ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

【NEW いのちの授業】

2017年06月29日 | 命の授業
うみちゃん、スミレハナミズキさん、コメントありがとうございます。

苦しみの先には「あかり」、苦悩を乗り越えた時「強み」になる。

それを子どもたちに伝えたくて、12年続けてきた私のライフワーク「ひまわり先生の命の授業」に工夫を加えました。

一部、抜粋します。

最近、ある小学校の6年生 37人に お話しした時の冒頭部分です。

子どもたちの懸命に聴く 輝くまなざしが忘れられません。

【NEW ひまわり先生のいのちの授業】

今日はね。内緒の話をするから、前のほうに詰めて座って。みんな前に寄ってきて。

(子どもたちは、教室の前の方に集まって、床に車座になる。私は、子どもたちの中心の床に座る)

私は子どもが大好きです。

そして、みんなが大好きです。

私も担任の先生も今は大人だけど、子どもの時がありました。

それで、子どもの頃に私が聴きたかった話をしにきました。

私が子どもの時は、自分がくよくよしたり、泣きたい気持ちになっても話す人がいませんでした。

ちっちゃい頃、聞いてもらう人がいたらよかったなーって思ってました。

それで、今日、お話に来ました。

私たちは、生きていれば嫌なことがあります。

友だちから馬鹿にされたり、お父さんお母さんから怒られてばっかりだったら、誰でも辛くなります。

辛い気持ちが溜まっていくと、辛い気持ちが心にいっぱいになってだんだん苦しくなります。

・お母さんから嫌なことを言われた。

・お父さんにも話を聞いてもらえない。

・友だちから嫌なこと言われた。

・先生からも怒られた。

こんなことばかり続くと眠れなくなるかもしれない。

自分なんかダメだと思うかもしれない。

自分にはいいとこがないと思ってしまうかもしれない。

そんな時に、学校で、仲間外れになってしまった。

先生や友だちからも、誰からも認められないなんて言うことがあるとこんなふ心の中の辛い気持ちが溢れてきます。

これが涙になって出てくるかもしれないし、
ぐっと我慢したらどこかに出ます。

やる気がなくなってしまうかもしれないし、

なんでか友達に意地悪してしまったり、

弟や男と妹をいじめてしまって

なんで私こんなに意地悪なんだろうって、

こんなことしたくないのに意地悪してしまうかもしれない。

それは、みんな心の悲鳴です。

ちょっとでも辛い気持ちを吐き出した方が楽になっていく。

その吐き出すためのお話をいっぱい聞く仕事をカウンセラーと言います。

私はそんな仕事をしています。

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