ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ほどよい母親(good enough mother)

2016年11月30日 | こころの子育て
アメリカのYさん、フランスのTさんに続いて
コメントありがとうございます(^-^)/

遠くてもこうやって繋がっているのかと思うと、Blog更新のエネルギーになります。

忙しいと思うけど たまには コメントくださいね。

スペシャル ニーズって、日本人の私には 新しい心地いい響き!

手のかかる子どもでなく、スペシャルニーズの子ども…

親がスペシャルに 選ばれた感じ。

人は、誰もでも ニーズ(欲求)を持って生まれ
一生ニーズ(欲求)を持ち続けます。

ご飯食べたい、寝たい、甘えたい、そして 愛されたいと。

子ども時代に どの程度、どの様に
それらの欲求が 満たされたかが
その人の人格形成に大きく影響します。

イギリスの小児科医、ウィニコットが提唱した
「ほどよい母親(good enough mother)」が大切。


ほどほどが大事だということ。

抱っこを求めてきたら、応じる。

笑顔で近づいてきたら、必ず笑顔で返す。歓迎する。

辛い時は安らぎを与える。

怖がったら、守る。

助けてと求めたら、助ける、励ます。

でも、自分でやれる時、やりたい時は、無駄な介入はしないで、あたたかく見守る。

失敗させてあげる。


子育ては、独身の頃に何とかごまかしてきた
親自身の子どもの頃の満たされなかった欲求と
その時に感じた不快感情を感じてしまうので、
自分に向き合わざるを得なくなる時期。

だから、親も成長する。

逆に、自分の問題を見ないようにして子どものせいにしてしまえば
親に成長はないし、子どもは苦しむ。

完璧な親はいないんだから
まあ、気合を入れ過ぎずに
ぼちぼち 楽しんでね。

以下、Wikiより
***
ほどよい母親(good enough mother)とは、

適度の心身の世話によって、
快適な環境と、対象としての恒常性を与える母親およびその機能を指す。

これは普通の良い母親のことであり、
ほどよい母親になれない例として、

強迫的に自己に没頭して幼児に関心を向けられない母親、

また幼児に過度に没頭しすぎて同一化し、そのあと急に撤退する母親などが挙げられる。

絶対依存の段階で母親が乳児の欲求を満たすことで、乳児は万能感をもつ。

そこから母親が幼児へ少しずつ不適応を重ねていくことは、幼児に環境を提示することとなり、そうして幼児は万能感を脱却し、現実を認識できるようになっていく。

明らかに完璧とはいえないお母さんの子が、まずまず正常に育っていくことができるのは、
そこには十分な「ほどほどによい子育て」があるからである。

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