ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもの頃の安全基地

2017年02月04日 | よもやまばなし
箱庭療法を体験して


自分でテーマを決めて箱庭を作ることにしました。

私のテーマは、「ふるさと」です。

なぜ、そのテーマを思いついたかというと、大好きだった父が他界し、まもなく5年が経過します。

そろそろ父との「別れの悲しみ」を感じようかなという覚悟をしていたからです。

私は、まず、くねくねした細い川を作りました。

左奥に山を作りました。

山に 紅葉する木を植えていたら、山頂に向かう道を作りたくなりました。

すると、小さい頃、父と山に登った時のことを思い出し、

指で砂を下から上へとなぞりながら道を作っていると、

父と一緒に山を登っているイメージが浮かび、涙が込み上げて来ました。

その暖かい気持ちのまま

右側に田や木、家、花、生まれ育った家、大好きな家族や私を見守ってくれた、親戚のおばさんや近所のおばさん、担任の先生、猫も配置して楽しい気分になりました。

特に、人と人が向き合っている所にこだわって作りました。

外灯に照らされ守られているこの町全体が私にとって安全基地です。
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