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神戸駅貴賓室 on 2016-7-1

2016年07月14日 05時42分15秒 | 神戸情報
2016年7月1日(金)、兵庫県立美術館のエッチング教室の帰りに奥様と
待ち合わせ神戸駅から近くのファミリアホールの見学会に行ってきました。

本日のブログのテーマは上記の見学会ではなく表題の「神戸駅貴賓室」です。
かねてから写真を撮っておきたい場所でした。

神戸駅貴賓室は神戸駅構内のがんこ寿司に入ると見れます。

早速、写真紹介します。


上の写真は貴賓室の正面。



上の2枚の写真は正面から右手の暖炉


上の写真は正面から左手


上の写真は説明板。

下記の内容が書かれています。
三代目神戸駅 貴賓室(玉座)
昭和9年12月5日に完成した三代目神戸駅は、
鉄筋コンクリート造りで多くの箇所をタイル貼りとした、
頑強な中にも建築美を兼ね備えた当時としては
他に比肩のない駅でした。その貴賓室として
最近まで天皇陛下行幸の際などに使用されてきました。

 昭和22年6月11日 天皇陛下兵庫県行幸
 昭和29年4月5日 天皇・皇后両陛下神戸行幸啓、
         御召列車運転
  昭和43年8月10日 皇太子・同妃両殿下神戸駅御乗車


現在の神戸駅は3代目で、昭和9年(1934)に完成
  神戸駅は未完成のまま昭和5年(1930)7月1日から開業

もともとここには日本初の構内食堂である「みかど」が
ありました。明治34年(1901)~平成15年(2003)11月29日
日本の列車事業食堂は明治34年(1901)の神戸の自由亭ホテルが最初で、
その後、「ミカドホテル」に引き継がれました。
メニューは列車食堂と同じ洋食で、ハイカラ好みの神戸っ子に
大人気だったとか。

かってのミカドホテルは神戸駅の近くにありました。鈴木商店が買い取り、
本社として使用されていました。

上の写真のみかどホテル右隣(白い建物)は現在のファミリアホール
(旧三菱銀行)


上の写真はWikipedia 鈴木商店の中からコピーしたものです。
原典 historical postcards 
1897年開業のミカドホテル(後の鈴木商店本社ビル)の新館で、
1906年竣工、1918年焼失。 設計は河合浩蔵
大正7年(1918)米騒動で焼き打ちに遭う前のミカドホテル時代のものです。
大正9年(1920)まで鈴木商店の本社として使用されていたそうです。

大正4年(1915)12月20日の新聞報道で下記のように書かれています
 出典:百年新聞 http://100nenmae-shimbun.jp/news/19151220.html

神戸のミカドホテルは、紳士、外国人の宿泊所として有名ですが、
このたび鈴木商店に売却することになりました。
先代の後藤勝造氏は、防腐剤、回漕店、列車食堂、日本活動写真会社などに
事業を拡げていましたが、このうち活動写真会社に投資したお金が負債に
負債を重ね、資金上の問題を抱えることになってしまいました。

今年勝造氏が死去し、養子の鉄次郎氏が事業の再建に努めています。



当日、私はランチ寿司(上の写真) 842円(税込)


奥様は天蕎麦とネギトロ寿司のセット(上の写真) 1,058円(税込)

関連ブログ:
 神戸駅及び周辺地域の変遷

  明治10年(1877)の神戸と京都間の時刻表と運賃
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