ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

オサカナスキヤネ

2012年11月18日 | よもやまばなし
博多駅です。
今日は、朝から九州女子大学です。



糖質ダイエットで、結婚披露宴のドレスは、何とか入ったものの、
ご飯や麺類、ハンバーガーなどのファストフードを減らし、
野菜や豆腐類を沢山摂るには、
食事を簡単に済ませるのが難しいし、
コストもかかる。
それに、よく噛まなきゃいけなくなることも分かった。

ただのダイエットより、
やはり健康には、血液サラサラが、大事。

血液サラサラとは、
血中の白血球(リンパ球、単球、顆粒球)や
赤血球や血小板 がスムーズに流れている状態をいう。

ストレスや喫煙、過労、睡眠不足が続くと、
白血球は粘着性を高めてベタベタ状態になる。

また、糖尿病になると、血糖が赤血球の膜に作用することで変形しにくくなり、
赤血球がネバネバ状態になる。

さらに、アルコールや糖分の摂り過ぎで血小板の凝集能と粘着能が高まり、血小板がザラザラ状態になる。


血液がドロドロ状態になり、血液の流動性が良くない状態になると、
肩凝りや冷え性、疲労感が残るなどの症状が現われる。

ドロドロ血液は検査値に現われない未病を発見する一つの指標になる。

血液をサラサラにして流動性を高めるには、
喫煙、ストレス、運動不足、アルコールや糖分の摂り過ぎ をやめること。

そのためには、ストレスや不眠、やけ食い、やけ飲み、アルコール依存症の改善にも、カウンセリングが大切。
また、運動や何を食べるかも大切。

こうしたことが、白血球の粘着性を抑え、赤血球の流動性を高め、血小板の凝集を抑える。

血液の性状を良くするための食事のことを
「オサカナスキヤネ」と言われる。


「オサカナスキヤネ」は、食材の頭文字をとったもの。

*「オ」はお茶。
緑茶などに含まれる抗酸化物質のカテキン成分が、

血液の状態を 良くする。
もしくは、「オ」をオリーブオイルという人もいる。

*「サ」は魚。
サバやイワシなどの青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エイコサペンタエン酸)といった成分が血小板の凝集を抑える。

*「カ」は海藻。
昆布やワカメなどに含まれる「ぬめり成分」のアルギン酸は、
血糖値の上昇を抑え、コレステロールを低下させる。

*「ナ」は納豆。
納豆に含まれる酵素の「ナットウキナー」ゼは、
血栓を溶かす作用がある。

*「ス」は酢。
酢に含まれる「酢酸」や「クエン酸」が
赤血球の膜を柔軟にし、変形能を高める。

*「キ」はキノコ類。
キノコに含まれる「β-グルカン」は、
血糖値やコレステロール値の低下に役立つ。

*「ヤ」は野菜。
野菜には「食物繊維」や「ビタミンC」が多く含まれ、
こうした抗酸化物質が活性酸素を抑制し、 血液の正常を良くする。

*「ネ」は玉ねぎやにんにくなどのネギ類。
ツンとする臭い成分の「アリシン」は 、
血小板の凝集を抑えて血栓の生成を防止する。

やっぱり、伝統的な和食は、身体に良いんだな~!



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