CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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四階楼---上関町室津

2006年03月18日 10時45分17秒 | 旅行記
四階楼について上関町のパンフレットを中心に引用。
1879年(明治12年)に維新の志士 小方謙九朗が建てた四階楼は
当初は住宅兼店舗、汽船宿として利用されました。その後、
所有者がかわり平成3年まで「四海荘」という名前で旅館として
使用されていました。四階建ての擬洋風木造建築は全国的にも
珍しくまた港町として栄えた上関町の歴史をしのばせる文化財
としても貴重です。平成5年には、山口県の有形文化財にも指定されました。
小方謙九郎は、天保5年(1834)に生まれ、幕末には高杉晋作結成の
奇兵隊に所属し、文久3年(1863)・元冶元年(1864)馬関攘夷戦に
参戦して活躍し、第2騎兵隊の創設にあたっては参謀となり四境戦争
では大島口の戦いで活躍。維新後は室津(上関町)へ帰って、
廻船問屋や汽船宿を営んだ。
また、彼は日本に初めてスキーを導入し、飛行機の普及にも積極的
であった長岡外史の父として知られている。 大正2年(1913)没。 
建設当時「最先端なるモダンな建築物」であった四階楼は、
その奇抜な和洋折衷様式のデザインから、文明開化の地方への普及が
覗えこうした高層建築が当時広島や大阪などにも建てられたという
記録が残っているが、現存しているのは四階楼のみである。
以前に訪問した時の記事はこちら
今回(2006-3-5訪問)の写真はこちら

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