CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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新型コロナ最近の感染状況と第7波(オミクロン)の特徴と治療薬

2022年08月22日 04時01分28秒 | 有用な情報

お盆の影響で、連日過去最多の感染者数が更新されているとの報道がなされています。

昨日は岸田首相もコロナにかかったとのニュースも流れていました。

感染の爆発状態の新たな局面に来ているような気がします。

本ブログでは最近の感染状況、第7波(オミクロン)の特徴と治療薬について調べて

みましたので紹介します。

新型コロナウイルス感染状況

最近の全国・新型コロナウイルス感染者数のデータを添付します。順位は8月22日現在

夏休みが終わり新学期が始まるとまた感染者数が増加するとの懸念があります。

 出典:NHK総合テレビ 19時からのNews7

 1位 2022年8月19日 261,029人

 2位 2022年8月18日 255,534人

 

 3位 2022年8月20日 253,265人

 4位 2022年8月10日 250,403人

 

 

 新規感染者数が4週連続世界一(下の写真)

上の写真は各国の新規感染者数推移 出典:8/14 4ch MBS毎日放送サンデーモーニング

累計感染者数でも世界10位になったそうです。

長期の動きを理解する為、7月20日(水)のNHK総合テレビ19:30からの

クローズアップ現代で解説されていたグラフを紹介します。(下の写真)

第3波 2021年1月8日で全国感染者数7,957人 2月3日の死者数120人

上の写真は全国の新型コロナウィルス感染者数推移 第1波から第3波

  出所:10chスッキリ2021年1月5日 Am8:57

第2波 2020年8月7日で全国感染者数1,605人 8月28日の死者数20人

第1波 2020年4月11日で全国感染者数720人 4月27日の死者数29人

 

第7波(オミクロン)の特徴

 1)致死率はデルタより少ないものの死者の絶対数は増加

上の写真は致死率のデータ 

 出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 上の写真は死者数の推移 出典:NHK総合テレビ 8月9日 News7

 最近の死者数のデータをみると300人のレベルになりつつあります。

 2)重症者数は減少、軽・中等症が多くなっている

下の写真は感染者数と重症者数推移

出典:7月24日 NHK総合テレビ「日曜討論」

最近の重症者数は600人台になっています。

 3)若い人の感染者が多い

上の写真は東京都における年代別の新規感染者数 2022年7/5~7/11

出典:2022年7月20日放送HHKテレビ「クローズアップ現代」

 

上の写真は子供が感染した場合に気を付けるべき点の解説

出典:上述7月20日放送HHKテレビ「クローズアップ現代」

 4)感染拡大の要因はオミクロン株BA.5

上の写真は感染者数拡大の大きな要因とされる「BA.5」の性質を整理したパネル

出典:2022年7月20日放送HHKテレビ「クローズアップ現代」

 5)重症者は50代以上の年配者が多い

 上の写真は年代別重症者数  出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 

治療薬

現在、日本で承認されている新型コロナ治療薬としては下記の2つがあります。

 1)商品名 ラゲブリオ(メルク社)    2021年12月24日 特例承認

 2)商品名 パキロピッド(ファイザー社) 2022年2月10日 特例承認

 

出典:2022年7月24日 NHK総合テレビ「日曜討論」

 

アメリカの製薬大手メルクが開発した「ラゲブリオ」の一般名は「モルヌピラビル」。

現在、投与の対象となるのは、18歳以上の軽症から中等症1の患者のうち、高齢者や、

糖尿病など基礎疾患を持つ重症化リスクがある人で発症から5日以内に1日2回、5日間服用

政府が分配している新型コロナウイルスの飲み薬「ラゲブリオ」について製造会社、

メルク社の日本法人は薬の生産体制が整ったとして、一般の医薬品と同様に卸会社を

通じた流通を始めると発表しました。2022-8-18NHK総合テレビなどで報道

 

米国ファイザー社が開発した「パキロビッド」の一般名は「ニルマトレルビル・リトナビル」

新型コロナ向けに開発した抗ウイルス薬の「ニルマトレルビル」と、エイズの治療に使う

既存の薬で抗ウイルス薬の効果を増強させる役割を担う「リトナビル」を組み合わせた薬です

投与の対象は、12歳以上の重症化のリスクが高い軽症から中等症1の患者で、

1日2回、5日間服用するとしています。

パキロビッドは、効果が入院・死亡リスク88%減と高いが、一緒に飲むことが禁じられている

薬がおよそ40種類あることや、腎臓の機能が低下している患者に対しても用量の調整が必要で

あることなどから、使用するケースが比較的少ない状態が続いています。

飲み薬ではなく通常の治療薬については次の4つがあります。 

 1)抗ウイルス薬「レムデシビル」

 2)抗炎症薬「デキサメタゾン」(ステロイド薬)

 3)リウマチ薬「バリシチニブ」(ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬)

 4)抗体カクテル療法「ロナプリーブ」中外製薬

ロナプリーブについては下記ブログで詳しく書いています。

 コロナ治療薬、中外製薬の抗体カクテル療法「ロナプリーブ」 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)

 

最後に8月2日、日本感染症学会他4学会が限りある医療資源を有効活用するための

医療機関受診及び救急車利用に関する声明について内容を整理して記載します。

4学会の声明(2022年8月2日)

 1)声明を出した理由

上の写真は声明を出した理由で次の3点を挙げています。

 出典:2022-8-3 6chモーニングショー

  ・感染の拡大で救急外来・発熱外来が逼迫

  ・救急車利用の拡大で救急要請に対応できない事案が発生

  ・医療関係者にも感染が拡大 一般診療にも影響が出始めている

 2)ポイント1

上の2枚の写真は声明のポイント1  出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 3)ポイント2

上の写真は声明のポイント2  出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 4)ポイント3

上の写真は声明のポイント3  出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 5)ポイント4

上の写真は声明のポイント4  出典:2022-8-3 6chモーニングショー

各種相談窓口(行政などが設置している発熱相談窓口や#7119などの救急安心センター・

救急相談センター、#8000)などの活用

 6)発症から受診までの流れ

上の写真は発症から受診までの流れ 出典:2022-8-3 6chモーニングショー

 

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