ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ノミの実験

2012年01月27日 | メッセージ
ノミの実験について聞いたことがありますか?
グループワークショップで話したら、皆さん案外ご存じないので書いてみます。

体長2ミリくらいしかないノミ、
2メートルもジャンプできる能力があるそうです。
そのぴょんぴょん飛ぶノミを集めてビーカーにいれ、上にガラスの蓋をします。
もちろん、ノミはジャンプして逃げようとします。
が、ガラスの蓋の見えない天井があり、ノミは激突してしまいます。
何度も何度もこれを繰り返すうち、
ノミはビーカーの高さまでしかジャンプしなくなります。
ノミの心の中に「心の壁」ができあがったわけです。
しばらくして蓋を外しても、
もうノミはビーカーの高さ以上にはジャンプしないそうです。
飛ぶ能力はあるのに、
もう諦めてしまって
ノミは、能力の限界を決めてしまっているわけです。

これを人間になぞらえると、
ガラスの蓋は、まるで、子どもの頃に

『どうして、あなたは、出来ないの』
となじったり、
『どうせ、あなたには無理』
と決めつけたり
優秀な人と比べたりした親や先生に当たります。

カウンセリングは、
この見えない心の蓋「心の壁」を外す作業です。
この見えない心の私たちカウンセラーは、
この意識していなかった蓋「心の壁」を意識化し、
クライアントさんが、
蓋を外す、壁をぶち破るお手伝いをしています。
クライアントさんが、自分でぶち破った時
2メートル飛べるようになる、
つまり自分の能力を発揮出来るようになる
そんな感じです。

『やればできる』

子どもにも自分にも大切な言葉です!
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