ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

心理的反発(心理的リアクタンス)

2019年03月19日 | こころの子育て

「学校行かんかったら、ニートになるよ」

 

お母さんが、つい言ってしまった言葉は、不安が大きくなっているからでしょう。

 

言ってしまう気持ちも分かりますが、

実は、この言葉は、子どもへの脅しになってしまっています。

人は、生まれつき、自分の行動を自分で決めたいという欲求があります。

 

しかし、それをお母さんやお父さんから強制されたり、

脅されると子どもの側は、「自由への脅威」を感じ

自由を回復しようという動機が生じるのです。

つまり、無意識のうちにそれに、抵抗したくなるというわけです。

この動機のことを

「心理的反発(心理的リアクタンス)」と言います。

 

「勉強しなさい。」

「お風呂に入りなさい」

「歯磨きしなさい」

「早く寝なさい」

 

子どもは、言われれば、言われるほど、したくなくなるというわけです。

 

・言われたことをしない

・引き延ばす

・忘れる

・ミスする

などは、受動攻撃、つまり受け身の攻撃なのです。

 

子どもの受動攻撃が多いということは、

親からの指示、脅しが多くなってしまってるのかも!?

受動攻撃が多い子どもさんには、楽しく触れ合ってみると、案外上手くいくかも?!

 

「おかえりんご」

「ただいまんご」

 

みたいに…。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 講演アンケート | トップ | 楽しむこと、幸せを感じるこ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2019-03-25 14:51:49
毎日言ってます
なんでこんなに逐一言ってしまうのか

子供が歯磨きしないと私はどぉなるのか
子供が早く寝ないと私は何で嫌なのか
子供がリビングに服を散らかしっぱなしだと私はなんでイライラするのか

私がダメな子育てをした結果を見せつけられてるようで「私が怒られるけんちゃんとして」と思います

私の親も私が何かすると「そんな事したらお母さんが恥ずかしい思いするとよ」と言われていました。
子供がちゃんとしてないとその親が笑われるとずっと思ってました。
こんな気持ちをなんとか抜け出したい
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。