大手の川崎重工業と三井造船が経営統合交渉に向けた協議を行っていることが22日、わかった。統合が実現すれば、売上高は単純合算で1兆8千億円を上回り、業界最大手で約3兆円の三菱重工業に次ぐ規模になる。新興国勢の台頭などで競争が激しくなっている造船部門などを強化し、規模拡大で国際競争力を高める。

 川崎重工業は、鉄道車両や航空機、プラント、二輪など幅広い分野に強みを持つ。造船事業については、LNG(液化天然ガス)運搬船建造などの技術力に加え、中国に造船所を構えるなどコスト競争力もある。

 一方、三井造船は油田やガス田の洋上開発などを得意とするが、造船事業が売上高に占める割合が高く、受注環境の悪化で業績が低迷している。

 川崎重工業と三井造船は統合により、生産設備の集約などを通じて造船事業をテコ入れすると共に、エネルギーなどの成長分野でも事業を強化する狙いがあるとみられる。

 両社は今後、統合方式などについて、協議を進める見通しだが、一部には慎重論もあり、最終的に合意に至るかどうかは不透明な部分もある。

 川崎重工業は22日午前、経営統合をめぐる一部報道について「そのような事実はない」と発表。三井造船も「当社として発表したものではない」とするコメントを発表した。
 国内造船メーカーは、中韓メーカーの攻勢や市場の飽和で受注が落ち込み、採算が悪化。JFEホールディングスとIHIが傘下の造船子会社を合併し、「ジャパン マリンユナイテッド」を発足させるなど、生き残りに向けた再編が進んでいる。


上の写真はNHKがニュース神戸発で18:16頃に放映の画像で川崎重工業坂出工場です。


上の写真も同じくNHKの報道で三井造船玉野事業所です。


上の写真も同じくNHKの報道で川崎重工業と三井造船の本社が入っているビルです。

日経新聞の1面記事では日本の造船・重機大手6社の売上が掲載されています。

 1位 三菱重工業 3兆円(2013年3月期見通し)
 2位 川崎重工業 1兆3000億円
 3位 IHI     1兆2500億円
 4位 住友重機械工業 6000億円
 5位 三井造船    5770億円
 6位 日立造船    3200億円


上の表は2013-4-22日経新聞の9面で現在の造船業界各社の再編状況と
建造量を示したものです。
2012年の世界の建造量は9527万総トンで中国が41%、韓国が33%で日本は
18%のシェアにまで落ち込んでいる。
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